クレタコ
男が男を愛する時シリーズついに完結、原作は10年、CDは5年かけたシリーズがついに完結ですよ!
ですが、ですが~~~剣崎ファン的には辛い、辛いよー!!
無茶を承知でいいますが、剣崎ファン的にはむしろ前作で終わりって思った方が幸せな気がします。
前作で剣崎はついに想いが通じて新川と恋人同士になるんですが、なったんですが……それは束の間の幸せでした。
新川と別れてから、行きずりの男と寝る様になった鷹秋〔受〕
そしてその内の一人の男に鷹秋は刺され、入院します。
自分的には鷹秋の魅力がどうも分からないので、命に支障は無かったんだしぶっちゃけ彼の場合は半分自業自得だろって気さえしちゃうんですが、いやむしろ何故よりによってこんなタイミングで刺されるかーーー!!鷹秋!!と思ってしまいました。
鷹秋が刺されたと知り、新川は鷹秋の元を訪れ、最終的にはこの2人のよりが戻り新川と鷹秋は再び恋人同士となり、またもやふられる剣崎……。
剣崎役の櫻井さんの演技には思いっきり感情移入しちゃいます……櫻井さんはブリ声演技もいいけどこういう男らしさのある声もいいです。
物語的には完結って感じですが、剣崎ファン的には、もう剣崎にどんだけ当て馬役をさせれば気がすむんですがーー!!って気持ちでいっぱいです。
このシリーズ、作品としては面白いし好きなんですが、何故剣崎をここまで不憫な役回りにしたのかーー!!作品の面白さとは別の気持ちで、剣崎ファンとしてはあそこで新川が鷹秋とよりを戻したのが納得いかーん!!!じたばた!!
せめてもうちょっと剣崎を幸せにしてやってあげてもええじゃないですか、最初から最後まで当て馬ですかー!!
フリトはメインキャストはほぼ出て5年間の思い出を語ってました。
鳥海さん曰く、声優暦が10年との事なのでその内の半分をこのシリーズに出ていたって事になりそう考えるとちょっと感慨深いものがありますな。
しかし5年たっても鷹秋役の岩永さんの滑舌は悪いままでした、岩城役の中田さんも時々ちょっと微妙な部分があります、お二方とも声質はいいんですけどね。
とりあえず剣崎ファン的には、何故だよおおーー!!……涙目って終わり方でしたが、シリーズ作品としての聞き応えはあるし原作ファンにも満足のいく出来な作品だと思う。
でもでもでも、それでもやっぱり叫ばずにはいられない、剣崎にもっと愛を!!剣崎に幸あれーー!!!
6から2ヶ月後に出ているのですが、こちらの岩永さんはナチュラルで違和感なし。
櫻井さんはがらっぱち度↑
原作は10年、CDは5年をかけてシリーズ最終作の大団円…
キャストはしみじみしているが、話の結末はこれでいいの?
元サヤに収まったけど、新川&剣崎、鷹秋&岩城のほうがいいような…。
キャラの屈折している性格をよく描いているから引き込まれるし、
色気もあるし、これはいいホストもの。
2001~06年の作品なので、鳥海さんの成長譚のようです。
この作者特有のクセはあるものの、1から全部聴こうと思わせるさすがの出来でした。
余談。
新川→知臣の台詞
「(自分が抱えている事情を)説明して歩いてんのか?誰もお前に興味ねーよ。嫌なら隠せばいいだろうが。
そうしないのは同情されたいからじゃないのか?その度その話すんのか?
お前の理屈だと、自分が結果を出せなかったときに、その事情のせいにしかねない」
「問題は、その事情じゃない。そのせいにする思考回路だ。人の責任にして寄生すれば失敗したときに自分のリスクは軽減される。
でも自分の責任で働くのも悪くない。良い評価も100%自分に返ってくるから」(要約)
真理だと思いました。
人に気を使わせるな、自分の事情は自分で引き取れ。そして結果を掴め。