ピットスポルム 一葉・二葉【BLCD】

pittosporum

ピットスポルム 一葉・二葉
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神20
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
116
評価数
24
平均
4.8 / 5
神率
83.3%
著者
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
Charme Gatto
収録時間
枚数
ふろく
フリートーク
発売日
JANコード
4560258559454

あらすじ

『コミコミスタジオ・BLドラマCDレーベル「Charme Gatto(シャルムガット)」 』

★CDジャケット三上志乃先生描き下ろし!
★初回限定盤特典:ボーナストラック・キャストトーク収録!

【キャッチコピー】
好き、好き、好き。
傍に来ないで、おかしくなるから。

「愛」なんて、仄暗くて、うしろめたくて嫌になる。
だけど届いた瞬間、それ以上の幸せなんてないって思った。

学生寮で同室の正反対な二人が紡ぐ青く、
酸い、未熟な愛の作り方。

●ストーリー
全寮制の高校に通う矢野久哉の悩みの種は同室で学校一の問題児、小田島苑だった。
門限を守らず、男子寮に女子生徒を連れ込み性行為に耽る姿を目撃し初めて
見る男女の生々しい営みに混乱と欲情を感じてしまった矢野に半ば強引に自己処理の手伝いを行う。
「生真面目な優等生」を揶揄う小田島、かと思いきやそこには誰にも
言えない恋愛感情とトラウマが混在していてーー。
小田島の行動と、時折見せる切なげで愛おしく苦しそうな表情に真意が押しはかれずすれ違う二人。
相手を想うあまり心の奥に押し込めたたくさんの「好き」とその人の気持ちを知るために投げかけた「知りたい」が
交わる苦しくも優しい恋物語。

●2枚組(初回限定盤特典・ボーナストラック・キャストトーク収録)

●キャスト
CV.矢野 久哉:千葉 翔也  CV.小田島 苑:坂田 将吾

●初回限定特典
【初回限定盤特典】ボーナストラック・キャストトーク収録   出演:千葉 翔也  坂田 将吾
※無くなり次第終了となります。

Ⓒ三上志乃/ジーオーティー

表題作 ピットスポルム

小田島 苑 → 坂田将吾

矢野 久哉 → 千葉翔也

レビュー投稿数3

とてもよくて、ちょっと惜しい

自分自身を否定する小田島の押しつぶされそうな苦しさ。
苦しくて切なくてギューってなる。坂田さんの泣きそうな演技がめちゃくちゃ良く両思い後の少し甘さの混ざる声もとても良い。想像していた以上に苑でした。

千葉さんの矢野は、純朴で芯の強い矢野そのもの。
頑張り屋さんで小田島が好きになるの分かる。

聴けば聴くほど解像度が上がるような作品です。

ただ、苑が(矢野がうっかり覗いてしまう倉庫で)女の子としている時の音声が残念。原作読んでなければただくっついてイチャイチャしてるだけにしか聴こえないのでその後の(矢野勃っちゃう)に違和感。
矢野と似たパジャマ着させてのとこは女の子の会話は若干妙だったけど、苑の息遣いで最初よりは良かった。

あと、皆さん書かれてますがBGMがね…ちょっと残念だったかな…謹慎室での告白後アレは要らなかったな…

と、細かい気になるポイントはありますが既に6周目。
もし、買うの躊躇ってる人が居たら…是非手に入れて欲しい。




6

良きところとうーん…なところと

坂田将吾さん初メイン作ですと!と飛びつきました。原作も直前にゲット、同時発売の3巻も特典ドラマCD付きでコミコミさんで購入しました。

お相手は、去年からBLCD界で躍進中の千葉翔也さん。私が聴いた中で今作の役柄が一番ハマり役でした。
田舎から上京して家族と離れて心細いのを隠しながら特待生として金銭面で優遇された立場を守るために無理しながら学年5位以内をキープしてる頑張り屋さんな矢野くん役。
普通のいい子です。等身大の男の子の役が合ってる。矢野くん役のちばしょー、ずーっと聴いていたい。お兄ちゃんとして妹と通話するシーンの話し方めちゃ好きでした。うっかり見てしまった小田島がギャップに心掴まれたのもわかる〜!

