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gsenjyo no neko
続きマダー?というCDです。
原作では、完結編となる三巻が一番面白かったのになァ。
かなり時間が経ってるのに出てないというのは、ウーム。
キャスティングもBGMも良い。
丁寧なストーリー展開で、聴いててしっとりした気持ちになりました。
ただ、一作目に引き続いてモニョモニョする部分も色々と…。
とくに電話の向こうのお父さんの言葉はかなりモニョモニョしましたね。
主人公の少年が、親に愛されていないことが分かる大事な場面なんだけど、父親の言葉が直接的すぎる気がしました。
もうちょい遠回しにニュアンスで伝えるような演出にして欲しかったなァと。いきなりあの展開は、不自然すぎると思います。
そういう部分、この作品には大小たくさんあって、個人的にものすごく残念な部分です。
原作者さんは、行間を作るのが苦手な作家さんなのかもしれないなと思いました。
ベッドシーンはないです。
未遂はあるんだけど、攻めがヘタレちゃう。ヘタレ攻めが大好物の私は、この場面にかなり萌えを刺激されました。
全体的には良作ではないかなと思います。
神谷さん森川さん檜山さん平川さんという、実力ある声優さんたちで、安心して聴けました。
さて、なにやらじらじ風味の前作でしたが、
これはその続編。
続編で一気に面白さが加速します。
でもさぁ、このドラマシリーズ、じらすだけじらして…肝心のアレはないんですよw
まぁ、そういうリスナーいじめっぷりがいいんですけどねw
さて、今回の一押しは、二重人格の理也もさることながら、その従兄弟の佐紀(平川大輔さん)。
かなりファンキーなピアニストを演じていらっしゃいますが、このキャラのおかげでそれまでぐるぐるしていた重い世界にかなりのリズム感が出てきました。
2の面白さは何かっていったら、理也に翻弄される池田(森川さんです)と香坂(檜山さんです)、それに、池田のクソまじめなリアクションに揺れ動く黒人格の理也、二重人格をこう落とし込んだところに新しさを感じます。
と、決して悪い出来ではないのに最低評価をつけた理由!
それはもちろん!
超気になるところで終わってるくせに続編が出ていない!!!!!!!
もう、これが最強の不満です。
原作で補完しろと?
いやでもこんだけ役者さん揃えてハイクオリティなドラマ作っちゃったんだからさ、最後までやろうぜ!
まあ、ドラマとしてどうかなって思うのは、脚本がイマイチかなと。
原作がどうなってるかは知りませんが、なんていうか、全体的に一言多い!って感じなんだよね。
1からもうちょっとスッキリまとめていれば、もうちょっと完成度、集中力ともに高いドラマになったと思うんですが、どうなんでしょうか、原作既読の方々。
内容的には萌×2つけてもいいと思うんだけど、続編やる気ないみたいなんで、その中途半端な処理に★1つ。
それとも、ある日突然、ポロリンッ!とリリースされるんですかねぇ…。