Jewel
awairo emaki
キャストのお2人とも大好きなので興味はあったのですが、購入を後回しにしてしまっていた作品です。
理由は、BL視聴は「男子高校生、はじめての」シリーズのような濃厚性的シーン満載の作品が好みだからという「大人の理由」です(笑)
ストーリー自体はありきたりですが、誰も傷つかず、日本昔話のようなノスタルジックな気分が味わえる、BLカテゴリーとしては異質の可愛らしい作品でした。
全体的に明るくコミカルなタッチですが、後半、感情に訴えてくる泣き演技があり、やっぱりお2人とも演技がお上手だなとしみじみ思いました。
BGMやSEも作品の雰囲気を演出するしっかりしたもので、丁寧に作られたのだなと感じさせてくれます。
普通のアニメ(なにこの言い方)はほとんど視聴せず、ゲームもやらないため、男前ボイスの小林裕介さんを聴く機会がほぼないので新鮮でした。
お声のバリエーションの中では乙女ゲームの「恋と深空」のセイヤ系です。
クールだけど甘いやつ。
佐藤元さんは小林裕介さんのYouTubeチャンネルにゲスト出演された時に、裕介さんに「やべぇヤツが来た」と言わしめたデカい声と勢いで元気少年ぶりがスパークしていました。
種﨑敦美さんが妖怪が化けたこぎつね役を演じておられますが、めちゃくちゃかわいいキツネなので、女性が地雷の方でも許容範囲ではないかと思います。
絡みシーンはなく、短い軽めのキスが数回、リップ音もお2人の実力からしたら聞こえないも同然に控えめなので、うっかりすると何をしたのかわらないまま進行してしまいます。
さすがは、ちるちるさんの記事で「学校図書に推薦できそうなBL作品」に選ばれるだけあります。
激しめのBL視聴で荒ぶりすぎた魂を鎮めたい時にいいかもと思いました。