umeair
eiyuu ha ambrosia wo hamu
コミコミさん特典のこちら、読んで思ったのが「これ結構重要な内容だな…?」ってことです。
もちろん本編でも触れられてはいるんですが、この小冊子を読むことで
・ニキアスとカイロスの関係性(原告の息子と被告の息子であること)
・人間だったらそんな↑二人が仲良くなれるはずもないけれど、神と神子の世界ではそのような人間界での常識はないこと
等々、物語の中の重要なファクターとなる部分がより深く理解できます。
今から作品を読まれる方は、ぜひこのコミコミさん小冊子付きで…!
本編の前日譚でした。えーこれ、ここに入れる・・・・?本編読む方のために本編の後ろに入れた方が良かったんじゃ・・・とめちゃ思います。本編好きそうな方はこれ付きでゲットした方がよいんじゃないかなあ・・
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お話は、イレクトロンの神子カイロスと、クロノキアの神子ニキアスの交流になります。時系列としては、ニキアスがアンブロシアを探しに界渡りに行く前。
このお話読む限り、神子同士、お互いの国のために対立する可能性もあるだろうけど、親友ポジというようにも読めるし。そもそも父神を訴えたのが、イレクトロンの女神ってのが。一体に何があったんすか?と気になりますねえ・・・
本編の次がどう転ぶんだろう???と楽しみになるお話でした。
タイトルが「二人の神子」とあったので、これは間違いなくニキアスとカイロスだろうと思いました。そしてその通りで前日譚でしたね。
本編ではニキアスがカイロスと距離を取っていましたが、こちらのコミコミさんの小冊子でも何となく執着してるのはカイロスだけのような気がしました。ニキアスは相変わらず素っ気ない感じです。
ニキアスの父神が今のようになったのがカイロスの母神がキッカケなんですよね。この出来事の裏に隠された何かがあるのか、凄く気になるところです。
そしてこの時のことかあるからニキアスの神子の力が戻ったのが魔獣の腑ではないとカイロスは気が付いたのでしょうね。
下巻でカイロスが敵になるのか、それとも味方になるのかとても気になります。この二人の昔のお話も下巻に出てくるかしら?