お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
darenimo aisarenai
一体なんだこれは…が私の率直な感想ですが、他の方のレビューを読んでいると私がおかしいのか?な気持ちになってきました。
原作未読を原因の一つにあげてもいいのでしょうか。
野島さん受けを何十作品も聴いてきましたが、今までで一番とりとめのない…というか実のないお話だと思いました。
受けに対して良い印象をもっていなかった攻めがいきなり肉体関係を迫ったところから既に「何故抱いた!!!???いや、抱けた!!???」という気持ちしかなくて…。
唐突すぎてマジでついていけませんでした。
しつこいですが原作を読めば容易に理解できるところかもしれませんが、未読の一個人の感想として流してやってください。
音声だけでは理解したり納得させてくれる要素がどうにもなかったと思います。
終始置いてけぼりくらった感。
こんなにも突き動かされないエッチシーンは初めてで私はとても悲しくなりました。
声優の皆さまは身の入った演技をしてくれていた分余計に虚しくもなってきて…。
仕事だったり受けの家庭事情だったりと、どうにも攻めと受けの恋愛部分にちっとも焦点が当たっていなかった気がします、というか感じられませんでした。
そして終盤の何年経っても(受けが)苦手だという攻め発言には「うん。だからこそほんとどうしてこうなった?」という感想しかなく…。
話がつまらないとかそういうレベルではなく根本的に意味が分からないよの一言でした。
あ。野島さんはどこか素っ気ないかんじのクールめな声でした。
原作があまりにも好き過ぎて購入。
普段だったらCDって高いから外れたらいやだと思って買うのためらうし、ましてや自分の好きな作品だとイメージ崩れてもやだなぁと思って避けているんですが、原作がすんごい好きだったのと日下役が野島さんだったので思い切って購入。
個人的に読んでいるときからCD化したとしたら野島さんがいいなーと思っていたのでキャスト見てテンション上がりました。
いざ聞いてみるとホントに声ぴったり!!
すごくイメージ通りで聞いてて違和感が一ミリも無かった。
飯島役の星野さんもすごくあっていてキャストに関しては完璧だったと思います。
ただ、あまりにも原作が好き過ぎてここは・・・こう・・・!!と思ってしまうような所もところどころあるにはあったのですが、CD化に最適な切り方をしているような気がして聞きやすくてよかったと思います。
BGMがあまり無いような落ち着いた空気が普通のCDだと物足りなく感じそうではあったのですが、原作の空気に近いような気がしてすごくいいなと思いました。
キャスティングが本当によくって定期的に聞いています。
原作が好きで手が出せていない方にも是非オススメです。
今回ののじー(野島さん)はちょっと珍しい役かも?
のじーといえば、どっちかっていうと不幸気質だったりお坊ちゃんだったりの役が多いように思うのですが、この日下はそうではなくて。
どちらかといえば低音でそっけない感じとでもいいましょうか。
そんな「受っぽい」感じではないんですよね。
自分がどこか冷めた人間だということを知っていて。
それでいて、ゲイであるが故に女性を受け入れられなんだけども寄せてくれた好意に対して自分がこんなであることを申し訳なく思ってしまうようなところがあって。
普段は全然弱い部分とか見せないんだけども、時に切羽詰まって吐露してしまう部分では繊細な感じもあって。
飯島に女性がダメだと告白するシーンとか泣きそうな感じがすごく好きです。
最終的には飯島と関わることによって日下の声のトーンもちょっとやわらかくなって。
丸みを帯びてました。
個人的には最初の日下の男前な声好きなんですけどね。
一方の飯島役の星野さん。
今回はわりとしっくりきてたかな。
以前聞いた同組み合わせの別作品では、その設定のせいもあったんだろうけど、どう聞いてもそんな若く聞こえない!(爆)と思ってしまったのですが。
今回はリーマンなのでね、その辺は大丈夫。
最初は翻訳の仕事のために通ってたはずだが、だんだんと日下本人に興味を持って。
さすがにあの行動にはちょっと唐突さを感じないでもなかったけども(原作だとそうでもないのかな?)
原作読んでないのでなんとも言えないのですが。
あと、飛田さんの大田原もイイ味出してました(笑)
フリトは一応星野さん司会でのじー、飛田さん、千葉さん。
年齢付き自己紹介した後は恋の話を星野さんが振るも時間がないせいもあって適当に流れる。
千葉さんが「恋」を「鯉」とボケて、それに突っ込むのじー。
のじーは本編があまり感情を出さない役だったので、最初ちょっと発散?してました(笑)
イメージピッタリの配役で、目をつぶって聞いていると山田ユギ先生の絵が自然と浮かんでくるような素敵な仕上がりになっています。毎年思い出したように取り出しては聴いています。
星野さんの飯島はかっこよすぎない、色っぽ過ぎない感じがリアリティがあって、野島健児さん演じる日高は何を考えてるのかわからない感じが絶妙で、二人の会話を聴きながら思わずニヤニヤワクワクしてしまいます。
お布団シーンは星野さんの攻めの物慣れない雰囲気がむらむらするような色気というよりは、不器用な愛情を感じさせてくれます。
ストーリーやカタルシスを楽しみたいという方にはぜひ拝聴していただきたい一品です。
そして、忘れてはいけない飛田さんの大田原が何より面白くて一番おいしいところを独り占めかもしれません。(笑)
聴いた後には原作を読み返したくなること請け合いです。
めっちゃ良かったのですが、これは山田ユギさんの原作への思い入れが強すぎるもんで、要所要所で「あああ…それは違う…」と思わされることもありました。
とくに、猫舌の受けが行儀よく湯飲みを見つめてる場面。原作では激しく萌えを刺激されたシーンなんですが、カケラも伝わってこなかった(涙)
でもこれ、よくよく考えなくても仕方ないんですよね。場面的に、絶対に音声では伝えられないわけで。
分かってるんです。分かってるんですが…!
つまり、原作への思い入れが強いのって、善し悪しだということです。
主役の二人、星野さんと野島健児さんはハマリ役でした。
野島さんはこういう美人キャラをやらせたら鉄板ですねー。安定感が半端ない。
主役二人の掛け合いが楽しくて、いつまでも聴いていたい気分になりました。
原作ともどもオススメです。
やっぱ、いい作品はいい。