サガン。
珍しい自衛隊が舞台のお話です。
BGMとかもそれっぽい飛行音とかいろいろ入ってたり。
とりあえず、室見がものすごい襲い受でした(笑)
完全ノーマルな藤崎に対して、直接、肉体攻撃。
好き勝手する室見がもう受なんだけど攻のような。
藤崎役の遠近さんが喘いでるんだけど、もう攻め喘ぎの域じゃないんですよね、どっちかっていうと。
気持ちよくさせられて喘いでる感じなので…。
そして、この藤崎という男はかなりの鈍感野郎なので(というかノーマルだからか?)男が男に恋愛感情を抱くというのを全く理解してなくて男の純情を踏みにじったりとか。
しかし、そこにも1つトリックがあったりして。
「えー、どっち!?」と思わないでもなかったんですが、少なくともその部分について否定とかしてないから恋愛感情はあるのかなぁ。
珍しい遠近さんの攻。
わりと熱血っぽい(昔やってたヒーローほどではない)かな。
元気な若い男臭い感じというか。
まだまだイロコイに対しては経験値不足というか。
真っ直ぐな傾向ですよね。
一方の室見役の千葉さんは訓練中はドSか!みたくイジメ倒すキツイ班長で。
けれど、イロコイ面では押せ押せな感じというか。
かわいい色っぽさではなくキツめの印象はありますが。
このあと、どうなるのかが楽しみ。
面白かったー。
舞台は自衛隊です。
BLはどこでも舞台にして、そこにいる男たちをじゃんじゃんホモ化させてゆきますねw
主人公はノンケの練習生(遠近孝一)。流されやすくて無神経でちょっとおバカなキャラなんだけど、可愛いので許せます。
その練習生に目をつけたのが鬼畜で腹黒な鬼教官(千葉進歩)です。誘い受けというより襲い受けで、迫って陥落させてしまう。
当て馬になるのが主人公と同じ練習生仲間(下和田裕貴)。損な役回りになっちゃったけど、一途で可愛かった。
キャスティングはぴったりでした。
遠近さんをメインで聴いたのは始めてでしたが、攻めなのに喘いでるのがなかなか良かったですw
コミカルでテンポがよくて、気持ちよく聴くことができました。濡れ場も聴かせてくれるし、バランスがいいなァと思いました。
不満は、短いことかな。
本当に短かった。
2005年にリーフ出版から出版された『迷彩天国』付属のドラマCDで30分弱の長さです。
収録されているのは原作の最初の2話分に当たる『男の花道編』と『浪漫と男気編』です。
カットされているシーンや台詞もありますが、BGMもしっかりしていて自衛隊という特殊な舞台の雰囲気も出ていたと思います(個人的には懐かしの軍隊映画を思い出すような曲がかかっていて嬉しかったです。笑)。
メインキャラ3人を演じられていた声優さん方もイメージに合っていたと思います。
コミカルで短いですが、上手く纏められていると思います。
単純バカで流されやすい藤崎を演じる遠近さんは藤崎の単純バカさを出されてましたし(褒めてます 汗)、年上の室見を演じる千葉さんは美人で年上の余裕を感じさせる室見を好演されてました。
一番可愛く感じたのは高取を演じられていた下和田さんです。
原作でもコミカルな役どころの高取ですが、声が加わって更に可愛くなった印象でした。