SASRA(1)【BLCD】

SASRA(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×27
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
111
評価数
26
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
イラスト
媒体
CD
作品演出・監督
菅原三穂
音楽
マキノマサコ
脚本
前川陽子
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
ムービック(CD)
シリーズ
SASRA
収録時間
155 分
枚数
2 枚
ふろく
全4巻セット通販特典券、小冊子
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4961524392452

あらすじ

私は、もう一度……生きてあなたに会いたい。
夢に見た砂漠へ不思議な美少年を連れて旅立つことになった大学生・蓮は、空港で怪しげなアートディーラー・剛将と出逢う。初対面なのに、なぜか剛将と蓮だけ鷹の羽音が聞こえてきて――それは遙かな昔に始まっていた、運命の恋の手がかりだった。転生を繰り返し、巡り会った二人の愛は果たして叶えられるのか!? アートディーラー・剛将×大学生・蓮の現代編、王子・アケト×神官・セシェンの愛した罪の起源を描いたエジプト編、官吏・鷹峻×金細工師・紅蓮の古代中国編を収録!(メーカーより)

表題作 現代編

墨田剛将 → 小西克幸

奈良岡蓮 → 福山潤

その他キャラ
亮太[金野潤]/ 国枝[海老原英人]/ 亮太[金野潤]/ 国枝[海老原英人]/ 亮太[金野潤]/ 国枝[海老原英人]

同時収録作 エジプト編

ホルエムアケト → 羽多野渉

セシェン → 野島健児

その他キャラ
ティティ[宮田幸季]/ 幼少時のセシェン[松元恵]/ 幼少時のアケト[藤村歩]/ シヌ[大原崇]/ アメンヘテプ[最上嗣生]/ ソベク[梯篤司]/ ヘカナクト[滝知史]/ 神官[佐藤拓也]/ 旅人[岡林史泰]/ 兵士[遠藤大智]/ 幼少時のセシェン[松元恵]/ 幼少時のアケト[藤村歩]/ シヌ[大原崇]/ アメンヘテプ[最上嗣生]/ ソベク[梯篤司]/ ヘカナクト[滝知史]/ 神官[佐藤拓也]/ 旅人[岡林史泰]/ 兵士[遠藤大智]/ 幼少時のセシェン[松元恵]/ 幼少時のアケト[藤村歩]/ シヌ[大原崇]/ アメンヘテプ[最上嗣生]/ ソベク[梯篤司]/ ヘカナクト[滝知史]/ 神官[佐藤拓也]/ 旅人[岡林史泰]/ 兵士[遠藤大智]

同時収録作 中国編

張鷹峻 → 子安武人

荷紅蓮 → 吉野裕行

その他キャラ
幼少時の紅蓮[相田さやか]/ 幼少時の鷹峻[大西望]/ 汪慧惺[千葉一伸]/ 仲垣[桑原敬一]/ 荷伊允[藤田圭宣]/ 崔[中川慶一]/ 螢螢[山下亜矢香]/ 幼少時の紅蓮[相田さやか]/ 幼少時の鷹峻[大西望]/ 汪慧惺[千葉一伸]/ 仲垣[桑原敬一]/ 荷伊允[藤田圭宣]/ 崔[中川慶一]/ 螢螢[山下亜矢香]/ 周育[松田健一郎]/ 李九[田村健亮]/ 子供[大塚さと]/ 生徒[又吉愛]/ 生徒[下田麻美]/ 幼少時の紅蓮[相田さやか]/ 幼少時の鷹峻[大西望]/ 汪慧惺[千葉一伸]/ 仲垣[桑原敬一]/ 荷伊允[藤田圭宣]/ 崔[中川慶一]/ 螢螢[山下亜矢香]/ 周育[松田健一郎]/ 李九[田村健亮]/ 子供[大塚さと]/ 生徒[又吉愛]/ 生徒[下田麻美]

レビュー投稿数10

なんて豪華な…まずはここから…

福山潤さんと小西克幸さんという、ある意味黄金カプ(個人的に、小西さんのもう一人の黄金カプのお相手は野島健児さんだと思っているのですが。)で幕を開ける一枚。
 ひちわさん(多分)らしい独特のキャラやセリフのやりとりにワクワクしながらSASRAの世界に引き込まれていきます。

