風呂敷
tomodachi ja iya nanda
本編終了後、同棲する堂上と佳人のSSです♪
手作りご飯を食べながらふたりが楽しそうに会話をしていて、自分までほっこりしました。台詞が生き生きしているので、描写がなくても笑顔や弾んだ声が聞こえてくるんです。
そして、作者様は眼福のシチュを作ってくださるのが本当にお上手です!!
お揃いエプロン姿の恋人が笑顔で「おかえり」、こんなシチュ見たいに決まってます…!!
週末にふたりで仲良く餃子を包んで、一緒に食べるのを楽しみにしているとか、日常にときめきがつまってます。堂上の餃子は大きさも均等できれいに包んであるイメージ。対して佳人は余った皮で色んな具材を入れたラッキー餃子を作ってくれそう…。キャラが立っていて魅力的なので、色んな想像が膨らみます。
あと作者様のお話では、「へー!」と興味をひかれるネタや豆知識と出会えるところも好きです。
今回のSSでも様々なキラキラネームが登場して面白く読んでいたら、いつの間にか会話がいちゃいちゃしてくる不思議…!!
甘いことを言おうと意気込んでいるのではなく、言葉が自然に相手と寄り添いたがっている感じが良いんです。
堂上はストレートに、純粋な愛情をさらっと伝えてくれて、佳人は照れくさくて表情はツンとしていながら、相手に愛情を返さずにいられないのがキュンとします。
日常の一時にも恋心が光っていて、幸せな気持ちになりました。
気になってたあれやこれやが書いてあって大満足のSSでした。
一緒に餃子を作ったり、それを佳人が焼いて堂上の帰宅に合わせて焼いてたりと、仲良くやってるようで良かったです。
そして堂上の精子を諦めて違う人に協力してもらったビアンの上司のお相手に赤ちゃんが誕生してました。その話を聞いて喜ぶ佳人はもう以前の蟠りは無いようでした。
産まれた子の名前からキラキラネームの話題になって、佳人の読み方を変えればキラキラネームになるという話とか、堂上が騎士という名前だったら益々モテてしまうとか会話が弾んでました。
なんだかんだと上手くいってるようでした。
本品は『友達じゃいやなんだ』のフェア店特典ペーパーです。
本編後、一緒に暮らし始めて半年後のお話です。
堂上が汐入と暮らし始めて半年がたちますが
堂上はいまだに「おかえり」と言われたり
一緒に夕飯を作ってくれる姿を目の当たりにするたびに
新鮮に感動してしまいます。
今日もキッチンでフライパンに大皿を当てて
焼き立ての餃子を受けていた汐入に
笑顔で迎えられて堂上も笑顔になります。
ちなみに餃子は先週末に
2人で一緒に作ってストックしていたもので
ここ数日は一緒に食事をする時間がもてなかったので
話したいことが沢山あります。
汐入もそうだったようで・・・
B5サイズ片面3頁にて堂上視点での後日談になります。
取材先でのハプニング等をきいて笑ってから
堂上は風坂家長のパートナーが出産した話をし
子供の名前がキラキラネームだと言う話から
高校時代のキラキラネームの同級生の話から
汐入の名前もキラキラネーム(!?)なんて
話になっていくのですが
どこから突っ込んでいいのかわからないくらい
ラブラブなオチになっていたのには
笑わせて頂きました (^-^)v