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yuuyoku no kishi no ichizu na renai
あの時の!なお話です。
レフがお風呂で総長アトスといよいよ話をつける日。
本当はゼインと3人でお風呂で話すはずだったのに…。
ゼインは若手を引き止めてはお風呂での二人の様子を聞き出し、さらにはアトスの部屋まで訪ねて本人から聞き出そうとして。
もうアトスの反応にゼインは妄想が止まりません!
腕立て伏せしてるのも、もしやレフと何が?
そんな事はつゆにも思わずアトスは、あんなきれいなお兄ちゃんにあんなこと言われて付け根をちろちろされて…、俺もまいったよって今度は腹筋まで始めて。
股間にきたぜって。
もうゼインはいてもたってもおれずレフの部屋に直行して。
レフの口から聞きたい!自分にもしてくれたことないのに!もしや自分は実験台だったの?と。
付け根をちろちろってどっちの付け根だ!と。
そりゃあ後日目も合わさずお仕置きされますわな。
罪なレフだこと。
と思い出していたゼイン。レフが2ヶ月ぶりに任地から戻ってきて。
なんとゼインが知らないうちにレフはみんなに羽繕いしてあげてて。薄布で仕切られた寝台で呻く仲間にゼインは部屋を出て…。
総長の部屋で不貞寝してたゼインをやっとレフが訪ねてきて。
もうレフが初めての恋人にすっかり甘えて小悪魔で。
ご褒美を与えたのはどっちなのやら。
もう!もう!もう!爆笑しました。
あのレフとアトスの和解の話をゼイン視点から書いてあるお話でした。
アトスに罪はないけれど、ゼインの心中を知らないアトスが意味深な言い方ばかりをするので、ゼインがレフを信じながらも妄想してしまうのが、とても気の毒でとても面白くて最高でした。
ゼインとの会話のやり取りを見ても、アトスがとても気持ちの良い人物だというのが分かります。
それにしても「もわっとにおいそうな脇の下をリネンでゴシゴシと拭いた」に爆笑しましたよ。何気にアトスに対する表現力が酷いです。
でもアトスとのやり取り後に、レフから直接聞きたくてゼインはレフの部屋に行ってるんですよね…。その時のレフの態度があれだったので、翌日の本編のゼインの態度に繋がるのだと納得しました。
このお話、ゼインの当時の回想から、レフが二ヶ月ぶりに新任地から鷹の巣に帰還した場面に変わるんです。
実はイルソによって改装された例の娯楽室の様子が気になってたんですが、今回のお話に書かれていました。もの凄い部屋になってました。
そしてレフに羽繕いして貰うのを待つベルクト達の様子に爆笑しました。
色々と思うところのあるレフが、元副総長だけが尊敬出来ると思ってるのにも爆笑です。
でも爆笑するお話にだけじゃなくて、ちゃんとレフがゼインを思ってて、ゼインも相変わらずレフに優しいんですよ。
本編は受け様であるレフ視点のみだったので、攻め様であるゼイン視点なのは嬉しい。
もっとも、レフ視点のみでも、ゼインの溺愛ぶりはよく伝わってたのですけどね。
レフがアトスと風呂で和解した、と知ったときのゼインの心中ですよΣ(・∀・;)
すぐさまアトスの部屋へ赴き、くまなく目を走らせる。
アトスから詳しい状況を聞きながら、エスカレートしていくゼインの妄想。
ドス黒いのに桃色って(;^ω^)
そんなゼインの心中がとても楽しい。
なんて事もあったよなぁ、と新任地より2ヶ月後ぶりに帰ってきたレフから、羽繕いをしてもらう為に並んでいるベルクト騎士達の列を見て思うゼイン。
部屋で拗ねていたら、レフが訪ねてきて、2人のめくるめく夜が始まる╰(^3^)╯
あの時のゼインの気持ちがよくわかったし、兼任している今の2人の様子も見れて大満足です
本編で、お風呂場でアトスに羽繕いをしたレフ。
アトスに激しく嫉妬しつつも我慢できなくなっちゃう、攻めのゼイン視点のお話です。
「付け根をチロチロされながら」…これ、羽繕いの話ですよね!!笑
羽繕いってえっちだったんだなあ…( ̄∀ ̄)
”付け根”とはもしや羽ではなく、アトスの分身のことでは!?とハッとし、いらぬ心配をするゼインに爆笑でした。
その後、二ヶ月ぶりに新任地から帰って来たレフが、二人きりの時に思う存分ゼインに甘えるのが可愛かった〜!
ベルクトと比べて小さなレフの手を、愛おしげにマッサージするゼインのほくほく顔が目に浮かびました。「だらしなく緩みそうになる頬を…」の文にも笑った〜!