第2回ちるちる小説アワード。「魔法使い」というテーマで10000字の中にたくさんの思いを込めていただきありがとうございます!
■決定方式
2016年2月12日~2月28日間のユーザー発表 1pt
ちるちるスタッフ票 5pt
応募作品数 61作品
選考作品数 20作品
3月10日 最終結果発表
メインキャラ二人のコミカルで軽快な掛け合いが微笑ましく、会話からそれぞれの性格が掴みやすかったです。ライトノベル風のタイトルからコメディタッチの作品を予感させつつ、本編できちんとオトす構成にも驚かされました。また、禁術とされている『魔法』の内容がしっかりと組み込まれており、一万字という制限の中でストーリーがきちんとまとまっている点も高評価に繋がったのではないかと思います。
まさかこんなことになるとは思ってもおらず大変驚いております。何かを書いたことがある人間ならこういうところに素敵なコメントを書く自分の姿を一度は夢想したことがあると思いますが、そこで鍛えたはずの妄想力は全く仕事をしてくれておりません。そんなわけで何を言いたいんだかさっぱり分からない状態になる前に全力で感謝の言葉を叫んで〆ようと思います。本当にありがとうございました!
情景の描写が丁寧かつ美しく、流れるように展開する物語が印象的でした。『魔法使い』というテーマならではファンタジックなストーリーでありながら、安定した文体により無理なくのめり込むことができ非常に読みやすかったです。エロシーンもしっかりと濃厚で、字数の中でストーリーとエロが無理なく両立している点も特徴的でした。
「BL小説頑張れ」という心意気に賛同し、参加させていただいた「ちるちる小説アワード」。そこで準大賞をいただけるとは、望外の喜びです。第1回への応募がデビューのきっかけになったりと、個人的にも思い入れのある企画なので、今後もますます盛り上がってほしいです。最後に、編集部の皆様と、何より小説を読んでくださった皆様に、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました!
ハタケカカシ | 16/02/15 23:31 |
読ませる力のある作者さんだと思いました。
惹きこまれるいいお話ではあったんですが、作者さんの書きたい物を優先されたのかという気がします。
「魔法使い」というテーマからずれているように思いました。
にのにの | 16/02/19 12:36 |
「魔法使い」というテーマでこれを持ってきたところに惹かれました。
ファンタジーに走らず、でもきちんとテーマをクリアしていて、しっとり読ませてくれる。
会話も淡々としているし話に抑揚がないけど、短編でこの内容だからこそ淡々としたこの文章運びがとても合っているように感じました。
三人称視点固定だったのですが、読んでいて一人称?いや三人称?となったので、いっそ一人称の方が読みやすかったかなーと思いました。
読ませてくれてありがとうございました。
ひかこ | 16/02/15 18:52 |
予想通り、期待通りのハッピーエンドへ!と思ったら、
そこで終わらず、もう一つどんでん返しが用意されてたのにびっくり&ホロリ。
瀬戸くんの魔法、全世界に迷惑過ぎます(笑)が、全て愛の成せる技?
ちょっと遠回りだったけど、二人とも本当に良かったね・・・と、言いたいです。
あ・・愛は地球を救った?(笑)
ハタケカカシ | 16/02/15 22:35 |
タイトルに惹かれて一番に読んでしまいました。
タイトルからギャグだと思って読んでいたら、意外な展開にびっくりしました。
あまり文章を書きなれていない作者さんなのか、特に長文になると日本語がアヤシイところもありましたが、オチのきいた面白いお話でした。
山瀬みょん | 16/02/17 18:19 |
テーマ規定のせいもあり、オチの半分はすぐに読めてしまった
おかげで正直途中で投げようと思ったが、ちゃんと大オチが用意されてていたのが良いと思う
ただ、そこまで読まないと途中に張られている伏線っぽい物が単に推敲してないだけに見える上、
下手なんだか態となんだか分からない癖のある、小説として微妙な文体も相まって
最後まで読もうという気持ちを削られるのが難点
YUKINOYU | 16/02/25 19:19 |
フランスに渡米は無理ですよヾ(;´▽`A``
でも、なんか面白かったです。
読ませて頂きありがとうございました!
ハタケカカシ | 16/02/16 22:05 |
さすが安定の面白さでした。
ただこちらの期待度が高かったせいか、ラストはもう一ひねり欲しかったです。
こじんまりとまとまってしまったのが、惜しかったかな、と。
山瀬みょん | 16/02/17 18:28 |
壁尻ネタと魔法使いネタを組み合わせるというアイディアに脱帽
ただ、冒頭のインパクトが強すぎたせいで、オチが相対的に弱く見える点が残念
しかしBL小説に対する期待を裏切らないという意味では
そのオチの弱さも長所になり得ると感じる
月田朋 | 16/02/20 18:46 |
成長するキカイもおもしろかっですが、こちらも想像の斜め上、いや斜め後ろ?をいく内容で最後まで楽しめました!壁から生えた尻……エロおもろい…!!
ハタケカカシ | 16/02/16 12:36 |
まず文頭は一字下げましょう。
タイトルと内容があっていません。
他にもいろいろ突っ込みどころはあるのですが、それ以上に攻めが大変魅力的でした。
今回、ベスト攻め賞があったらぜひ差し上げたいくらいです。
ラブラブ、クレメンースッ!
山瀬みょん | 16/02/27 15:03 |
一万文字で非現代日本ものという難しい設定にも関わらず、
設定の披露に終始したりセルフ二次創作状態になったりせずに
作品として完成させているバランス感覚が素晴らしい
結末が若干ご都合主義な感じがするのは否めないが、
そうなって欲しいと読者が望みながら読み進められるよう誘導出来る位に
キャラクターが魅力的に描かれていると感じた
ハタケカカシ | 16/02/15 22:43 |
子供の頃のお話がほのぼのしていてかわいらしかったです。
ラストもオチがきいていてよかったのですが、ふたりが別れてからの主人公のあれこれは省略して、ふたりが交流を持つところから空港で出会うまでをリアルタイムで書いたほうが臨場感とリアリティがでたような気がします。
センチミリ | 16/02/21 21:35 |
前半の話では、無理に「魔法使い」というキーワードを使わなかった方が良かったのではないかと感じました。
もちろん最初の話の「魔法使い」と後半の「魔法使い」の間にはしっかりと繋がりがあることは読み取れますし
ある意味そこが肝なのは分かるのですが、
張られる伏線が最初の話に組み込まれておらず
中盤に主人公の回想という形で後出しされるのもあり、
ストンと来ないというか、「え…?」となってしまう人も多いのではないのかな……と。
なんて書いてしまいましたが、
一万字という限られた文字数で十年以上に渡る物語をこれだけ違和感なく纏め上げ、
驚きも用意させられる作者さんは素直にすごいと思いました。
勿論萌えと爽やかな読後感も。
YUKINOYU | 16/02/25 19:01 |
すてきなお話でした。
ベスト・脇役賞があるとしたら、きっとユカ先生です☆⌒d(*^ー゚)
読ませて頂きありがとうございました!