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いじわる天使×おバカ悪魔のベタベタ甘々♡な恋人ライフが一転…… ソラが×××になっちゃった!?
ai wa kaen nari
前作ドラマCD拝聴済、原作既読済です。このCDは神レベルだと思います…泣
『愛は金なり』 の続編ドラマCD…前作『愛は金なり』で思いが通じ合ったエリルとソラのその後を描いた作品。前作が天使のエリルと悪魔のソラの出会いから結ばれるまでをラブコメ的な掛け合いを重点的に描いていたのとは打って変わって、結ばれた後の二人が陥るアクシデントとそれを乗り越える二人の様子を描いたシリアスもありほのぼのもありで胸に響く芝居が楽しめる本作だと思います。
というかとにかくソラ役の中島ヨシキさんとエリル役の古川慎さんの芝居が素晴らしい!
【中島ヨシキさん】悪魔ソラ役
この世界の悪魔ソラは生理現象で一時期若返りをしてしまう体質らしくエリルと両思いになった記憶を抹消し一旦赤ちゃんに戻ってしまう訳ですが、そこから新たにオトナであるエリルと対面し紡いでいく気持ちの変化や薄っすらと残る過去の記憶との混乱などの感情表現がとても繊細に演じられていたかなと思います。
気恥ずかしさからエリルに『好き』と伝えられない事を実はずっと後悔していた事に成長過程の段階で自覚し元に戻った時に素直に言えるようになる感情の揺れが見事だなぁと。
このお話の根幹でもあるだろうソラはいつか『好き』とエリルに伝える事ができるのだろうか、そして『エリルはそれでさびしくないの』というキーワード的な大事な台詞の言い方がうまいなぁと聞き入ってしまいました…。
トラック6…姿も記憶も元に戻ったソラがエリルととある街をめぐる…そこでの一つ一つの台詞がまた素晴らしく…エリルの過去を知れた喜びと過去のエリルの相手への嫉妬、そして小さな独占欲…など少ない台詞にこれほども濃密な感情を入れ込めるんだ…と感動する事しかりです。
【古川慎さん】天使エリル役
とにかく筆舌に尽くしがたい芝居のうまさ!!とにかくファンの方は聞いてくれ!としか言えません…(ほんとお願い…)
今回のエリルは自分の愛したソラが子供になってしまい自分との恋愛感情を忘れてしまった事に対する怯えや戸惑い、失意、諦観などの苦しく切ない思いを言葉にする事が非常に多くしかも極めつけは子供に振り回されるオトナの演技!
子供に慣れ親しんで来なかった人生を歩んできたエリルにとっての【赤ちゃんに振り回される】という芝居…こんな芝居されたら萌えるしかないでしょと言わんばかりであり他にも素晴らしいエッセンスが沢山詰まりまくったお芝居と台詞の玉手箱みたいな感じです。
この話の基軸でもあるだろう、自分との恋愛を忘れてしまったソラに対し新たに接する事ができるのか、それとも接しない方がいいのか…などの迷いの演技、自分がかつて味わった、相手が自分を見ながら過去の自分に思いを寄せているのが分かってしまった時の失望や哀しみの体験、それを同じように愛するソラに体験させるのか…その自問自答から腹をくくったエリルが出した答え『今のソラがいい』…そこに至るまでの情感がどう表現されているか…にかかってると思うのですがその芝居が古川さんがうますぎて…。
とにかくトラック5の芝居が凄まじいのです。
漫画だけでは分からなかったエリルの気持ちの振れ幅が役者さんが声を吹き込むだけでこんなにも生き生きとそして物語の深みがわかるようになるのか…と開眼し驚愕するかと思いますので何卒!
自分としては、このままのソラを受け入れようとプレゼントを買い帰宅した矢先、ソラが見当たらなかった時の恐怖と窘めと苛立ちを抑えた絶妙な台詞まわしやソラが元に戻った時の嗚咽をこらえながら優しく囁くエリルの台詞に鳥肌が立ちました…。
あとは…普通の台詞でもそこはかとなく色気がにじみ出ている古川さんなのにソラとの愛情を確かめるシーンのそのエロティックさ!言葉自体は別にエロくもないのに相手への気持ちを言葉に乗せて台詞を言うだけでこんなにもセクシーになるんだ…と耳を疑うばかりです…。どう言葉に表現したらいいのか分からないですが必聴です。
トラック6の…元に戻った後のエリルとソラの街を散策しながらの台詞もとても素敵なので原作を片手に聞いて頂くと発見の連続だと思います。愛は金なりⅡのドラマCDが聞ける世の中に生まれてよかった!少なくとも中島さんと古川さんのファンはとにかく聞いてほしい逸品です!
原作既読。今回はソラ君が子供に返ってしまう話で、
幼児と少年のソラ君を、こばぴょんこと小林大紀くんが演じていたわけですが、(こばぴょん、頑張った)
川原さんの筋金入りの溺愛ぶりも手伝って、ちゃんとかわいさが溢れていました。
ただ、幼児はかわいかったけど、少年はヨシキで良かったのでは?
あまり声が頻繁に変わると、キャラクターが重なっていかないのです・・・。
そしてこの作品は相変わらずBGMが素晴らしかった。
お洋服という視覚のチャームを失っても、ポップな感じがちゃんと残っていました。
様々な方々の頑張りの中でも抜きん出ていたのは、メギド(猫)役の河西君!
猫のままで台詞を喋る前作もすごいなーと思いましたが、今作では猫のまま
ソラといっしょに子供返りしてるんですよ。その演技完璧でした!
素晴らしいです、河西君!
最近続編について考えるのです。
前作が好きで、あの温度をもう一度!と思って飛び込むと
割と作品の空気感が変わっていて、冷たい思いをすることがあります。
もちろん作品の方向性なんて作者次第だし、役者次第でもありますが、
前作が好きで、応援し続けたファンの気持ちは、もっとどこかに届いてもいいのでは?
ちなみに今作はラブコメではなくなっていました。大分シリアスです。
特典CDは割と前作に近い温度でした。