 最初の大本の <エジプト編>
 野島健児さんが繊細でストイックな神官の役を静かに熱演し、それに呼応するように波多野さんの王子のひたむきさが光ります。ラストは圧倒される凄みを感じる二人の演技でした。
 ここがしっかりしているからこそ、この後もただ愛のために転生を繰り返していく彼らに説得力が増していくのだと思います。
 <古代中華編>
 とにかく吉野裕行さんに泣かされます。
 最初の子役の声優さんたちの演技も素晴らしいのですが、その後の吉野さん演じる主人公のいやな奴加減が見事に木原テイストがめいっぱい発揮されていて、子安さん演じる彼の何処かとぼけた一途さが胸を打つ。
 感涙必至のラストは音楽も素晴らしく、効果も同じ馬車の音でもイギリスではなくやはり中国なのだと感じさせる音作りが素晴らしい。
 ぜひぜひここから聴いてほしい聴いて損のない一枚になっています。
 
 
 

5

罪を犯した恋人たちは輪廻転生しつづける

SASRAのテーマは、輪廻転生悲恋。
神の怒りに触れた恋人同士が何度も記憶を無くし生まれ変り
何度もめぐり合い、惹きあい、恋に堕ちる・・・だけど結ばれない。

物語は、転生ラストの《現代編》のプロローグからスタートします。

《現代編》
(墨田剛将)小西克幸×福山潤(奈良岡蓮)

転生は・・・
ゲイで豪傑な世界的アートディーラー と 普通の大学生

魂が、お互いの痣が惹き合うのか空港で巡り合う二人。
すべての物語のはじまりの地エジプトへ向かう飛行機が事故に遭う・・・

と、いうプロローグ。《現代編》の続きは「SASRA4」で完結します。




《エジプト編》
(ホルエムアケト)羽多野渉×野島健児(セシェン)
宮田幸季(ティティ)

すべてのはじまりはこの二人の悲恋から。
カップリングは・・・
ホルス神の加護を受ける武勲高き王子様 と 異国の血を引く絶世の年上美人神官

野島ボイスが絶世の美人という役どころで
か細く作りこんできていて、マジで美しいっ!

二人とも想い想われているのだが、身分違いの恋。
それでも密やかに逢引を重ねていたのだが・・・
思いも寄らぬかわいい恋敵ティティ(宮田)に、ヤキモチを焼かれちゃうんだよね。
子供ゆえ、ちょっとしたいたずら心で、嘘の神託をしてしまう。
とても些細な嘘だが神の言葉を謀る罪は、深く重い・・・
かくして、罪を犯してしまった恋人たちは、永い転生の恋路に旅立つのであった。
そしてティティ(宮田)は、不老不死という罰を受け
転生する恋人たちを探しつづける・・・




《中国編》
(張鷹峻)子安武人×吉野裕行(荷紅蓮)

はじめての転生は、中国へ・・・

物乞い上がりだが才を見出された美しい官吏 と 顔に痣を持ち劣等感ばかりの金細工師

とりあえず、誰だっ!こんな悲しい話を書いたサドはっ!wいやマゾか?
何より、あんなに美しいセシェン(野島)の生まれ変わりの紅蓮(吉野)の
顔に大きな赤い痣をつけた設定からして憎らしいw
そして物語の舞台は、きらびやかな王宮から、二人とも貧しい民へw
それは前世の二人が地位や名誉なく、お互いが平等に生まれ変わりたいという
気持ちの現れだったのかもしれないよね・・・

この二人は、相手を想う気持ちがずっとすれ違って長い時間無駄に過ごしてしまう。
身体が繋がるのは早いけど、心が繋がるまでに
とっても時間を無駄にしたと気づいたときには、遅い。

中国編は涙なくして聴けませんでしたっ。

3

音楽が素晴らしい!!

