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meteoric milky night
原作既読です。
やっっぱりめちゃめちゃ面白い作品ですね。
原作も何度読んでも泣いてしまうのですが、音声作品になってもやはり涙不可避でした。
元の動物の生態による本能や、種族の違いによる生き方、考え方の違い、人間という生物の難しさ、願い、そういったものが本当に上手に絡み合っていて、ぶっ飛びファンタジーかと思いきや、存外、深みのある物語であるところが好きです。
キャスティングがサブCPまで含めて皆さんぴったりでしたね~!
増田さんのファンということが購入理由ですが、熊ちゃんの攻めも大好きなので今回この組み合わせで聴けたのがとても嬉しかったです。
増田さんは事前に想定していたものと全く違った方向のキャラ像、作品像になったというようなことをフリトで仰っていたのが気になりましたが、確かに私がキャスティングを知った上で原作を読んで脳内で想像していたものとも少しずつ違ったんですよね。
なので、なんというか、“いつもの”感覚とは違うお芝居を増田さん自身もされたのかな、と推察します。
私的には、思った以上にスバルくんが可愛く仕上がっていて、しかしそれが、終盤にトロトロに溶ける場面への繋がりとしてスムーズになっていると感じられたので、結果として良い想定外だったかなと思います。
深く傷ついて沈み込む場面のモノローグなどは、本当に心が痛くなりました。
また、最近、少し古い増田さん受けの作品を聴き返す機会があったのでちょうど比較できたのですが、えっちの場面も更に良くなってましたね♡
可愛い~くて気持ちよさそう~♡
熊ちゃんのぽやぽや年下肉食獣攻め(なんじゃそりゃ)、ばっちしサイコーです。
原作で、デフォルメされて耳が生える場面のぼーっとした感じも、顔の良さを武器に甘える感じも、獣の本能をさらけ出す場面も、切なく縋る声も甘く包み込む声も完璧でした♡
サブCPの大野くんと光富さんも本当に見事なハマり具合でしたね。
特に光富さんが完璧な執事声で最高の主従でした。
景虎は褐色長髪という、メインCP以上にヘキつよつよなキャラデザなので、是非その見た目も頭に入れた上でこのお芝居を聴いていただきたいですね。
田丸くんと堂島さんも良かったです!
上下巻の原作の描き下ろしまで音声化していただいて、3枚組と大ボリュームのCD、とても満足でした☆彡
キャスト買い、原作未読での視聴です。
原作未読としてはなかなかに受け取りの難しい音源でした。そのため、以降のレビューですが原作のファンの方へはあまり気持ちのいいものではないことを先にお詫びします。
あらすじを簡単に拝見し「ぶっ飛び系のラブコメなのかな?」と期待したのですが、音源として楽しむにはちょっとぶっ飛び過ぎだったかもしれません。
動物園のペンギン(主人公の受け・スバルくん)とシロクマ(攻め・カイくん)が謎の隕石?に当たって人間になっちゃった、というお話。…なのですが序盤たった2〜3分、音だけでこの超展開を描くため、聞いているだけではそもそもこの人たちが元動物であることをイマイチ咀嚼できないまま話が進んでいきます。そして元動物にも関わらず、とにかく語り手の主人公・スバルくんが人間的な価値観を速攻で飲み込んでいってしまう。そのため、正直「信頼できない語り手」に思えてしまい、感情移入がとても難しかったです。
加えて困ったのが、聞き手として完全に置いてけぼりのまま、まさかの開始10分程度で攻めのカイくんが主人公に好意を寄せてきたことです。攻めどころか主人公のキャラもイマイチ咀嚼できないままBL展開が始まるため、もはや強制給餌をされているような苦しさがありました。
そしてこの超展開にもかかわらず、序盤BGMがかなり少ないんですよね。故に「これはこういうもの」というふうな、ゴリ押しで乗り切ることもできなかったのが更なる難点でした。サポートとしてもっとゴテゴテに流してくれた方が良かったかもしれません。
主人公がホストとして働き、攻めは大学生として生活を始め、それぞれ関係性を進めていくのですが、最初の飲み込みで完全に躓いてしまったぶん、すでにtrack3あたりで「これ元動物要素いるか…?」と思ってしまいました。そして(番外編除いた)残りがtrack9まであることを確認し、正直長すぎるなと感じました。
同原作者さまの別音源が非常によく、キャストさんはお二人とも個人的に贔屓の方々でしたし、また受け・攻めのキャラバランス自体はは良さそうだったのですが、漫画と違って受け取るペースを選べないぶん終始置いてけぼりの音源という感想になってしまいました。頑張って最後まで拝聴しましたが、終盤のちょっとシリアスな展開から察するに、音源とするならやはり物語の始まりの部分を丁寧にして欲しかったなと思います。