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tokyo amatoria
原作未読です。
過去の古い作品を、なんだかたまにリピしたくなって、聞いては、レビューしてます。
そして、度々思うのは、昔の良さもありつつも、昔ながらの悪さもある。
昔ながらの悪さで大抵感じるのは、作品の長さです。
小説原作ものはとにかく早足に聞こえ、モノローグの説明で淡々と話がすすんでいきます。
そこに行き着く過程がすっとんでいるので、超倍速仕様。聞き手側の気持ちは置いてけぼり。
そして、この手の設定、今でも某作品にあるけど、私は無理があるとかはもう思わなくてファンタジーとして受け入れるのですが、やっぱり気になるのは尺かな。今では珍しい井上和彦さんの美声で攻めが、聞けると思えばありかなー。
身代わり花嫁系のお話です。
ザ・テンプレでした。
周りが勝手に主人公の都合のいいように動いてくれるんですよね。状況に流されてたら色んなものが勝手に解決されていく。
攻めの婚約者は他の男のことが好きだし。
悪役はなにもかも喋って勝手に自殺してくれるし。
イヤミっぽかった弟くんはイイ人だし。
もうちょいハラハラする場面とか、主役の受けが能動的に動く場面があってもいいんじゃないかなァと思いました。
で、なにより、この話にはドラマCD化するにあたって最強の無理があります。
受けの緑川さん大好きです。大好きなんですが、さすがに女の子の声には聞こえないよー。女装して潜入して周りが騙されるっていうことがストーリーのキモとなってる作品なので、モヤモヤしました。
攻めは井上さんです。こちらはまったく無理のない役柄でした。