狼王子とパン屋の花嫁 発売記念ペーパー 運命の出会い

ookamiouji to panya no hanayome

狼王子とパン屋の花嫁 発売記念ペーパー 運命の出会い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
狼王子とパン屋の花嫁(但フェア店購入時のみ)

商品説明

ノベルズ発売記念・フェア店限定配布書き下ろしペーパー
B5版4つ折り片面にてイラスト1頁+小説3頁
ミカルがマリカの墓参りに行くお話です。

レビュー投稿数2

気になってた部分が

冒頭のミハルとアレクセイが出会った場所に、挙式後しばらくしてから2人はやって来たようでした。

そこはミハルの大切な家族が亡くなった場所であり、アレクセイと部下によって間に合わせながらも葬儀をして手厚く葬ったお墓でした。

ミハルは家族が亡くなった事を受け入れられずに、アレクセイに誘われても今まで訪れる事が出来なかったようです。

その間もアレクセイが隣国に掛け合って、墓地を整備して守り続けていた事を知り、ミハルでなくても読んでてジーンと来てしまいました。

なんて気が利いて良い人なんだとしみじみしてしまいました。

王族なのにちっとも奢る事の無いアレクセイと、彼に仕える部下達は本当に良い人達です。

ミハルに出会った時の気持ちを告白するアレクセイも可愛いですよ。

3

2人の出会いの地で

本品は『狼王子とパン屋の花嫁』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、マリカの墓参りに行くお話です。

結婚式を終えてから数か月後、
ミハルはマリカの墓参りに行くため
伴侶となったアレクセイと共に馬車に乗り込みます。

馬車が止まったのは周囲の木々がまばらになり、
視界が開けた草むらの一帯は以前とは様変わりし
整地された墓地になっていました。

コンラート達警護の2人はその場で待ってもらい
ミハル達は墓地に向かいます。

ミハルは一際立派な墓の前で跪き
持ってきたるさーくの花を供えながら
ミハルは目を閉じて
これまで来られなかった事を詫びました。

ルサークでの暮らしが落ち着いた頃の休日に
アレクセイに誘われた事もありましたが
どうしても頷けませんでした。

ミハルはなくなる瞬間を見ていたのに
どうしても母の死が受け入れられなかったのです。
母がいないと言う事実を突きつけられるのが
恐ろしかったのです。

そんなミハルの心を変えたのは・・・

B5版片面にてミハルが母に家族を紹介するお話です。

アレクセイの存在と子供達を授かった事でした。

まだ赤ん坊の双子は乳母達に預けてきましたが、
もう少し大きくなったらまたこようとながら
母への祈りを終えます。

隣で跪いていたアレクセイも
長く胸の前で手を組んでいましたが
双子の誕生の報告と共に
ミハルの事は心配いらないと伝えていたと言い
ミハルは泣きそうになります。

アレクセイは
母の死を受け入れきれないミハルの代わりに
友好国のセラムートに交渉し、
マリカを埋葬した地を墓地として整備して
マリカの墓を守ってくれていたのです。

ミハルは改めてアレクセイに感謝し
その優しさに胸がいっぱいになり
涙が溢れて止まらなくなる

・・・というミハルがアレクセイとの出会えた
と合わせを改めてかみしめるお話になります。

アレクセイの実は・・・な発言もあり
短い中に本編裏事情的な逸話を盛り込まれていて
お得感の高いペーパーでした。

哀しみを超えて辿り着いた幸せを
大切にして欲しいです。

※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典は2人の結婚式のお話です。

3