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kuroi ryu wa nido chikau
設定。声優。イラスト。三拍子そろった大好物。原作未読。
王道の騎士道ファンタジーといえるけど、中村明日美子先生のイラストにうっとり浸りつつ「竜が…飛んでいる」冒頭の一言で、絶妙なバランスの異世界に引き込まれる。
イラストからはもうちょっと女性的な声を想像したが、存外男らしい神谷さんの王子声。本当に高貴な役がハマる方。と思いきや、老皇帝に媚び誘惑する淫靡な声音との対比!この振れ幅に、何度でも繰り返し胸がときめく。からの、声を荒げた自戒と慟哭。わなわなと震えるその声、最高!眼福ならぬ耳福。もはや芸術。
そして記憶喪失の剣闘士・安元さん。低いが素朴で優しい声。竜ってイヌ科?と考えるくらいに素直で可愛いワンコ攻めテイスト。老皇帝に嬲られた後にそんな風に見つめられたら、落ちないわけがない。濡場は少ないけど、言葉の掛け合いにキュン!
サラマーヤ様みたいな美味しいキャラを温存してるし、是非続編が聴きたい。もう何年も経ってるけど。今度は竜の国編とか。
フリトCDはいまひとつ。気持ちよく浸った世界観が霧散するので注意。
原作も読んでて、ストーリーが分かりきっちゃってる状態で、このドラマCDを三回目に聴いたとき、なぜかポロンと泣いてしまいました。
ラシュリ(神谷さん)が胸に短刀を突き刺したシーンで。
何故だろう、小説を読んだときも一回目聴いたときも二回目聴いたときも、涙なんて出なかったのにな。
こんなのはじめてで、自分でも不思議な気分でした。
ベタベタなファンタジーです。メロドラマのように、最初からオチは見えています。
分かった場所へと集束していき着地するので、好き嫌いはあるかなと思います。
芝居じみて時代がかったファンタジー特有の言い回し、声優さんたちは大変だろうなと思いましたが、耳に心地良かったです。
しかしホント、神谷さんはいいな。若くて美しくて気高いラシュリ王子。
神谷さん艶っぽいんだもん。
異常なぐらいカツゼツがいいのも好き。
息を吸い込む音が大好き(これは好き嫌いがあるかもだけど)。
攻めの安元さんも、無口で頼りがいのあるジェイドの役柄そのものでした。
不満はザクトーレかな。
キモキモのヒヒジジイ王で、ラシュリ(神谷さん)をいたぶる役なんですが、もっともっとキモく変態っぽくやっていただきたかったなと。
でもそうすると逆に、万人受けしない作品になるかもなのかなw
私ったら、悪趣味さん♪
ラシュリ王子が凛々しくてカッコイイ
ジェイドも頼もしくて素敵
結構なボリュームの原作を、過不足なく1枚のCDにキッチリ収めてある。
(あんまりキッチリ過ぎて、77分ギリギリまで使ってあるので、終わりは呆気にとられたけど)
とにかく、気高く凛々しいラシュリ王子に、神谷さんの硬質な美人声がぴったり
そこへ、安元さんが素敵な低音で、無垢でひたむきな思いを捧げたりするシーンなんか、ぞくぞくする。
英田サキ原作のファンタジーって事で、元からエロが主目的じゃないし、それ程そっち系のシーンも多くない
でも、こんなロマンチックなおとぎ話で、心洗われる一時を過ごすのもいいよね
ブックレットの中は、中村明日美子さんのサラマーヤ様4コマが2本
サラマーヤ様役は遠近さん
せっかくなので、この4コマもアフレコして、オマケに付けてくれたら、どんなに嬉しいか
初回版の特典トークCDは、神谷さん、安本さん、楠さん、夏水さん。
ヒロCのお決まりのお願い
「このCD、すぐ割れ!」
今回は、いったい何回言ったかな?
夏水さんは、なかなか男っぷりのいい姐さんだった