kurinn
sumeragitaru taka ha wakaba no tsuki wo choai suru
本編後のお話で静鷹(せいよう)が緑月(りょくげつ)を更に寵愛する様子でした。
事件が解決する前にも静鷹に連れられて玲汐(れいせき)を訪れた事があった2人でしたが、今回は純粋にデートなんですよ。でも実は緑月が1人で訪れようとしていたのを静鷹が説得して、2人で船を見に行ったようでした。
この時に静鷹視点で気持ちが語られているので、緑月を得られた事で彼がどう変わったのかが分かるんです。緑月が愛でる港の猫までに嫉妬する静鷹が可愛らしいと思ってしまいました。
身体から始まった2人でしたのでこちらの小冊子でもいつもの宿屋に行ってました。しっかりものの緑月と彼に甘える事を覚えた静鷹にホッコリするお話となっていました。
小冊子も2段組の大ボリュームで葵居ゆゆ先生ありがとうございました♪
本品は『皇たる鷹は若葉の月を寵愛する』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編後、緑月と静鷹がお忍びで町を訪れるお話です。
間近で船を見てみたいという緑月の言葉で
静鷹は久しぶりに2人きりで玲汐の町を訪れます。
緑月の指先はかじかんでいるようで
赤く染まった指先に息を吹きかけている緑月を見た静鷹は
さりげなく寄り添い手を握ります。
緑月だけを愛すると決めて以来、
静鷹は神経は落ち着いているのに活力はあって
先々の事を考えらるのに集中できるようになった
ように感じています。
何をするにも、どことなく愉しいように感じ
緑月と出かけている今も心が浮き立ち
袖に隠すように手を握るのさえ、いい気分です。
しかしながら緑月は
握られた手に目をやって微妙な顔をし・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにて前半静鷹、後半緑月視点の後日談になります。
同じ町歩きをしても緑月と静鷹の感じるものは違い
緑月の生きてきた世界と静鷹の世界は
本来は交わる事が無かったのだと感じさせられつつも
緑月を得た事で変わった静鷹の様子と
静鷹を愛して変わった緑月の様子が微笑ましいお話でした。