pop one's cherry【BLCD】

pop one's cherry

pop one's cherry
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
95
評価数
21
平均
4.5 / 5
神率
66.7%
著者
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
ムービック(CD)
収録時間
枚数
1 枚
ふろく
フリートーク
発売日
JANコード
4549743778198

あらすじ

ヒートにも屈しないΩの咲真(さくま)と、眉目秀麗な生徒会長でαの廉次(れんじ)。
二人は小さい頃から一緒にいる幼馴染みで腐れ縁。
Ωとαという性の違いもあり、今は一定の距離を取っていた。
そんなある日、ヒートになった咲真はついうっかり廉次の制服についた残り香でお尻を弄ってしまう。
しかも一番知られたくなかった廉次に見つかってしまい…! ?
百合アズルが描く、超変態ドSαと、ただでは揺らがない屈強なΩの予想できない幼馴染み二人のラブバトルがCD化!

表題作 pop one's cherry

日下部 廉次 → 小林千晃

咲真 慶宗 → 鈴木崚汰

その他キャラ
東雲出雲[小林裕介]

レビュー投稿数2

サクちゃんの可愛さを再考するきっかけ

すごい!サクちゃんがめっちゃサクちゃんで、廉次がめっちゃ廉次!(語彙力)
発売前の試聴で既に期待はしていたけれど、ドラマCDで改めてサクちゃんの第一声を聞いた瞬間、「これだ!これです!」と強く頷きました。同じく、廉次の本編第一声を聞いた瞬間、「廉次だ!廉次だよ!」と強く頷きました。

サクちゃんの普段の強い雰囲気と、可愛さが漏れ出てしまうときとのギャップが見事でやられます。サクちゃんは強さが基本装備であるところが魅力だと思っています。だから、たとえとろとろに溶かされても、泣いてしまっても、失わない芯の強さを声からも感じられて嬉しかったです。そして、そこが可愛い。
サクちゃんに感じる可愛さは2種類あります。照れて赤くなってしまった顔や笑った顔などを可愛いと感じるストレートな可愛さと、本能や快楽に必死に抗う姿や悔しさから泣いてしまう姿などを可愛いと感じる少し屈折したもの。後者はおそらく、いじらしさや健気さとも呼ばれるものだと思いますが、それがサクちゃん自身の生き方や信念というものと繋がっているので、感じる可愛さもひとしおです。
そういうサクちゃんの可愛さは、廉次が引き出している部分も大いにあると思います。
原作漫画を何度も読み、その可愛さを堪能していたのですが、ドラマCDでもそれが見事に再現されていて堪能できました。ドラマCDのおかげで、サクちゃんの可愛さについて再考するきっかけをもらえて感謝です。

そして、廉次の関西弁が炸裂!
イントネーション大丈夫かな、と心配していましたが、こう言ってほしい、と考えていた通りのイントネーションで演じてくださっていて感謝です!所々、こう言ってほしかった、と希望とは異なる部分もありましたが、私の希望が正解ではないし、違和感を覚えるものでもなかったので、納得しながら楽しめました。
サクちゃんの強さを感じる声と、廉次のかっこよさと変態さを内包した関西弁が融合すると、楽しくて仕方ないですね。もっといっぱい二人で会話して!と二人の会話を聞きながら思っていました。
サクちゃんを愛おしいと感じるときの廉次、いじめたくて仕方なくなっているときの廉次、からかうときの廉次、本音を伝えるときの廉次……、様々な廉次を浴びることができて嬉しいです。そのときどきで違うのに、ちゃんと全部が廉次でした。すごい。

そこに加わる東雲くんが良き存在感を発揮してくれています。原作以上にかっこよさを増しているような。
「楽しいから一緒にいるんだよ」とサクちゃんに教えてくれる場面が好きなのですが、より印象的な一言になったように感じました。
いおりんたちもめっちゃ想像通り!これです!これ!という頷きの連続でした。

