ちろこ
shinai naru gene he
この小冊子を含めて本当の意味での完結になると思います。なので、本編を読んだ方は、
糸色 文寸 に読んで欲しいです(^ ^)
トレヴァーの手記を元に綴られた、トレヴァーとジーンの切ない想い。発売日から数日経った今でもふとした時に「親愛なるジーンへ」のことを考え、ホロっと涙が出てしまう自分がいます。余韻がとにかくすごいー…。これが映画なら、映画館に足繁く通ってますね(笑)
この記念小冊子はジーンの視点がメインです。
私はジーン視点も知りたいと思っていたので、これは有り難かったです^ ^
トレヴァーとの同居から3ヶ月後のクリスマスの日、トレヴァー甥・ジーンとカレンとの4人でスケートに出掛けることになります。(仲良いなぁ 笑)
ジーンはリトルジーンと、トレヴァーとの別れた時の思いについて話していました。彼が、というよりトレヴァーの気持ちを汲んでお互いに納得した上で離れてしまったようです。(グスッ)
ジーンもあの時は若かった…いや若すぎたから仕方なかったかも知れませんね。今思えば…とタラレバの気持ちと少しの後悔を滲ませていました。
回り道だったのかも知れないけど、今またトレヴァーとの生活が始まって幸せを噛み締めているからこそ、そのタラレバや後悔の気持ちを抱いたんだと思います。それはジーンが今すごく幸せだからなんですよね。
だってこの小冊子には幸せが溢れています!
トレヴァーとの今後の関係をリトルジーンに助言をもらおうとするジーンが、めっちゃコミカル(笑)名前のつく関係にこだわらなくとも、トレヴァーとジーンには彼らにしか作れない関係があるんですよね。今は離れていた時間の分まで、いっぱい2人の時間を楽しんで欲しいと思います。
(それにしてもリトルジーンは、めっちゃええ子や…)
あ、あと。小冊子にテオとオズもちょっとだけ登場していました♪
私が「親愛なるジーンへ」の存在を知ったその翌日が2巻の発売日で、1•2巻とも読んでから今度はラムスプリンガの情景を読みました。アーミッシュのことも調べ、この1週間は頭の中がラムスプリンガシリーズ一色の毎日でした。すごく心が満たされた1週間でした。私がBLを読むようになる前、このような素晴らしい作品が既に世の中にあったんだと思ったら胸が震えました。もっと早くに出会いたかった。
明日、注文していた「ラムスプリンガの情景」の紙版が届く予定です♪
このシリーズ作品は完結を迎えてしまったけど、紙版3冊を本棚に並べて、私にとってのラムスプリンガシリーズのムフムフタイムは始まりを迎えたばかりです。シリーズ全作電子でも購入して、紙版でも揃えたコミックスは初めてかも。いつでも側に置いて今後もずっと楽しんでいこうと思います。
本編終了後のお話がこちらに描かれていました。
トレヴァーと、ジーンと、カレンと、トレヴァーの甥っ子のジーンがアイススケートに行くお話なのですが、
そこでジーンとジーンが色々と話をします。
その話の中でフラグを感じたのですが、
そのフラグをいつか回収できる日がきたら…と思いました。
この『親愛なるジーンへ』は、この小冊子を含めての作品だなぁと、小冊子を読んで思いました。
なので今から読む方は、是非この完結記念小冊子がついている2巻を購入して欲しいです。
はぁ…。
ほんとに1本の映画を見たような気持ちです。
素敵な余韻にもう少し浸りたいと思います。