kurinn
youseiryu wo kainarase
電子で1巻から再読していましたが6巻からはレビューをしていましたので、これからは未読だった電子限定をレビューします。
6巻の本編では竜泉学院のプロムナードの様子がありましたが、その前日の卒業式の様子は省かれてました。こちらの電子限定SSではその卒業式のお話でした。
慈雨と倖に対してのクリスチャンの態度に激怒した可畏が、本編で古い家族からの卒業と婉曲に言ってたのがクリスチャンとの関係でした。
その時の可畏の孤独な怒りがとても悲しくて切なく感じました。
6巻て表紙は可愛いのですが、内容的には不穏な要素がとても多いんですよね。
特に7巻からあの方が登場するので、可畏贔屓の私は引っ叩いてやりたくてしょうがありません。クリスチャンが何かしら開発して一気にお爺ちゃんになれば良いのにと、思って止まないくらいです。笑
さて内容ですが寮でヴェロキア達と可畏の秘書である五十村が守る中、潤と双子ちゃん達はモニターで卒業式の様子を見てました。
潤は可畏との出会いから双子ちゃん達が産まれるまでを思い出してウルっと来ていたようで、ヴェロキア達が慌てていました。
やがて式が終わって可畏が戻って来るのですが、潤が教えた「御卒業おめでとうございます」を言う双子ちゃん達が激カワなんです。
本編でも可畏に教えてもらった「ちちん、ぷい、ぷい」が言えなくて爆笑してしまいましたが、こちらも最高でした。
本編で可畏は潤の進路先に理解を示し、頑張ってダメだったら新たな道に進んでも恥じゃないと伝えていました。そして辛い時は我慢しないで可畏が見逃さないように苦痛に見合った顔をしろと言うんです。素敵な旦那さまです。
そして双子ちゃん達に言い聞かせる姿に、何て父親らしくなったのかと感動しました。
こちらのSSでは双子ちゃん達が卒業式の花を欲しがった時に、五十村から入学式の話か出てました。
10巻終了時ではまだ幼児だったので、ランドセル背負った慈雨と倖と幸せそうな可畏と潤の姿が見たいと思いました。
そう言えばミロ君も同級生ですよね…。
9月に出会って1年経って無い!