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kedamono
まさか、あの獣がドラマCDになるなんて!と、作者の綺月さんも驚いた一作です。
正直、最初ビビリながら聴いたんですが、驚きの主題歌付き!
ドスの効いた女性ナレーションが入って、作りはまるで往年のド根性アニメのような。
多分、原作既読の方でないとこの世界のイメージがしにくいと思います。
しかし、冒頭アニメのようなと書いたとおりに、極力BGMはなく、冒頭とエンドの主題歌、生活環境音と役者のセリフで作られる本作は、イラストの青海信濃さんの絵が頭の中で動いていましたよ。
主人公達は大阪のヤクザですから当然の如く大阪弁。
方言指導には水原とほるさんも参加したそうです。
九堂@乃村さん、すごい!!ぴったりです。
風呂場でイチモツを廉に見せて「若い時荒い使い方したんで~」とかいう下りとか、「ションベンの穴とケツの穴から裏返して~」の下りはすっごい怖かった。
竹中直人がドスきかせてしゃべっているみたいな声で、九堂そのものでした。
廉@松本さんは、17歳設定にしては老けてる感じがしたんですが、イメージがアニメなんで、それで考えるとものすごいナイスな声、若い血気盛んな組長という役にはぴったり。
そして、かなり頻繁にエチシーンは出るのですが今までで一番自然!!これが驚きで、結構リアル感があって溶け込んでました。
きっとエチシーンは全然甘くないからですね。ただやってることは本を読むとすごいんですが、それは音ではわからないからね~
むしろ廉より年上のはずの、側役のアツシ@奥さんが、いかにも声優さんという感じの声で、若かった。
裏切り物の庄野@飛田さんは、ヘタレてました。
どの声優さんも、何だか声優さんというより役者さんという雰囲気で、Vシネとか、東映、大映の応往年のヤクザ映画の雰囲気がプンプン匂ってきました。
何と言っても襲名式の媒酌人のセリフ回しが極道映画でみるあの口調で、ワクワクしてしまいましたよ♪
前出にも書いたように、モノローグは一切なく、登場人物のセリフと、大きな場面転換部での軽いナレーションしかないから、人物達がどんな動きをしているのか知っている人でないとわからないという難点はありました。
特にエチシーンにおいて、水音はするんですが、それがどういうものなのか、実際はフィストがあったり、失禁があったり、加えながらしゃべったりという場面が多いはずなのですが、そういう行為をしながらしゃべってるという雰囲気は伝わってこなかったので、そこがわからなくしている点でしょう。
本編の話は多少はしょってはありますが、重要な部分はきちんと網羅されていると思います。
小説の「続・獣」のツルの番の話はラストに入ってきてました。
主題歌・・・あしたのジョーみたいな雰囲気でかなり印象に残りますよ♪クサイけど、カッコイイかもしれない。
こうなると、何だかアニメにして見たい気がします。
そんなに沢山BLCDを聴いたわけではないので、色々と比べることはできないのですが、異色の面白さ、という部分はあると思います。
原作既読。
話聞いた時にはよりによってあのキワモノシリーズが!!!
と驚きましたもの!!
おそるおそる聞いてみたらなんと歌付いてるし!
CD化にあたっては流石にグロ部分や遣りすぎシーンはかなり削除されてますが、それでも十分に濃いのがこの獣シリーズの凄い所。
病的な執着攻とに陵辱されちゃうエロはかなりエロいです。
暴走族同士の抗争で勝ち残った廉[受]、どこまでも男らしく女々しさの欠片もありません。
そんな廉を組へと入れようとするのですがそのやりかたもかなり強引。
原作ほどではないにしろ、濃い一作なのは間違いないです。っていうか原作のままCD化したらエラい事になりますがな!!
女々しい受苦手が嫌いな感受の極道物好きーの方は手を出してみてもいいかも。
だた原作読むと驚くよ!マジで!