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dannasama ote wo douzo
数年前に原作全巻読破したくらい好きな作品です。
でも一巻の内容は正直うろ覚えで、今回聴いてやっと全部ではないですが思い出しました。
基本は原作に忠実だったと思います。というか細かいところは忘れたままなので大まかに言えば、ですが。
ただひとつ言えるのは最後のあの意味のわからない会話劇?あれは原作にはなかったはずです。原作は確かその前の遥が望月の名前を呼んだところで終わったような・・・。
時間が足りなかったんでしょうか?見たところ七十分なかったみたいですし、時間稼ぎのつもりだったんでしょうがあんなの入れるなら時間余るほうがマシです。
最後の余韻って大事ですよね。
声はメインお二人共合っていました。今回聴いて思ったのは、鈴置さんって大川さんとお声似てません?鈴置さんのほうが粘っこい感じ?←失礼。
宮田さんのあの可愛らしいお声で「旦那さま」は反則です(笑)。
人間嫌いの旦那さま×執事
色々といまいちでした。
まずストーリー、突っ込みどころが多すぎる。さらに終わりかたが「えっ、ここで終わり?」みたいな感じ。キテレツな終わりかたはキライじゃないんですが、センスが変なのは好かんです。
次にキャラ。人間嫌いな攻めというわりに、最初っからやたら感情豊かな人間臭いキャラのように思えました。
この手の作品は、「人間嫌いな旦那さまの心を、執事が少しずつひらいていく」って部分が醍醐味であり、萌えどころだと思うのですが、その大事な部分の描き方が非常に荒かったです。
受けの思考がやたら卑屈で、スーパーモテモテ設定なのに「俺なんかが好きになってもらえるはずがない」みたいなモノローグが何度も出てきてウンザリしました。「俺なんか」「なんか」を連発する男は好かんです。そもそもあんな事件で借金を背負ってすんなり従う意味も分からないし。
せっかくの宮田さんだったんですけどねぇ。受けが前向きなアホかわいいキャラか知的なキャラかだったら良かったな。
ストーリーラインそのものは好きです。
名作である『執事の特権』とラインそのものは同じなんだよね。執事が人間嫌いな旦那さまの心をひらく、という。
ただ、こっちは、エピソードの荒さやキャラがとことん好きじゃなかったんだなァ…。残念。