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タマランですな…。
BLの読者が受け入れられるかどうかという問題はありますが、私このお話がめちゃくちゃ好きです。
BL読者に受け入れられるかどうかって思う部分は、もちろん父親編。普通に男女のラブストーリーが描かれること。
これイルゼ視点で見たら、めちゃくちゃ切ないよね。電車を見送るシーン、ほんと号泣でした。涙を流す恋人同士と、それを見守るジル。
ジルの「おまえ失礼なんだよ」ってセリフ、きついけど正にその通りで、この言葉をチョイスするジルはスゴイと思いました。つまり原作者のびっけさんのセンスがスゴイ。
主役のふたりはひたすら可愛くて萌えだらけです。
厳密にいえばこの二人も恋人同士じゃなく「パートナー」なので、将来どちらかが普通に恋をする可能性だってあるんだよなァ。
「パートナーは恋人同士になる可能性が極めて高いけど、けして確定的なものではない」って設定、秀逸だなと思いました。そのことによる大小の穽を使って物語が作られてるわけだから。
声優さんたちみんなぴったりでした。
ただ神谷さんだけちょっと元気ブリッコをやりすぎな気がするw ご本人の普通の喋りを知ってるせいかもだけど。
原作既読です。
『真空接触 下』丸ごと1冊の内容が収録されています。
台詞は結構カットされているのですが、原作には忠実に、ストーリーの理解には問題のないように作られています。
原作を読んだ時にもウルッときたのですが、この巻はほんと切ないです。
男女間の恋愛が取り扱われているので、好き嫌いが出るかもしれませんが、やはりこのドラマCDの聴きどころはフロランとイルゼのお話ではないでしょうか…。
2人それぞれの事情があったとは言うものの、ほんと切ないです(泣)。
それにしてもパートナーになった2人が基本離れられない、というのはほんとに不便だなと…。
息子カップル、父親カップルとイゼル、それぞれの声優さんが好演されてました。