てんてん
pheromone tantei mitsugetsu no Russia
本品は『フェロモン探偵 蜜月のロシア』のアマゾン限定特典ペーパー
です。
本編幕間、映がロシア訪問中の夏川家の面々のお話です。
各自が多忙を極める夏川家の面々が、珍しく家族揃ってくつろいでいた
週末の午後なのに、先ほどから1人暗雲を背負ってウジウジしている
拓也が盛大なため息をつき続け、美月は鼻白んだ眼差しで兄を見てしま
います。
拓也は映にかけた電話が全然繋がらないし、心配でたまらないと言うの
ですが、ロシアでは父の友人であるピョートル宅に泊まるのだし、拓也
の親友である白松が同行しているのだから心配など無用に思えます。
更に父からピョートルの私生活はわからないけれど客人を無下にするよ
うな人間ではないし、映を尊敬しているのだから相当なもてなしをして
くれるだろうと言い、少しは安心する拓也でしたが、気軽に会えていた
日々があまりにも幸せだったと気づいて、寂しさに胸がつまります。
そして拓也は・・・
アマゾンで紙版を購入すると別途電子配信されたカラーペーパー3枚分
の番外編になります。
「そうだ。ロシアに行こう」と言い出して、家族3人をびっくりさせる
のです。皆に思い切り怪訝な顔で観られた拓也は首を傾げますが、映に
会いに行くためだけで有給まで取ろうとする拓也に呆れられてしまうの
です。
すごく良いアイデアだと思った拓也ですが、皆に即座に否定されて益々
意気消沈してしまいます。そんな拓也を励ますべく、美月はピョートル
一課と過ごした時の昔のアルバムで、今と変わらぬ映の姿を堪能する
・・・というブラコンが過ぎて残念な拓也のお話でした(笑)
拓也って映と兄弟じゃなかったらかなり怪しい男ですよね。激しすぎる
けどブラコンの域は出ていないのが救いかな!?
今回も本作の特典はアマゾンWEB配信しかなくてアマゾン1択でしたが、
慣れてきたので問題なくダウンロード出来て楽しく読めました。
ボリュームが多いのも嬉しいですね (*^-^*)