壮大な作品ですね!
登場人物もこんなにいるし…登場人物が3倍になってる(笑)
3倍増しにしなくても多いと思います。

BL作品の感想じゃないですが、1巻だけじゃなく全巻女性声優さんが演じる子供時代はハズレなしです。

1巻は内容が丁寧!2巻以降は若干…。

レビューは参考になりますね!
中国編は夢中になって聞きました。

2

中国編が神です

このシリーズは非常に評価に困るシリーズです。
いろんな場所と時代に転生を繰り返しながら、最後は必ず悲しい別れを迎えてしまう一組の恋人の物語。なんですが、一編一編作者が違うため、クオリティにものすごーく差があります。誰がどの作品を担当されたかは明かされてませんが。

エジプト編
悲劇の幕開けとなる物語なんですが、これがイマイチ。大事な導入なのに、他と比べるとクオリティが落ちるなァと思いました。
かなりおセンチだし、ありきたりだし。
口では「民に平和を」などと言いながら最後まで色ボケだった王子攻めと、口では神がどーのこーのと言いながら実は信仰心の薄い神官受けという、この主役二人に魅力を感じなかったんですよね。
王子が神官に「俺のために祈るならともかく、国家のために祈るのはダメだ」みたいなことを言うとこで激しく萎えました。上に立つ人間として、せめて「戦う兵や民のために祈ってくれ」とか言って欲しかったな~。
ちっともエジプトっぽくないし。
最後の受けの行動も、神への贖罪のためというより、好きな人を追いかけただけのような気が。
彼らの罪は「公」を忘れたことだと思うよ。ここでいう公とは、当時のエジプトに当たり前のように存在するであろう信仰心や忠誠心だ。色ボケ罪。その罪を一歩引いた視点からシニカルに描いてくれれば私好みだったんだけど、最後の最後までウェットなままだったのが残念です。
羽多野さんと野島さん、声優さんお二人の演技はとても良かったです。

中国編
これが神!!
泣かされました。
けして性格のよくない、いやはっきり性格の悪い受け(吉野さん)のキャラ造形が好きでした。性格が悪いといってもよくあるヒールなタイプじゃなくて、極めて人間くさい卑小さのある男なんですよ。顔にアザがある不遇なキャラを卑小な男として描く。で、最後は彼に思いっきり肩入れさせて泣かせる。これ、なかなか出来るキャラ造形じゃないと思います。
吉野さんの演技もすごく良かったです。世をすねた性格が、カクカクしたモノローグから伝わってくる。それが終盤に向かうにつれてどんどん柔らかくなっていく。たまらん!
子安さんの優しいお声も素晴らしかったです。ひさびさに子安さんのイキ喘ぎを聴いてドヒャーとなりました。色っぽいぞちくしょー。
ワイロ天国なところや脇の登場人物のキャラなどで、ザ・中国って空気を醸し出してたのも良かったな。
中国編はシリーズ中二番目に好きなお話です。

3

中国編が好きv

壮大な物語の幕開けです。

『現代編』
今回の現代編は導入部というわけで出会い編。
最終的にこの2人の物語になるのは「SASRA4」なのでホント出会っただけというかラブ要素はなく。
それでも、いろいろとキーワードが散りばめられていて今後の物語が気になる感じ。
もちろん、この2人の未来も。

『エジプト編』
全ての始まりがこのエジプト編です。
身分違いに想いを悩ませ、それでもその想いはだだ漏れな感じで。
ただひたすらに慕い続けているセシェンのじーがなんだかとてもいじらしいです。
そして、アケトもかっこいーv
セシェンが祈ることをやめられないのなら自分の方が身分を捨ててもいいとさえ思うとことか。
物語は悲劇・悲恋展開になっていくけれど、そこでもセシェンの強さというか潔さというかアケトをただ想う気持ちが強くていつかちゃんと幸せになれればと願うほかない。

