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由利に付き纏われるようになってどこかとっつきやすい雰囲気になった佳也。
元同僚が死んだ日に自分を探してバーまで来てくれたのも大きい。
どこかで別の人間と由利とを区別している。
あの日からどこか由利のことを意識している。
元同僚の件で湧き上がった疑問点を真行寺は独自に調査し始める。
後輩で上司の片岡に少し相談したりもしたが、全ては言えずただ1人で。
そんな片岡と佳也の親しそうな関係にやきもちをやく由利。
由利は佳也に想いを寄せていることを告げ、自分とも片岡のように飲みに行ったり部屋に行ったりさせてくれと告げる。
佳也はそこでちょっとした妙案を思い付き、条件付きで飲みに行くことを承諾する。
その条件とは実は例の調査のカモフラージュで…。
3部作の第2弾です。
由利と佳也の関係は確実に近くなってて。
由利は最初から好意を寄せてるんだけど、佳也の方も少しずつ心に変化が訪れてくる。
でも、それ以上に自分が調査している事件のことで頭はいっぱいで。
その調査のために由利と訪れた料亭で知ってしまった真実に打ちのめされて。
すごくショックを受けて。
「泣かせてあげるよ」という由利の言葉に最後には「お前はズルイな」と身を委ねて。
とにかく鳥ちゃんが艶っぽくて驚いた!
いや、それまでに鳥ちゃん受を聞いたことなかったせいもあるのかもしれないけれども。
佳也って人がわりとクールな感じに見えたので、ここまで艶っぽくなるとは思わなくて。
もっと男くさい感じなのかと思ったら、もう!!
吐息がステキ過ぎて、冒頭の仕事中の溜息にさえ色気を感じてしまいましたよ(…)
そして、三木さんもまた鳥ちゃんとは違った色っぽさががあって。
どこか妖しい感じもするんだけどもステキです。
ラストの方では佳也の様子に不安を煽られてしまう感じがこちらにもヒシヒシと伝わってきました。
トークは鳥ちゃん、三木さん、小杉さんの3人で。
次回予告が入ってるんですが、これはもう相当に次が気になる感じで。
リアルタイムで聞いてた人には次回が待ち遠しくて仕方ない感じが。
このシリーズは3枚揃えてから聴くことをお奨めします。
同僚の久保田が起こした事件 そして自殺。真行寺佳也は友人だった男の死に疑問を抱き調査を始めた。
その中で佳也は 久保田が以前に担当していた事件で 捜査の終わり方のおかしい事件があることに気づく。―――政治家、暴力団、警察幹部の癒着 。
証拠はない。理論的な説明もできない。それでも「何か」があると感じた佳也は 独自に捜査を進め るうち、とんでもない真実を知ることになる。
その衝撃に崩れ落ちそうになった佳也は 由利潤一郎の差し伸べる手を自ら取るのだが―――。
知り得てしまった事件の全容に 為す術のない無力感と 途方もない憤りをおぼえながら、泣き叫びたいような心の痛みをも 全てひとりで背負い込んでしまおうとする真行寺。
その心の内の葛藤を 鳥海浩輔さんが余すところなく表現してくれています。
いよいよ物語は佳境に突入。
運命の歯車は 軋みながらもそのスピードを増していきます。
『Ⅰ』とは打って変わって 俄然シリアスタッチな展開になっていくのですが 『Ⅱ』では、由利と真行寺のセックスシーンも描かれています。
これが 本当にいい。
「泣かせてあげる … 躰も心も根こそぎ奪って空っぽにしてあげるから」
このシーンでも 鳥海さんが またスゴい。(もちろん三木さんも!!)
