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master ha koi wo shiranai
原作未読。
受けは喫茶店のマスター。
攻めは受けの店がある商店街の再開発を進める側の人間。
相反した関係である為、一波乱ありそうで、ない。再会ものでもあるのだが、大して感動にまみれてもない。
ストーリーの起伏が激しくなく、全体的に薄味。平常心でサラッと聴けちゃう。
受けは同性が好きなのではないかという描写がありまだ分かる。
ただ攻め側が、救ってもらった受けとの出会いの思い出を大切にしていたのは分かるけれども、受けを恋愛的な意味で好きになった理由が伝わってこなかった。
だからこそ、結ばれた喜びが特にない。
声や演技で良い男感は伝わってきたけれども、ただそれだけ。もったいないですね、岩崎さん攻め初めて聴いたのですが、耳がとても心地よかったです。もっと魂震えるようなストーリーで出会いたい。
BL作品ですから...と言われればそれまでなんですけど、軽くあっさりとした男同士のラブストーリーにはどうにものめり込めないなぁ。
でも推し声作品がある限り、聴き続けていくんですけどね。
原作既読。
純情な受けと過去に受けに心を救われた攻めの優しいお話。特別好きでも嫌いでもないプレーンなストーリーです。音声化してどう感じるか。
ここ最近、野島健児さんの主演作とても増えてますね。一旦出演が減った方がまた返り咲いてくれるのは嬉しいです。
そして、こちらの作品は岩崎諒太さん初主演作品なので楽しみにしていました。
手中に落としていいですか?の脇役での演技がとても良かったのと、某大人気コンテンツの芸人のキャラの演技が大好きなので待ってました。
受けは思ったより甘め、まったりした感じの話し方でした。スッキリした爽やかな感じかなと想像していたので、想像とは違ってました。
攻めは、イケボを意識し過ぎてる感じがして引っ掛かりというか個性がなかったかな。
キャラ自体がスマートなイケメンなので、個性を出しにくかったのかもしれないんですが、ちょっと面白みが欠けました。
幼少期の振り返りシーン、受けは女性声優さんがちびっ子の声を担当されていましたが、攻めは岩崎さんが担当されていて違和感なかったです。
もっと感情の振り幅があって表情豊かな役柄を岩崎さんに演じてほしいなと思います。
キャストトークで、まさか初共演がこんながっつり絡むお仕事になるなんてねーっと和気あいあいと話されていました。先輩との共演、緊張もするだろうけど優しく受け止めてもらえたんだろうなって空気感が感じられました。