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futago to sensei
表紙の美しさに惹かれて、初めて読んだ時からイメージしていた声にぴったりなキャスティングで嬉しいです。
カプとしての主軸は双子×先生で、3Pはもちろんのこと、双子×双子や一部の限定特典では先生×双子のリバトラックもあったり、学校内でもお家でも、くんずほぐれつな関係を繰り広げる作品です。
↑に書いた中に苦手要素がある方は要注意ですが、お好きな方であれば癖になる作品だと思います。
【キャラやキャストについて】
・宇佐美 馨(cv田丸篤志)
新米教師らしい品行方正な見た目の裏で、自分と同じ"類"を漂わせる美しい双子の生徒に劣情を抱いていたが、内に秘めた淫らな欲望を暴かれてしまい、低劣な教師だと自覚しながらも、ただならぬ関係へと溺れていく…
田丸さんって本当にこういう胸の奥底に重たい物を抱えてたり、無自覚な色気を纏ったキャラ合いますよね…まごうことなき宇佐美先生でした。
瑠璃と翠以外に見せる顔と、瑠璃と翠だけに見せる顔の違いが声に現れていて、大変尊かったです。
・有弥 瑠璃(cv坂田将吾)
双子の兄。瓜二つの双子をなぜか本能で見分けることができる宇佐美と出会い、弟と共に執着していく。クールで落ちついていて、面倒見のいい性格(右目にホクロがある)
双子同士でも愛し合っており、双子でする時は兄×弟。
ローテンションながら、胸の奥でじわじわと燃えるような宇佐美への執着を感じる声色が、まさにイメージしていた瑠璃で、スッと双子の違いを聞き分ける事ができました。演じ分けすごい!
・有弥 翠(cv坂田将吾)
双子の弟。瓜二つの双子をなぜか本能で見分けることができる宇佐美と出会い、兄と共に執着していく。兄に比べ飄々としていてノリがいい性格。甘え上手。(左目にホクロ&舌ピアスをしている)
時々笑みを含んだ声色や、語尾の上りなどで分かりやすく抑揚をつけながら翠の独特な曲者っぽい雰囲気を演じられてて、めちゃくちゃ翠でした。
ちなみに番外編の「最初の物語」では、小学6年生の瑠璃と翠も坂田さんが演じられてます。
この作品だけで、攻めも受けもショタボも聴ける贅沢仕様はありがたい。
【個人的好きポイント】
・三人の共依存関係!これに尽きます。
宇佐美だけが唯一、瑠璃と翠を本能で見分け愛することができて、瑠璃と翠だけが宇佐美の本質を見抜き愛で満たす……そんな三人がどろどろに溶け合うような姿を音声で感じられたのがよかったです。
現実ではあってはならない関係だけど、これが双子と先生の愛のカタチなんだな……と、じわじわと常識が麻痺していくような感覚にドキドキしました。(まるで危ないお薬みたいな三人だ)
・一巻から先の話を読んでいるので、伏線になっているセリフにはやっぱりグッときました。
特に宇佐美先生の「俺が愛せは愛すほど〜」の所はうさみん……うぅっ……と、なりました。
・濡れ場は何度もありますが、特に二輪挿しの所は、息を呑みました。
いくらセックス自体に慣れてるとはいえ、さすがに二本は苦しいはずなんですよ。
でも「ふたりのだからすごい気持ちいい……」って宇佐美先生の声を聞いて、あぁそうか、二人を同時に受け入れて愛せた事が、精神的に満たされて気持ちいいって事なのだと、ストンと腑に落ちました。
先生…先生…って何度も呼ぶ瑠璃と翠の声も相まって、三人がより愛おしくなりました。
・キャストお二人の技術が光っていて、いいもん聞かせていただいた感がありました。
キャストコメント(約5分)でもお話しされてましたが、坂田さんはできる限り双子役を同時進行で収録されたとの事で大変難しい役だったと思いますが、すごく自然に二人を演じられていて素晴らしかったです。
田丸さんも、二人から同時に愛され攻められるサンドイッチ感や、誘い受けの煽り台詞の艶っぽさはまさに匠の技でした。
・本編+番外編合わせて約63分。最近のBLCDの傾向としては短かめですが、原作ファンにとって満足度が高い仕上がりになってると思います。カット無しな上に、かなり台詞が増えてるシーンもあって嬉しかったです。
分かってはいましたが体感7割ぐらいは濡れ場なので、「BL作品に濡れ場はいらない」派の方や、濡れ場耐性のない方は本当に覚悟して聴いて欲しいです。
【特典について】
いつも音声特典を優先して購入するので、今回はポケドラと、DL siteの2つで電子購入しました。
・ポケドラ限定特典は、かきのたね先生原案のオリジナルエピソード「たまたま、玉ねぎ」がついています。(約11分)
お家デート感満載のえっちで可愛いお話し。駄々っ子翠も拗ねてる瑠璃も絆されうさみんも最高でした。うさみん特製の玉ねぎスープ私も飲みたい…
・DL site限定特典は、同人誌や電子でも発売済みの「白」と「黒」の中から5つのお話しを収録したミニドラマ集がついています。(約14分)
リバ(宇佐美×瑠璃)ありなので、宇佐美先生の攻めが聴きたい方は、こちらがおすすめ。
酔っ払いうさみんによる雄みのある、あのセリフが聴けてニヤついてしまいました(笑)
【最後に】
教師と双子の生徒が愛を求め、愛を与え、愛欲に溺れる……そんなインモラルな作品の空気感が、忠実に表現された作品でした。
ただ、原作一巻では個人の過去などについてあまり深掘りされていないので、原作未読の方や一巻以降の話を読んでいない方はもしかしたらお話の本筋がつかめずモヤモヤしてしまうかも……
個人的には、一巻まるまる使ってでも外野から隔離されたような三人だけの倒錯的な日常をしっかり描いたことは、今後の三人にとって意味のあることだと、CDを聴いてより感じました。
これから先の三人の行方と、二巻で登場するキャラのキャストがどなたになるのか、わくわくしながら二巻の音声化も期待してます!