かにゃこ
若頭と元刑事というカップリング。
秀一(浜田)は、信頼していた同僚に裏切られ警察を辞め
他界した祖父が管理していた雑居ビルの管理を継ぐのですが
夜逃げしたテナントのオーナーの起こした拳銃横流し事件に
首を突っ込んでいくのです。
おなじく拳銃横流し事件を調べている
関西ヤクザの若頭の辰巳(大川)と出会い一方的に惚れられるんです。
原作未読組には、ここのくだりがけっこう急展開でびっくり。
でも、ヤクザだからいいかとも思うw
辰巳(大川)は、紳士なインテリヤクザではなく、関西弁バリバリの
おっさんくさいヤクザなのですが・・・27歳という設定は
大川さんには無理があったように思わなくもないw
ぐいぐい強引に・・・っていうか強姦して秀一(浜田)を抱くわけですが
秀一(浜田)も秀一(浜田)で、なにか達観してるというか
怒ったりということもなく、さばさばしていてw
それだけ人生を投げていて自暴自棄なのかなとも思うんだけど
本当に、ケロっとしすぎててびっくりしたw
ロマンチックという感じもなく
男と男のなんともさばさばしたやりとりが妙に心地よく
気持ちよく聴けた1枚です。
愛だの恋だの女々しくささやかなくて非常に即物的な愛情表現がよかった。
花輪さんは、オカマ役でめずらしいなぁと思いました。
かわいかったですv
成田さんが従順な懐刀的なヤクザで存在感たっぷり。
素敵v
オマケの8cm CDのパロディ時代劇は
なんというか・・・w
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フリト 約8分(大川、浜田、成田、花輪)
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花輪さん司会ではあるが・・・仕切り役が不在のフリトw
フリトで出演者の皆さんがおっしゃってるのですが、舞台が大阪なのに関西出身の方がいらっしゃらなかったそうで。
私は関東者なのでよくわからないのですが、人によってはイントネーションが受け付けないかも知れません。
で、実はこれ、私の生まれてはじめてのBLCDだったのですが、何と言ってもハマケンさんの受け作品というのでこれは是非聞かねば、ということで。
いや、もう素晴らしいですね。この低音受け。何も申し分無いです。
と言いたいところですが、原作未読時に聴いたところ、若干ストーリーが理解しにくく感じました。
1枚のCDにおさめるためにある程度仕方ない、程度のストーリーの省略はありますが、原作と大きくストーリーが変わるところは無かったと思います。
ただ、近田が捕まった後にホテルの部屋でそのまま…の部分が省略されてしまっていたのはちょっと残念だったかな。というのは原作を読んでからの感想。
花輪さんのオカマ演技は、繰り返し聞いてると癖になります。(笑)
ブックレットに書き下ろしSSあり。「辰巳への伝言…」の直後の話です。
特典のミニドラマは時代劇モノですが、同人誌の時代劇パラレル作品とはまったく別のシナリオです。ミニドラマはH無しです。
漢らしい受が聞きたいんじゃーーって方にオススメなのがこの作品。
性格的にも自然に男らしいです、といっても攻同士の食い合いとかビッチ受とも違い普通に男らしいって感じ。
そして何よりこのキャスティングですよ!
神崎役の浜田賢二さんの声がこれまた実にナチュラルな男らしい声で、元刑事なだけあって肝が座ってて、ヤクザである辰巳にもそんなにびびったりはしません。
エロシーンはそんな長くは無いものの、低音喘ぎはそれだけでもうもう……堪りません。
辰巳役の大川さんの関西弁に関しては関西地方の人や方言にこだわる方には引っかかるかもしれませんが、自分はそこは気にしないタイプなんで大丈夫でしたー。
大川さんの柔らかいトーンを含んだヤクザも男らしくていいー!
話としても原作をかなりカットはしてますが、ストーリー部分も充分楽しめる内容。
脇ではカオリ役の花輪さんがハマってました。
カオリは原作でも好きなキャラだっただけに、ちゃんと可愛い愛すべきオカマさんになってたのが嬉しい!
「真昼の月2」も出てますが、とりあえずこれ単体でも聴けますよん。
特典CDはミニドラマ、個人的には特典はフリトよりミニドラマの方がいいなー。
時代劇パラレルおもろドラマです。