その色っぽさと艶っぽさは 一体どこから … いろんな意味でハンパないな(汗)
主役を演じるお二方の熱演はもちろんですが この作品ではBGMに至るまで 演出の素晴しさに脱帽です。もはやドラマCDの枠を超えたクオリティ。
久保田の死因に疑問と後悔を覚えた真行寺。
一人で真相を探ろうと、目星を付けた料亭に、偽装も兼ねて由利を呼び出します。
そこに現れた室生。
真行寺は室生の部屋を盗聴し、室生の密会相手、本部長の三井との会話をから事件の全容に気付きます。
真実を知って、自分を責める真行寺に、由利は縋って泣いていいと、真行寺を抱きます。
由利に抱かれて泣くだけ泣いた真行寺は、一人で何かを決心していて、、
事件が大きく動く、ボーダーライン Part2
原作の結末を知らなくても、事件の謎解きとしての面白さと、2人の関係の変化で、聞いていてドキドキしますが、
結末を知っていたら、それはそれで、最初から切なさ全開。
涙無くしては聞いていられない。
人を愛し、愛されることを知った真行寺
あんな結末が、来なければいいのに、、、
Part1では、それでも相当エロい、催眠術的な由利の囁きだけで、肉体的接触はほとんど無かった2人でしたがが、このPart2で初めて2人は結ばれます。
恋愛の駆け引きや、勝手な肉欲だけではない、
愛する人を守り、癒したいという、由利の愛に、流されることを受け入れる真行寺。
この切なさ、エロさは、他ではあまりありません。
鳥海さんが表現する、真行寺を、是非、堪能して下さい。
1では微妙にキモかった攻めの由利(三木さん)に、どんどん魅力を感じていく2です。
由利に対する聴き手の感情の変化は、受け(鳥海さん)の感情の変化と見事にリンクしています。
ゆえに「受けが攻めに少しずつ少しずつ惹かれていく」ことにめちゃくちゃ説得力を感じる。いつ好きになったんだよ!と言いたくなるようなBLも多いなか、こういう心情の自然な変化を説得力をもってきちんと描いてくれる話は嬉しいですね。
ミステリな部分もいよいよ佳境に入ってきます。『グレイ・ゾーン』では若干の不安を感じてたミステリとしてのリアリティラインですが、今作ではそれをほとんど感じなかったのも嬉しい。まあさすがに単独行動の多さや課を越えた行動の多さに違和感を感じたりもしましたが。
鳥海さんはやたら喘ぎ上手です。
改めてスゲーと思いました。お声が役柄に合ってるから、余計にそう思ったんだろうな。
3へと続きます。
原作未読です。
1巻目を入手してから、1巻はまだ未聴でしたが、
聴く機会が出来るまで残りの2巻と3巻が中古の
お店に入荷されるのを待ち、この作品を知って
まだ間もなく運良く早く見つけることが出来、
某中古書店で発売当時の価格よりも1,000円以上
高値が付いていましたが、2巻と3巻を一緒に
中古で購入しました。
1巻目を聴いた感じからすると、
2巻目を聴く時は あまり期待しませんでした。
聴いてみると1巻目よりも好感触で良かったです。
ストーリーも把握できて、ストーリーの良さや面白さが
分かり始めたので、楽しく聴くことが出来ました。
しかし、やはり、あの妖しいBGMは選曲ミスなのではないか、
という思いがさらに強くなりました。
シリアスな展開なのに、違和感のあるBGMで、
シリアスさが台無しになったように思いました。
実は、今回、一番 萌えたのは、最後の予告編です。 f(^^;
早く3巻目が聴きたいと思えるシーンが少しだけ流れました。
やはり先にCDを揃えておいて良かったなと思いました。
今回の評価は、あまり迷わず「萌」評価です。
三木さんと鳥海さんの様々な作品を聴きすぎているためか、
特に印象深い場面はありませんでしたが、
安心して聴くことが出来ました。
完全に個人的になるのかもしれないが
私の中では、絡みがほしくないお話。前回なかったので
あるのは解っていたけど、それでも少し飛ばさずにはいられなかった。
この作家さん、台詞がけっこう、くさい感じでw
私的に、こっぱずかしいのですよね。苦手だ。
独特な雰囲気に華やかな容姿、由利と、真面目な佳也。
二人の距離感もう少し楽しみたかったな。
由利が飽きっぽいという設定も、取ってつけたようで、
そういう系統の人間には思えない。
もう少し絡み減らして上記の部分を
入れてほしいところだ。
3へ続く