ましゅ
今になってしまえば時代を感じる作風ですが、冊子の漫画も小説も無難に読めました。
【嘘つきなキス】
野島さんは売れっ子の俳優兼高校生役。明るい男の子声。
初BL作品なんですね、濡れ場はなくとも野島さんのハジメテと思うとなんだかドキドキしちゃいました(笑)
お話は片想いからはじまるのですが、受けは恋しているピュアな男の子感全開でとっても可愛らしかったです。
些細なきっかけで好きになり心ホワホワして一喜一憂して。
最終的には結ばれ浮かれまくって周りにノロケ大爆発しているところも微笑ましかったです。
野島さんって繊細そうな受け役が多いので、ここまで好き♡好き♡で素直に青春まっしぐらしている役は新鮮でした。
幸せになってほしい…とは思いつつも攻めとは教師と生徒の関係で8歳差…おまけにドラマCDでは攻めが何故受けを受け入れたのかよく分からなかった。
後日談の小説の方でも恋人というていで構ってくれてはいるけど、本気に好きなのか?感が拭えないです。
そして個性豊かな他メンバー。
美貌の本格派探偵作家兼、霊媒師だったりその秘書だったりはたまた幽霊の双子のお兄ちゃん…とむちゃくちゃ個性派揃いなのに、受けのノロケを聞く被害者の方々というレベルで…いやこの3人に時間割くなら攻めも惚れたとちゃんと分かるシーンがほしかったよ。
難波さん攻めは初めて聴きましたが、歳の差を凄く感じられて良かったと思います。
幸せそうな野島さんがとっっても可愛かったので萌評価です。
中編が二編収録されてます。
どっちもそこそこいい作品だと思います。
濡れ場はないんですが、音楽SE脚本すべてに特別な難はない。
ただ、ストーリーが私の趣味に合わない、という。ホントにそれだけです。
たぶん、10代の女の子だったら、楽しいしキュンキュンするお話なんじゃないかなと思います。
『kura kura』
神谷さん×高城さん
神谷さんが中学生の年下攻めの役。いきなりキスしちゃうモテ系の攻め。中学生攻めって、神谷さんの声にぴったりだなと思いました。
ストーリー的には、攻めのファンの女の子たちの発言が地雷。「私たちの〇〇くんに近づかないで!」みたいなことを、「男の」先輩に言っていくようなファンなんていないっしょー。
『嘘つきなキス』
難波さん×野島さん
腹黒設定なのに腹黒になりきれてない攻めに違和感。ぬるいな~と思いました。
あと脇役陣が意味不明。なにかの作品のスピンオフなのかな。ぬいぐるみな幽霊な兄弟の存在とか、他の作品の登場人物なんだろうなとは思ったけど、必要ない気が。