kurinn
kare wa koi wo tomerarenai
「そうそう、こういう続きのお話が読みたかったの」と思う書き下ろしペーパーでした。
同棲して1年後も二人は上手く行っているようでした。
そして蒼も仕事が順調なようです。出張からの帰りの新幹線で、キャリアアップの為に辞めた元同僚の女性と偶然出会ってました。
そうです。辞める時に蒼に挨拶していたあの女性でした。彼女は今の仕事にやり甲斐を感じているらしく、表情の明るさからそれが伺えて、更に今夢中になっている音楽配信者の話を蒼に熱心に語るんです。
蒼は自分は詳しく無いからと聞き役に徹してるんですが、どう聞いてもその音楽配信者って雪郷なんですよ。www
そして品川駅で雪郷がホームで待ってるんですが、新幹線の窓には驚いた表情の彼女がいるんですよね。それでも気が付かない蒼なんですが、彼女からしたら連絡先くらい交換しておけばと後悔した事でしょう。www
蒼のおっとりさにニヤニヤしてしまいました。
本編終了1年後のお話。
出張帰りの新幹線にて、蒼は転職した元同僚の野々宮と偶然隣り合わせの席に。
野々宮は最近ハマっている音楽配信者のサトちゃんの話を嬉々として話してくれて。
無趣味な自分としては、ハマるものがあるのは楽しそうでいいなぁ、なんてヒトゴトのように蒼は聞いてますけど、サトちゃんって雪郷のことだよね!?
なんで気付かないんだか(^_^;)
鈍いなぁ。
そんな蒼が雪郷にとってはかわいいんでしょうね(*´ω`*)
と、なんとものんびりとしたSSでした。
本品は『彼は恋を止められない』
のフェア書店特典ペーパーです。
本編後、同居から1年後のお話です。
雪郷と一緒に暮らし始めてそろそろ1年ですが
雪郷は相変わらず優しくて
いつでも蒼を最優先にしてくれます。
今はゆとりがあるらしく
出張から戻る蒼と待ち合わせて
品川駅近くの店でデートの予定です。
そんな帰路の新幹線で蒼は偶然
以前同僚として働いていた野々原と隣席になり・・・
B5サイズ4つ折り片面にて
2人のラブラブな様子が綴られています。
蒼が野々原の近況を訊ねると
忙しいながらも充実した日々のようです。
彼女は今ある音楽配信者にハマっていて
誰かのファンになるのは楽しいと嬉しいです。
蒼は品川で下りて迎えに来ていた雪郷と
合流しつつ野々原を見送りますが
彼女はなぜか目を大きく見開いていて
やけに激しく手を振られる
・・・という偶然の再会話だったのですが
野々原のお気に入りの配信者って雪郷なので
蒼の鈍さにニマッとさせて頂きました♪
まぁ、こういう蒼だからこそ
雪郷も大切にしたいんだろうなぁ。
微笑ましいSSでした (^-^)v