坂田将吾さん演ずる小田島くんは、勉強しなくても学年1位、ルックス良くてお金持ち、女の子にモテモテでセフレがたくさんいて時には3Pしちゃったりする。普段チャラチャラしてるんだけど、実は深いトラウマが潜んでいて本当の自分は見せないようにしているってなかなか演じ甲斐のある役。悪くはないんだけど、サラーッと聴けちゃったかな。もう少し自分らしさを役に入れ込んでほしい。

ここから、ちょっと気になっちゃった点
原作で女子との絡みが多い作品なのですが、そこは配慮されててSEX最中とはわからない仕様に変わっていました。ただ女の子とイチャイチャしてるだけに聴こえる。これは、改変というより配慮なのだと思います。

女子が多い分気になったのは、アニメ声すぎる部分です。何故か男性キャラに対してはアニメ声だなーとは思わないんですが、女子に対しては凄く引っかかる。もう少し日常に馴染むお声に調整してほしい。同級生役の方、小田島くんの母役の方も。例えば海外映画の吹替をこの声ではしないと思うんですよね。作品によっては発声方法って違うものじゃないんでしょうか?

もう一点は、BGMです。えー?!ここでこのBGMなの?!とビックリしました。小田島くんが反省室に入れられて夜に矢野が会いに来ていい雰囲気になりかけた時、先生がやってきたってシーンです。
口笛風の牧歌的な曲調で、ザンネーンちゃんちゃんみたいな感じなのかもですが、原作ではそんなムードではなかったです。ここBGM入れなくていいよ。
キャストトーク中もずっとウクレレで演奏してるみたいな曲が流れていてこれもいらない。

まだ生まれたてほやほやのコミコミさんのBL CDレーベルだから成長途中なのかもだけど余計なものは要りませんよと思ってしまった。

でも、こういう初めての組み合わせや珍しいキャスティングはどんどんしていただきたいです。

7

メインキャストお2人の瑞々しさが作品にピッタリ!

坂田さんの初メインを聞きたいということで購入を決め、原作を読んでからCDを聞きました。

瑞々しくも胸が苦しくなる2人が結ばれるまでを2枚組でじっくり聞かせてくれる作品でした。
メインキャストお2人ともお若く、BLの出演年数が短いからこその粗削り感も作品に合っていたと思います。

メインキャストお2人について。

■坂田将吾さん

坂田さん演じる小田島が「性癖の塊」と言っても過言ではないくらい好きで、思い入れが強かったのもありますが、自分が想像していたよりも軽いキャラ造形に聞こえました。
彼の持つ心の闇は深く、矢野とのぶつかり合いを通して浄化されていくのですが、もっと暗くあってほしかった!
とは言え、声は小田島にとてもハマっていたし、矢野への好意を明らかにしている時やえっちシーンの攻めのお芝居はとても良かったです。
今後もいろんな作品で聞いてみたいです。

■千葉翔也さん

正直、試聴時点では矢野に果たして合うのか?と疑問を持っていたのですが、CDを通して聞いたらピッタリでした!
どこまでも真っすぐで、素直で頑張り屋な矢野で、キャラクターへの解像度が上がりました。
攻めに反抗しても泣かされちゃう受けを演じるイメージが強かったのですが、今回は攻めをしっかりと受け止める強い受けでとても好きでした!

最後に気になった点について。
別の方もレビューに書かれていますが、とあるワンシーンのBGMが場面とミスマッチですごく気になりました。
お互いの想いをぶつけ合ってようやく想いが通じ合った後の2人っていう、原作でも特にお気に入りのシーンだったので、少々残念です。
BGMはなくても良かったのではないかと思います。

気になった点の影響で-1ですが、メインキャストお2人のお芝居は良かったです!

5

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