条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
原作既読
五巻の部分を雑誌で読んでいるとき、ただただビックリした。
コミックス五巻をじっくり読んでもなんだか不思議な感じがした。
そしてこのCDを聴いたとき、『夜のむこう』のoff vocalを聴いたとき。
本当にドラムが秋彦が楽しそうで。「音楽が好きだ!!」って、言ってるみたいな飛び跳ねるみたいな気持ちの演奏で。めちゃくちゃ感動した。
ベースもどこかあたたかくて素敵で。ギターソロ、めっちゃ格好良くて。
もちろんLive editionの斎藤さんのボーカルもよりバンドっぽくなってて嬉しかった。演奏がgivenを演じてた。凄いなあって、心から思った。
もちろんドラマパートも素敵だった。
秋彦ってこんな男だったんだなあ…と改めて出逢った気がした。
雨月といるときの秋彦は格好良くてナイーブでやさしくて、愛しい男で。
春樹といるときの秋彦は自然体で甘えたで、年相応の可愛い男に見えた。
どちらが良いのか私にはわからない。
どちらも秋彦なのだろう。
けれど、人が他者に甘えるとき。それはある種の勇気と自信が必要なのだ。
愛されている、受け入れられるという自信。
この人は絶対に自分を裏切らないという信頼。
それに似たものを春樹は秋彦に与えて、彼を二十歳の男の子にしたのなら。
それは本当に素晴らしいことだと私は思う。
昔、日渡早紀先生の漫画の中で、「振られた方がいい男で、いい女なんだよ」というセリフがあった。中学生の自分には理解できなかったけれど。
今、雨月を思うと、本当だなあと思うのだ。
音楽の神様に愛されるということは同時に過酷な運命を背負うことなんだと、でもだからこそ彼の音は尊いのだろう。
蜷川幸雄さんが「役者はすこし不幸なぐらいがちょうどいい」みたいなことを本に書かれていたけれど、芸術とはそういうものなのだとしたら。
だとしても、いずれ雨月が楽に呼吸しながらも音楽にまい進できるそんな人が必ず現れると信じている。
個人的にはたけちゃんが大好きなので、最初のシーンもめっちゃツボでした。
願わくば、6巻もこのキャストで、作ってほしい。
本当に本当に大好きです。
素晴らしい演技、演出、音楽をありがとうございました。
心からの感謝をこめて。
BGM
『歌うたいのバラッド』 ~齋藤和義~