あまりりす
今回、文庫化になったので原作を斜め読みした状態で聴きました。
インターポールの刑事が日本にやってくるところから始まります。
月城@小野くんはやや硬さが目立ちました。
そもそも私の小野君のイメージは「黒執事」のセバスチャン。
そのたおやかな艶は残念ながらありません。
このCDは5年前の製作で、巻末フリトでも言っていましたが小野くんにとってBL3作目だったそうな。
しかも、それまでは事務所の先輩相手だったのが石川さんは初外様。いろいろ勝手が違ったのかもしれません。
対するキース@石川さん。
こちらも、すみません、私自身があまり聴きこんでいない声優さんで、存じ上げているのは「恋愛操作」に脇で出ている役。
カッコイイ声だな、とは思うのですが、残念ながら私の好みの声ではなくて、蓮川さんのあの絵のイメージだと、何かが違う、と。
Hシーンも何と言うか、うーん。
あっさり抱いたというか。
小野くんもあっさり抱かれたというか。
ローランド@三木さん。
こちらはローランドの華やかで怪しい雰囲気は出ていました。
ただ、全般的に言えるのは、これは5年前の作品なので声優さんたちの演技がやっぱりみなさん経験がいまより当然少ないのですよね。
なのでこの私の違和感は、作った当時に聴いておけば少なかったはずなのです。
なので役者さんは悪くないと思います。
お話は怪盗もの、鮮やか、あでやかなイメージをBGMが上手に引き出していたとは思います。
巻末フリトは楽しかったです。