ぼくらの一線【BLCD】

bokura no issenn

ぼくらの一線
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
36
評価数
8
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
FUSION PRODUCT CD
収録時間
枚数
2 枚
ふろく
コミコミオリジナル特典は、 『鴈方ひのの先生描き下ろしペーパー』です!!
フリートーク
別ディスクであり
発売日
JANコード
4539690135540

あらすじ

「自慢の恋人は……小学生。」

クールな見た目に実直な性格のイケショタ×ちょっぴり天然で気弱なサラリーマン

【あらすじ】

まだ子供だけど、ぜったい幸せにするから。

酔うとキス魔になってしまう芝 咲良、22歳。
泥酔した勢いで手を出してしまった相手はなんと小学6年生のアゲハ。
キスをした責任として咲良はアゲハと付き合い始める。
清い交際とはいえ、未成年と関係を持つ後ろめたさに苛まれる毎日。
だけど一所懸命に尽くしてくれるアゲハを手放すなんてもうできなくて……。

好きになってはいけない相手だったのに、加速する恋心は止められない。
切なくてほろ苦い年の差ラブストーリー。

咲良の誕生日を一緒に過ごす2人を描く、描き下ろしエピソード
ドラマCD特別ミニドラマ『ぼくらのハッピーバースデー』も収録。

【キャスト】
芝咲良:榎木淳弥
尾長アゲハ:村瀬歩

表題作 ぼくらの一線

尾長アゲハ → 村瀬歩

芝咲良 → 榎木淳弥

レビュー投稿数2

まごうことなき純愛 じゃなきゃ犯罪(笑)

「小学生と社会人の同性愛」というセンセーショナルな部分に気を取らなければ、年齢差カップルの純愛ストーリーとして楽しめます。

わたくし自身は、小学生でも精神的に成熟している人間もいれば、たとえ親になったとしても精神的な自立が果たせていない人間もいると思っているので、作品自体は抵抗なく視聴できましたが、もしかすると、小学生のお子さんがいる方や、子育てのご経験のある方には違和感や抵抗感があるのかも?

性に関するコンプライアンス意識も浸透しつつある昨今、きっかけが泥酔した社会人男性が小学生男子にしたキスというのは、なかなかにチャレンジングな内容ではありますが、村瀬歩さんと榎木淳弥さんの演技に吸い込まれるように聴き入ってしまいました。
(※未成年のうちは事故的なキスまで)

榎木淳弥さんの演じる芝咲良は酒が入っていなければ常識的で誠実な男性で嫌悪感を抱くような言動はありません。
個人的にこのキャスティングは大成功だと思いました。
これをただ喋るだけでそこはかとない色気を漂わせるようなタイプの声優さんが演じたら絶対に犯罪(笑)

尾長アゲハ演じる村瀬歩さんは小学生から高校生への声の演じ分けがお見事で、天性のお声と演技力が唯一無二の存在だと改めて感じました。

アゲハの父親が職業柄、恋愛観が常人とは異なっていたことは救いでしたが、世間から向けられる目は、現実にはそうはいくまいという展開だったので、こうであればいいなという理想として受け取りました。

このアゲハの父親、息子を1人の人間として尊重しているようにも見えるし、しっかりしているのをいいことに甘えきって無責任でいるようにも感じられて、もしかしたら大人の狡さ?と穿った見方をしていたら、父親本人も劇中でそんなことを吐露していました(笑)

咲良はアゲハが過ごす小学生から高校生の月日と、社会人の自分の日々とが同質でないことも、人の心が移ろいやすいことも、理解していると思うので、よく大事な数年間を離れ離れに過ごす決断をしたなと思います。

忍耐と信頼しか拠り所がない選択を完遂できたのは、お互いを真にかけがえのない存在と思えたがゆえだと思うので、やはりこれはまごうことなき「純愛」。

出会ったタイミングときっかけは社会的に好ましくはありませんでしたが、そこに嫌悪感がなければ見守りたくなるハッピーエンドのお話です。

0

感動な年の差ラブ

アゲハ×咲良

初共演とは思えない
榎木淳弥さんと村瀬歩さんの破壊力が、
年の差ラブがこれほど切なくて、泣けるって、本当に泣けるの。

コミック4冊も読み返したから、
何倍も感情移入し、

榎木淳弥さんの咲良、
声はイメージとぴったりで、びっくりした!
アゲハに惹かれて、
純粋で、焦る恋心。
大人の臆病なところ、
その汗、汗の反応がこんなに生々しいなんて素晴らしい!

村瀬歩さんのアゲハ、
大人っぽい優しく柔らかい子供から
高校生の落ち着き具合までの完璧さが、
さすが、村瀬歩さんしかできない!
咲良への一直線な想い、
咲良を大切にしている気持ち、しっかりと伝わってくる。
一番のハイライトは、間違いなく、
本気で、「咲良、可愛い」!上手すぎるでしょ!

エッチの最中でも、その熱さ、
何年間も待っていた欲望と愛情が、
エロくて・・・もはやリアルのそのままより、リアル!
全身がぎゅっとなってしまう!

背景音楽もハートに直撃し、
年の差の切なさ、
2人のどうしようもない感情、
特に、咲良が日本に離れる前の「離れたくない」パートが涙腺決壊寸前!
待っている気持ちと、好きで耐える痛み、
全部が胸が締め付けられる!

ミニドラマと描き下ろし小冊子の
『ぼくらのハッピーバースデー』、
2人も可愛くて微笑ましい。大満足!

みんなが優れていて、本当にありがとうございます。
この作品には拍手を送りたいくらいです。
本当に見事なパフォーマンスでした!

2

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