今回も、体中の血が萌えたぎるような、数々の名台詞が生まれました。そんなこと言われたら惚れるしかないだろ! という決め台詞を集めてみました。
憂鬱な朝4 |
「二十年も無駄にさせてしまったけれど…この先お前は自分のためだけに生きることができるんだ それだけでーー僕はすごく嬉しいんだ」
桂木が、それまで秘めていた思いをとうとう抑えることができなくなってしまった暁人の言葉。暁人の桂木を思う純粋な気持ちがあふれていると思うのです。
空衣さん
「当主として失格だろうと僕はもうお前しか好きになれないんだ」
暁人のセリフ。いや~、もうグッときました。
ポッチさん推薦
彼のバラ色の人生 |
「まずいカレーなんてないよ 夏樹さん」
コマノが夏樹に言ったセリフ。感動的な場面のあとに出てきたカレーは…。
絢香さん推薦
「なんで俺の未来を夏樹さんが決めんの? 俺の未来は俺のもんなんだけど 俺の気持ちを無視して勝手に決めないでよ」
ああこいつ、ちゃんと夏樹と向き合ってるんだなあ…あんな興味半分で近づいてきたくせにねぇ。
ヒカリルさん推薦
空と原 |
「俺先生のこと幸せにしてやるよ、二人幸せになろうよ」
他人の幸せばっか考えてるハラセンに若きソラノが諭すシーン。真っ直ぐで突き刺さる告白が印象的でした。
素敵なシーンは沢山ありましたが、こんなに鳥肌を立たせる台詞は他にはなかったです。 怒鳴って、走って、キスして、転げて、そしてあの笑顔で言うこの台詞、もう・・・すべてが眩しい。
江名さん ちはるぅむさん キハルさん推薦
二月病 |
「幸せになら誰とだってなれるけど、一緒に不幸になるなら、おまえがいい」
他人の幸千夏が蒼司に言ったセリフ。BLに限らず人間は幸せを求めるものですが、「この人と幸せになりたい」ではなく「一緒に不幸になるならこの人」という考え方にハッとさせられました。
匿名さん推薦さん
男の子と恋 |
「君を幸せに出来るのが僕だなんて それはなんて……幸せなことだろう…」
シーンの進み方もとても綺麗で、今でも頭の中に残っています。大好きな名台詞・名シーンです。
右乃さん推薦
狼は魔法を |
「早く…俺の“好き”に追いついてください」
終盤受けの台詞から。そう言って待てるくらいに樋口先輩を信じられたのがきゅんときたというか、読んでいて嬉しくなった台詞です。早く二人がラブラブになればいいなぁと心から思います。
キイチさん推薦
あの子とジュリエット |
「できるなら閉じ込めたいよ 誰かにとられちゃうのとか 想像したくもない」
同時収録『メランコリック・ボーイフレンド』の中のセリフです。かっこいいアイドルなのに、幼馴染で一般人の受けのことがだいすきで余裕がないところがすっごくかわいいです。
匿名さん推薦
狂おしき夜に生まれ |
「呪われた血を二つ混ぜて、呪われた一族をつくりましょう。」
貴将のセリフ。清澗寺家が生まれた原因の話なので印象深いです。貴将がこのセリフの後に続けるのが「二人分の宿業を負わせればいい」 なんですが子孫からすれば(勝手なこと言いやがって…)ですね(笑)。
弥夜さん推薦
ステノグラフィカ |
「これから先の人生、この人の身の上に一秒でもつらいことなんて降りかかりませんように、そのためなら自分は何でもできます、と思った。」
碧が西口を想うこのモノローグ。信仰心が特になくても、好きな相手にそう願うのはやはり愛ゆえ。そうでなくちゃ、愛してるとは言えないんじゃないかと、改めて再確認させられた気持ちになりました。シンプルな言葉が、胸に沁みます。
東雲月虹さん推薦
空の蒼 |
「生きてるぞ。お前も頑張ってるよな。」
この作品、何度レビューしようと本を開くたび、読み込んでは泣いてしまい、なかなかレビューできません。受けが病気持ちの為、氷の上を歩くかのように、静かに大きな楽しみを作るわけでもなく生活をしています。そんな彼に昔同じ病院にいた友人(攻めではない)から葉書が定期的に届くのです。彼からの葉書はいつも「生きてるぞ。お前もがんばってるよな。」と始まるのですが、この言葉が「最近どうだ? 頑張ってるか?」とかでなく、「生きてる、ここで息を吸っている、それだけで頑張ってる」って言ってくれてるようで泣きました。受けの暮らし方が自分と似ていて、たまにどうしようもなく辛い時があるのですが、何も言わなくてもきっとこの小説の彼は「頑張ってるよな」と葉書をくれるのだと思うと、もう少し諦めないでいようと思えます。何かあった時、必ず読み返して、彼らのメッセージに助けられています。
匿名さん推薦
笑っちゃいけないけど、この台詞をシリアス場面で聞いたら、堪える自信がありません。短い言葉だけど破壊力はめちゃくちゃ強力! 思わず吹き出すツボにハマったエロ台詞まで集めてみました。
担当の官能作家が変態でめんどくさい |
「乳首を見たら原稿が書けそう」
担当にお願いするも、このあと要求はエスカレート!
嫌よ嫌よも好きのうち? |
「……ムカつく。こっちは七つの頃からエロい目線で見てたのに」
大介は小学生の頃から裕貴のことが好きで好きで仕方なかったのねと萌えつつも、そんなしょーもないことを開き直って言うなよ、というツッコまざるを得ない台詞で素敵。
匿名さん推薦