『中国編』
紅蓮は先輩に苛められたりもするけれど、自分の腕が抜群なことはわかっているから認めてもらえさえすれば報われるものと信じてて。
けれど、その道を阻むような先輩細工師の行いがあり。
幼馴染みの鷹峻と再会しても自分たちの格差を感じて頼りたくないと思っていたのに、最後にはそれを利用してやろうと思って。
そのためには自分の身を差し出すことも厭わず。
ただ成り上がるために。
それでも、きっと知らずのうちに嘘でもそうして過ごすうちに情はうつっていて。
心が動かされる部分があって。
というか本当は子供の頃から想う部分はあったのだろうけれど。
だからこそ、無視されたような行いに腹を立てて。
自分の気持ちに気付くのは随分と先のことだけれど…。
個人的に鷹峻の最初の方の喋り方はあんまり好きではなかったりします。
って、ホントただ単純に私の好みの問題なんですが。
紅蓮が好きなことがだだ漏れの甘やかしたいオーラ全開な感じがなんか苦手で。
でも、後半、盲目になってからの静かな穏やかな喋り方はすごく好きで。
さすが子安氏!
よっちんも最初の方の真面目に働いてる感じ、心がないまま鷹峻と対してる感じとかの雰囲気から最後の本当に気持ちの通ったモノローグまで随分と雰囲気が変わってて。
それが感情の変化として伝わるのだけれども。
最後のシーンとかはホント、穏やかで幸せそうな声であればあるほど、その「眠る」ことの意味を思うと切なくて。
その眠りの意味に気付いた時の鷹峻のことを思うと切なくて。
とにかく切なくて切なくて仕方ありませんでした。

1

永き流転への序章

原作既読。
新書4巻かけて、ひたすら悲恋を繰り返すというとんでもないリレー本が原作ですが、音声化されると破壊力倍増でどうしようかと……。
好きな話が入ってる1巻と3巻だけ購入しようかな、と思ったのですが、ジャケット並べてにやにやしたかったので結局纏めて買いました。

【序章】
現代で出会う連(福山さん)と剛将(小西さん)ですが、ここは本当に導入部分なのでラブ要素はゼロです。おふたりとも雰囲気が出てて良かったと思います。
ティティ(宮田さん)のイメージが少し違ったかな、と気になったんですが、聴いてるうちに慣れそうです。てっきり女性声優さんを採用するもんだと思ってました。

【エジプト編】
この物語の全てのはじまりがここ。
王子であるアケト(羽多野さん)と神官のセシェン(野島さん)、そしてティティの微妙な三角関係によって展開されます。
シリーズの中でも非常に重要な位置にある話ではありますが、存在感は薄いです。
正直、アケトもセシェンもちょっと思ってたイメージと違い、特にセシェンのなよなよしさが、原作以上に際立ってて気になりました。
それぞれが犯した罪を償うために、時を超えた永き流転に出ることになりますが、余韻が全くない(笑)

【中国編】
中国編だけだと間違いなく神。
こちらはキャストも神で、制作側ありがとう! という感じです。
官吏の鷹峻(子安さん)と金細工師の紅蓮(吉野さん)の関係が、おふたりの繊細な演技によって徐々に変化していく過程が素晴らしかったです。
子安さんは、最初の方は再会したばかりの紅蓮をべろべろに甘やかし、構いたおしと、それはもう蕩けるようなお声で接していたのに、後半で盲いてからは、落ち着いて深みのある、湖底で静かにたゆたうような愛情のこもった声に変化していて、それが凄く耳に心地良い。
吉野さんも、少しザラついた声質が、紅蓮の卑屈で斜に構えた感じがぴったり嵌ってました。
最初こそ妬みの感情もあって鷹峻を利用して弄んでいたのに、純粋な気持ちで慕ってくれる鷹峻の本質部分がちっとも昔と変わらないことへの戸惑いや、心の揺れがとても繊細に表現されてます。
終盤では、感情表現は不器用だけど、根は優しい紅蓮の声に柔らかさを含んでらして、その健気な面がたまらなく愛しく、そして悲しかった。

紅蓮が目を覚ますと信じて疑わない鷹峻の気持ちを思うとき、幸せで満ち足りた気持ちで眠りにつくだけだという紅蓮の気持ちを思うとき、もう涙がぼろぼろ零れて止まらなかったです。当たり前の未来を信じてるのに、読む方は未来がないことを知ってるというのは、半端無く辛いものがありますね……。
ラストは子安さんも吉野さんも、本当に柔らかくて優しい幸せそうな声音なもんで、それが余計にせつなくて涙腺崩壊。このおふたりで本当に良かった。

