ポッチ
takane no hana ha midasaretai
アニメイトさんで、『「高嶺の花は、乱されたい(2)」 アニメイト限定セット』を購入するとついてくる特典小冊子です。有償特典なので、本代とは別に363円(税込み)は必要ではあるのですが、本誌で描かれている出来事の裏側を描いた内容になっていて、これはもうぜひ読んでいただきたい!と思ったのでレビューを書こうと思います。
本誌の内容にも触れたレビューなので、注意されてください。
16Pの小冊子ですが、中身は漫画です。
時系列は本誌でハナちゃんがスターニャックスの本社で社員登用研修を受けるタイミングでヒートを起こしてしまったとき。
連雀さん以外のアルファを拒絶していたハナちゃん、を助けに来てくれた連雀さん。というカッコいいシーンを、連雀さん視点で描いたお話です。
ハナちゃんの上司の吉野さんから、ハナちゃんがヒートを起こしたことを聞いた連雀さんは…。
という内容なのですが。
漫画のタイトルが「高嶺の花に誰?って言われるまで」。
そのタイトルから推測できるように、本誌101Pに続くところまでが描かれています。
連雀さんの、ハナちゃんに向ける愛情がこれでもかとたっぷり詰まっている内容で、めちゃめちゃ萌えました。ハナちゃん、愛されてるね。
このエピソードが本誌に収録されていないのはもったいない!
ラブ&エロ、そして最後のオチがまた良い。
ぜひとも多くの方に読んでいただきたいなあ、と思う素敵な内容でした。
本編で本店での研修時にヒートになった葉那ですが、ホテルに隔離されて苦しんでいたところに連雀さんが駆け付けていました。
本編では出張先のイギリスから駆け付けるシーンはカットされてましたが、こちらの小冊子は店長から連絡を受けて葉那の元へ駆け付けるまでが連雀さん視点で描かれてるんです。
本編でホテルの部屋に入った途端に葉那に襲われたとありましたが、その真相がちゃんと描いてありました。www
連雀さんを求める葉那の本能は本当に鬼気迫るものなんですよ。
そして私がこのアニメイトセットを購入して良かったと思う点は、ちゃんと連雀さんが葉那を愛していて大事にしてると分かった点です。熱量が凄かったです。葉那に負けてないです。
これ、いつか電子でこのお話だけ販売されたら沢山の方に読んで貰えるのにと思いました。
これ、描き下ろしとして巻末になぜ入れなかったの???って内容でした。特典としてはお得な内容ですが、本編ですっ飛ばされてたシーンがそのまま収録です。めちゃエッチでした。
連雀さんが海外出張中に発情期を迎えてしまったハナちゃん。スタニャ店長さんが連雀さんに連絡してくれて急遽帰国してハナちゃんの元に現れた連雀さんとハナちゃんは………。
本編ではハナちゃんが目覚めたら誰かにハメられてて焦って振り返ったら連雀さん?!って展開でしたが、すごく焦って帰ってきてくれてたんだね。
連雀さん口ではぶっきらぼうだし顔も怖いけど、愛しちゃってんのね、ハナちゃんのこと。
ほんで、「もう発情期に絶対1人にさせない」って言うてるわ。
発情期だからハナちゃん大胆だしエロワードも出るわ出るわ。首噛んでって言いつつ、首輪切ろうか?って連雀さんに聞かれると連雀さんがくれた首輪切っちゃヤダ!って駄々こねてたけど、最終的には花切りハサミで切ってましたね。
て事は、首噛んだの?んー?わかんないな。
左京亜也オメガバース界では首噛んで番にしてもまだ他人にΩのフェロモン感じられちゃうの?
でも、歯形ない気するしなー?よくわからん。
小冊子だけで電子配信されて多くの方も読めるようになるといいですね。
『高嶺の花は、乱されたい 2』の9話のヒートになって
連雀さんが来るまでの間のお話です。
スタニャの吉野さんから連雀さんの元に、葉那がヒートになったと連絡が来て
急いで葉那の元に向かう連雀さん。
「ハナ大丈夫か」と連雀さんに声をかけられた葉那はー…。
連雀さんがとある言葉をハナにかけるのですが
そういうことはヒートじゃない時に
言ってあげて欲しいなぁって思っちゃいました。
連雀さんってハナに執着しているわりに
圧倒的に言葉が足りないと思うし、
そのせいでハナの心が不安定になることがあって、読んでいてこちらまで不安になるんです。
この小冊子でハナにぶつけていた愛情を、
ヒートじゃない時にぶつけてあげて欲しいなぁって思っちゃいました。
本品は『高嶺の花は、乱されたい 2』の
アニメイト限定有償特典小冊子です。
本編幕間、葉那のヒート時の連雀のお話です。
ただいまイギリス出張中の連雀ですが
安眠中にスタニャ西方店長からの電話で起こされます。
電話に出た時はまだ半覚醒でしたが
「葉那のヒートが始まった」という連絡で
一路日本を目指す事になり・・・
B6版サイズで表面フルカラー、中面モノクロ印刷にて
本編では描かれなかった葉那のヒート時のお話になります。
連絡されたホテルの部屋を開けると
葉那のフェロモンにブワっと襲われたばかりか
葉那本人にも押し倒されて強請られてしまいます。
葉那はかなりイッていて連雀を誘惑し
「くびかんで」と言いながら首輪を切られるのは嫌と言い
可なり混乱している様子で
連雀はこんな葉那を残して離れた事を悪かったと謝る
・・・という連雀視点で本編では省かれた
花が意識を飛ばしていたヒートの時のお話になります。
本編は葉那視点なので
連雀の言動が理不尽な感じを受けますが
連雀から見た本編を見ると
葉那がどれだけ愛されているかが知れて
とっても良かったです。
雑誌連載なので頁配分的に割愛されたのかなと思ったのですが
本編と一緒に楽しむと印象が違うと思います。