てんてん
gokudou san ha mimamori jouzu na papa de aisaika
本品は『極道さんは見守り上手なパパで愛妻家』の
アニメイト限定ペーパーです。
本編後、山田が史への謝罪の外出するお話です。
山田は腕に山ほどのぬいぐるみを抱え、
ご機嫌で帰宅した史の後ろを歩きながら
どうしてこんなことになったのかとため息をつきました。
居間で佐知と共に史を迎え入れた賢吾は
山田に向けて意地悪くニヤリと笑って見せます。
そっちは楽しい時間を過ごしたようで、
とイヤミの1つも言いたくなりますが
そもそもの原因を考えると言えた義理ではない
と我慢します。
史は2人に今日どんなことをしたのかと
一生懸命に話していて
佐知に「良かったな」と言われていますが
山田にとってはちっともよくない1日でした。
史の体力は無尽蔵のようで
何度ももう帰ってはどうかと提案してみた山田に
そのたびに史は・・・
A4サイズカラー印刷で、右寄り2割弱でカバーイラスト、
左3割強にてSSが収録されています。
「やまださん、もうはんせいしてないってこと?」と
笑顔で脅してきたのです。
史は戸籍上、賢吾の息子ですが
佐知と言う存在を考えると本当にそうなのかという
疑問がないわけではありませんでしたが
今日1日史と過ごした山田は
史は間違いなく賢吾の息子だと痛感しました。
警官を笑顔で脅すなどそこらの子供にできるとしたら
たまったものではないからです。
それでも佐知に手を引かれて居間を出でいきかけた
史がお礼を言いながら浮かべた笑顔は愛らしく
賢吾に似たところなど見つけられなくなってしまいます。
その後は賢吾に惚気にしか思えない苦労を語られて
山田は砂糖を吐きそうだと告げながらも
自分には眩しすぎるくらいの純愛だと思う
・・・という山田の大変な1日のお話でした。
まぁ、ヤクザを利用しようとした図太い人に
言われたくないかもな自業自得な感じもしますが
東雲組に関わらない第三者視点の3人の様子が読めて
面白かったです。
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典は史達の庭遊びの顛末になります。