1

中国編最高

古代中国編がめちゃめちゃ良いです!子安さんの攻めほんっっっっと素晴らしい!てか鷹俊やべえ。愛情深い鷹俊に秒で惚れちゃいました。
でも、劣等感まみれで残酷な紅蓮もなんか嫌いになれない。なんならちょっと親近感さえ感じちゃう不思議。そんで最終的には紅蓮も応援してました。吉野裕行さんの演技のおかげですかね。攻め受け二人共が愛おしかったです。
そして都を出て二人で暮らすところがほんとに良い。二人共、好きって言い合ったわけでも無いのにこう、想いが通じ合ってる感が最高オブ最高。そんでもどかしい。ようやく結ばれたときは、もうなんか言葉が出なかったです。悲恋のラストも、なんというか悲恋悲恋してない穏やかな感じて良い。でも最後の紅蓮のモノローグはやっぱ切なかったです。まだ鷹俊と一緒にいたかったんだろうなーと思うとやっぱり。
あとはBGM。sasraシリーズ全部を通して言えることですが、このBGMが世界観にぴったりで、かなり好きでした。
エジプト編は、王道悲恋!って感じで切なかったです。でも個人的にセシェンが好きになれませんでした。健気受けがあまり好きでない人は苛ついてしまうかも。ティティが可哀想になってしまった。というかシリーズ通してティティが可哀想。最終的に悲恋にはなるけど、それまでは結構幸せそうに愛し合うメインカプを尻目に、自分は愛されないでずーーっと生きながらえる訳ですから。宮田さんの切ないけどメインカプを邪魔しないナレーションも良きです。

0

SASRA 1

原作未読です。エジプト編が全体的に物足りない気がする。

人望があり、王位に執着心のない、国の平和を願うアケトとは
王位に執着する気もないのに、国の平和を願っている
立場的にしらけてしまう。

美しくフェミニンな繊細さが、印象的な神官セシェンは
アケトを想い自虐することに、自己陶酔している
かまってちゃんに見える
肝心なところでの軽率。どちらも好きになれなかった。

中国編は最高。ひとつも文句なし。
キャストさんも、みんな良かった。

2

ドラマ化してみると、意外なところが…

原作既読。

ドラマCDのほうはなかなか豪華メンバーですねー。原作もだけど。
ほぼ原作どおりの流れですが、原作ではunit vanillaのどの先生がどのパートを書いているか
ぐーるぐーる考えてはいたものの、意外とわからないもんです。

ですが!
CD化すると、「あー、たぶんこのあたりがもしかして和泉桂先生?ここが木原音瀬先生?」
とわかってくるのが面白いw
文体で推測するよりも、空気というか流れみたいなもので意外に個性が出るんでしょう。

聴いてみて予想してみる楽しみもあると思います。
自分的な予想…

現代編…冒頭の墨田×奈良岡編は…どうも岩本薫先生のような気がしてキターw
ゲロ吐き男のくせに実は航空会社役員、とかいうセレブっぷりが岩本チックであるw
エジプト編…基本路線は恋愛脳のまま戦に出ていってしまうあたり、
どうも和泉カラーを感じるw 盛大な歴史をひろげつつ韓流ドラマー!
中国編…幼少期の二人はひかわ先生か?で、
大人になり、官吏と金細工師になった二人は木原先生すぎるだろw

さて、イチオシは紅蓮役の吉野裕行さんであります。

例えば、子安武人さんとか森川さん、遊佐さんあたりだと一発でわかってしまう
良くも悪くも強烈な個性がありますね。
ところが、吉野さんにはそういうご本人の強烈な声カラーがなく、
役に入りやすいタイプだろうとは思います。
自分的な印象では人としてどうよ?な役、人間くさいいやらしさを持った役が
ドツボ、ですがなぜか憎み切れない。

紅蓮の計算高さやズルさや嫉妬など汚らしさと
健気さのバランスはまさに吉野さんなんだろうなと思わせます。

1

力強さと献身的な愛…

原作未読。

【エジプト編】

野島さんは落ち着いたやわらか高め声の敬語受け。
少しひ弱さも感じる絶妙さ。
羽田野さんの声は王子にとても似合いますね、高貴さと頼りにしたくなる力強さを感じてお話に集中できました。

王道かもしれませんが話は普通に面白かったです。
最初から両片想い…いいですね。
髪を切らせない攻めの独占欲、髪を切りたいと言えばそれを許さない攻めに密かに喜びを感じる受け…好きです。

一途に祈り続け焼印という自分の身を焦がしてまで願掛けする受けの深い愛にはグッときました。
初聴きのクライマックスシーンはやけにのめり込んだことを覚えています。

0

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