ストーリーをほぼ原作通りにしてくださったのも嬉しいです。省略される部分もちょこちょこありましたが、ストーリー展開にはあまり影響のない形なので、時間的にも致し方なし。
何より今回素晴らしいと感じたのは、ストーリー改変及び再構成の見事さです!
ほぼ原作通りなのですが、「ここ入れてほしかったな……」と感じた部分が後々、別の場面に組み込まれる形で再現されたり、「この部分がここに来てたのかー!」と後から気付いたり。そこには、個人的にポプチェリという作品にとって必要な表現だと感じていた部分が多く含まれていたので、この再構成をした方の手腕に感謝しました。
抑制剤を口移しする場面が省略されてしまったのは残念でした。

ドラマCDを聴いていて感じたのは、ポプチェリはやっぱりエロいな!でした。
しかも、ドラマCDは心なしか二人のえちシーンが原作より延長されているような……?
その中で、サクちゃんと廉次の大切な気持ちの遣り取りが響きます。
音声化されることで、それらがより強く鮮明になってこちらまで届けられた印象です。どこもかしこも名場面。
特に、二人がそれぞれ、過去のことを回想するときのインパクトが違います。出会いから、つい最近のことまで。
廉次にとってサクちゃんの言葉がどれだけ特別で大切なものだったのか、サクちゃんにとって廉次の言葉がどれだけ特別で大切なものだったのか、改めてはっきりと感じられました。
中学生の頃、屋上で笑い合う二人。バース性検査の結果判明後の遣り取り。廉次の告白。回想する度にそのときの音声が再生されるので、より印象的になります。
出会った頃、「好きに呼んでいい」と言われて、他の子たちが呼ぶ「ヨシくん」や「ヨシヨシ」ではなく、自分だけの呼び方「サクちゃん」を選んだ廉次。漫画でもこの場面は好きだったのですが、ドラマCDだと声まで変わるので、彼らが幼馴染みであり、廉次が出会った頃からずっとサクちゃんのことを特別に思っていたことがよりはっきりと伝わってきます。
バース性検査結果判明後、泣いているサクちゃんを廉次が見つける場面。それを廉次が思い出しているところで、「ずっと大切やったんや」と気付く描写。こちらも好きな場面なのですが、ドラマCDで再現されると、廉次の気持ちがより強く伝わってきて、本当にこの二人には幸せになってほしいと思いました。

演じ方により、原作漫画を読んでいるときとは違う場面が印象的になるのもおもしろいです。第一話のヒート我慢対決が始まる前、出て行こうとするサクちゃんを廉次が引き留める場面がそうです。「サ~クちゃん」と呼び掛けてから、「どこ行くん」「ヒートだつってんだろが」という遣り取り。
漫画では引きコマで表情もわからないのですが、ドラマCDだと廉次の声がどこか甘えているように聞こえて、それに答えるサクちゃんも廉次を意識しているように聞こえて、印象的でした。漫画のときにはひとつの会話としてスルーしていたので、驚きました。
他にも、サクちゃんが開けた自室の扉が廉次にぶつかる場面の1カメ、2カメ、3カメ三連発を再現してくれていたのがおもしろかったです。

4

サァ~クちゃん♡

ああ楽しっ!楽しいなぁ~!

小林さんは今まで受けしか聞いたことなかったけど、もうね、完璧な廉次ですよ!「おお、廉次はこんな声なのか」ではなく、第一声から「あっ!廉次だ!」ってなります。特にあのヘンタイ笑いが最高すぎる ヾ(嬉〃∀〃)ノ

サクちゃん役の鈴木さんは発売前の試聴で既にピッタシっと思いましたが、どうしても喘ぎ声が想像できず、めっちゃドキドキしながらHシーンに突入…!
あれ?ゴリラが急にめっちゃ可愛いんですけど⁇ ってかどこからあんな声出してるの!?

原作が好きな方は絶対買うべき。
ハアァ、全体的に大満足でふ~ (=w=)v

2

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