kurinn
cosmetic play lover
「もしも棗に猫耳としっぽが生えたら」とのタイトルで、前巻で猫耳としっぽが生えた棗を佐橋が観察するお話でした。
棗にちゅっちゅっとキスする度に、棗のしっぽがぴんと立ったり、ふわふわ揺れたり、果ては佐橋の足にスリスリと巻き付くんです。
それに気が付いた佐橋が「…わざとやってんの?」と棗に聞くと、「ん?」とどうやら無意識のようでした。
それで佐橋が「…気が変わりました」と棗から離れると、しっぽがしゅんと垂れてしまうんです。
洗い物をする棗のしっぽを観察する佐橋でしたが、しっぽが下がった時に「棗さん 考えごと?」と背後から佐橋が抱き締めるので、「お前なんか 聡くなってねえか…?」とぶんぶんしっぽを振って棗が喜ぶので、「わかりやす」と思う佐橋なのでした。
しっぽは感情豊かで雄弁ですね。