kurinn
boukunryu wo kainarase
ガーディアン・アイランドでの可畏とリアムの闘い後に、日本に帰国して5日後のお話でした。
可畏と潤はテレビで新作恐竜映画の予告編を見ていました。
そして潤はこの映画に可畏を誘うのです。前もって言うと映画館を貸し切りにしてしまうので、いきなり誘うという手を使ったのでした。
ここからの2人のやり取りと可畏の行動にクスッとさせて貰いました。
流石は天下の私立竜泉学院です。敷地内に3D映像と世界最高峰の音響設備の映画館がありました。しかも改装までしてました。
いそいそと連絡を取る可畏が可愛いです。この時に可畏が使用してるスマホが3巻で鍵となるアイテムになってる辺りが憎い演出だと思いました。
潤にはこうした大掛かりな愛もですが、ちょっとした可畏の気遣いの方に愛を感じるらしい事が書いてありホッコリさせてもらいました。
可畏がいかに潤を大事にしているか伝わって来ました。
しかも映画館はラウンジのシートが合皮に、メニューも潤の為に変えられていました。
そして1番の変化はシートの数を可畏が増やした事でした。
生餌二号のユキナリの話から、前は皆で見れなかったらしいです。しかも帰国してからの5日間で改装したらしく、可畏の心境の変化が著しかった事を知る事が出来ました。
ガーディアン・アイランドでの一件以来、可畏とヴェロキア達と生餌達は皆、チーム可畏になったのだとしみじみ思いました。それはそう願う潤の為なのだと思うと、可畏の成長を感じて嬉しく思いました。
残りのシート1つも潤の想像通りだと良いです。
2人で初めて行った映画の話をしたりして、イチャイチャしてたのも凄く良かったです。
本編のハワイから帰国して5日後の話。
潤が可畏を映画に誘うのですが、「お前がそういうと思って予め上映権を買ってある。校内で観れるぞ。今すぐに。」と言う可畏。
いやぁ!甘いんですよね!!!
構内の映画を見れる部屋のVIP専用ラウンジのソファーを
全部人工皮革にしてたり、そういう配慮も完璧です。
自分たち専用の席を作ってるところには
お金持ちさしか感じませんでしたが、
席が1つ多くて、リアムの話になったのは感動しました。
(あくまで潤の推測だけどそうだったらいいなぁ)
久しぶりに二人のほのぼのとした日常チックなものを読めて嬉しかったです。