はるのさくら
Rebirth
受け様視点の本編を攻め様視点で語ってもらえるのは、とても嬉しいです(*´∀`*)
まさに本編終了後、久しぶりにガブリエーレとの逢瀬の後。
寝てしまったガブリエーレの寝顔を見ながら、今の幸せを噛み締めているアレッシオ。
1度目の人生、ガブリエーレ視点でも辛かったけど、アレッシオも苦しかったんだなぁ、と。
やり直した人生を、2人で乗り越えて愛し合える今。
よかったねぇ、としみじみしちゃいました。
でもって、ラストのガブリエーレの甘さ、素直さにやられました(>ω<)
やはり、攻め様視点はよいわ~(≧∇≦)
本編では結局はアレッシオは聖騎士を辞めて、ヴァッローネ家の中継ぎの当主になる為に還俗してました。そしてボラスカに旅立つシモーネたちの見送りに神殿庁を訪れて、その後に騎士団長の居宅でガブリエーレとの逢瀬を楽しんでいました。
こちらのコミコミさんのペーパーはその時のアレッシオ視点のお話でした。実はヴァッローネ家に騙すように連れて行かれてからのアレッシオの境遇は、本編中でアレッシオからガブリエーレに伝えられており彼も孤独だったことは分かっていました。
ただ、どうやって監禁状態から抜け出して神殿庁の図書館まで辿り着いたかは不明でした。
こちらのお話でやっとその過程が明らかになってました。
そしてルッチを呼び出した後に直ぐにガブリエーレの後を追って自害していたので、詳しい契約について聞いていないことが判明してました。それを知るとルッチはガブリエーレには親切だったと思ったのです。
ガブリエーレとアレッシオの幸せな様子とルッチを当たり前のように受入れてる姿にホッコリしました。
本品は『Rebirth ~聖騎士は二度目の愛を誓わない』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。
アッシリオ視点での番外編になります。
ヴァッローネ家の中継ぎの当主となったアレッシオは
久々に神殿庁を訪れます。
ポラスカに旅立つシモーネたちを見送った後、
ガブリエーレとともに騎士団長の居宅に向かい
なかなかゆっくりできない恋人との時間を堪能します。
安らかに眠る恋人の頬を撫で
アレッシオは幸福を噛みしめます。
片方の目は失いましたが
それ以外の大切な見ものは全て無事で
アレッシオもカブリオーレも生きていてる
1度目の人生ではどれほど願っても
ガブリエーレをこの腕に抱くことができなかった
アレッシオにとっては奇跡でした。
愛していると告白することもできず
カブリエーレが首を落とされた瞬間
自分も死んでしまいたかったけれど
黙って死ぬには運命はあまりにも理不尽で・・・
B5サイズ両面にてガブリエーレや読者には
見えなかったアレッシオ事情が見えるSSです。
ガブリエーレを失った苦しみは
ガブリエーレに償う事でしか贖われず
晩年のアレッシオはガブリエーレを生き返らせる
ことに囚われていました。
そしてある世話人が思いついた異端の魔術で
悪魔を呼び出すという方法にためらいは有りませんでした。
そして呼び出した悪魔に自分を生贄に捧げるため
その場で喉をついたのですが
それについてはルチーフェロにも言い分があり
・・・とルチーフェロの話に続いていきます。
ガブリエーレ視点では見えなかった
ガブリエーレの死後のアレッシオについては
知ることができる短編でたいへん面白かったです。
ガブリエーレから見たアッシリオには
かなりベールがかかっていたのかなとも思えて
楽しかったです。