umeair
Dear+ bunnko
こちらはコミコミさんフェア特典の小冊子です(ABCの3種類)。
フェア対象となっているディアプラス文庫を2冊以上購入すると一冊いただけるもの。
3種類全部読みたくて大正の文庫本を6冊購入、年を跨いでしまいましたが、
本日ようやく読めました☺︎
どのお話もページにして4P弱と短いんですが、読み応え&満足感がすごい!!
いただけて嬉しい小冊子でした〜✨
以下、それぞれ簡単に感想を。
◆栗城 偲先生「塚森常務のこたつ事情」
(「塚森専務の恋愛事情」「犬も食わない同期の恋愛」番外篇)
セレブな塚森が、ずっと欲しいと思っていたこたつを購入してー
というお話。
高級ごたつに「おおお…」と驚くも、早速こたつの中で不埒な動きをし、
叱られる荏原にニヤける〜(*´艸`)
ちゃっかり背後に回って服の下から手を入れて…というところで終わっているのですが、
その”続き”を想像してひたすら一人ニヤニヤしてしまうお話でした笑
◆幸崎ぱれす先生「新人外科医はまだまだ白獅子に求愛される」
(「新人外科医は白獅子に求愛される」番外篇)
日本に一時帰国したホワイトライオン獣人・獅堂を
瑠依が迎えに来て…というお話。
空港で熱くて甘ーーーーい求愛を繰り広げる獅堂、
100点満点のセリフに痺れまくりです…//
溺愛スパダリ、大好き。
久しぶりに本編を読み返してみよう!と思う、甘くて甘い番外篇でした◎
(大好きなネコ科の”喉ゴロゴロ”にも、きゅん)
◆砂原糖子先生「バイオリニストの冬休みとキス」
(「バイオリニストの刺繍」番外篇)
この番外篇が読みたくて、文庫をモリモリ買った、と言っても過言ではないほど大好きな作品です。
もーーーーこちら…本当に本当にうっとりするお話だった( ; ; )
幸せなお話なのに、なんだか泣けました。
ある雪の降る朝、手話の寝言で「キスして」と言っていたらしい吹野を
優しいキスで起こす館原。
”キス”は最近”きつね”を表す指文字で表現する、という話になりー
と続くお話。
雪のように静かで、愛に満ちていて、なんだかたまらない気持ちになる番外篇でした。
個人的一押しです・:*+.
◆月村 奎先生「恋愛小説家は恋に臆病」
(「恋愛小説家は恋が不得意」番外篇)
学生時代、夏生のことを気にかけながらも
なかなか距離を縮めることができなかった洸史郎。
そんな昔のことを夢に見ていたところ、夏生に声をかけられ目覚めてー
というお話。
攻めの洸史郎視点での学生時代のお話、淡い恋心が見え隠れする
エピソードに胸キュン…!
恋人同士になれたことの喜びを噛み締める洸史郎に、
「良かったね」と思わず声をかけたくなってしまう、幸せな番外篇でした☺︎
◆宮緒 葵先生「遠き白日」
(「極楽あると人は言ふ」番外篇)
なんと、本編受け・鋼志郎の曽祖父のひ孫である警察官・藤山視点のお話。
白昼堂々、通り魔が男を遅王としているところに遭遇し、
間に入るも、襲われた青年の顔は以前曽祖父のもとで見た彼の親友・鋼志郎でー
というお話です。
行方不明になったと聞いていた鋼志郎が、目の前に現れた驚き。
白昼夢のようだと書いてあるように、幻想的で不思議な空気に
一瞬にして包まれてしまうお話でした。
◆ゆりの菜櫻先生「火ミール王国に雪が降ったよ」
(「黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚」「黄金のアルファと禁断の求愛結婚」番外篇)
クライヴ×リシェル、アルヴィス×セインのカプがまとめて見られて嬉しい!
リシェルの兄・セインと、リシェルの伴侶であるクライヴの火花バチバチのやりとりが
相変わらずで可笑しかった〜!ꉂ(๑˃▽˂๑)
もーこの二人、一生やり合ってて欲しいw
王宮の賑やかな雪合戦、想像するだけでも楽しくほっこり、
心温まるお話でした♡