匿名6番さん (1/1)
たまにレビューで見かける「構成が上手い」という評価ですが、みなさんは具体的にどういった作品に対して「構成が上手い」という感想を持ちますか?
できればストーリー構成が上手いと思う作家さんもあわせて教えてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
匿名6番さん (1/1)
漫画は映像等に比べて情報量が少ないので削る力
が無いと読んでて理解できない作品になりがち。
匿名5番さん (1/1)
・登場人物がどういう人で、今どんな状況にいるのか、冒頭で簡潔かつ自然に描写する。
・世界観の描写も必要最低限で分かりやすい。
・さりげなく貼られる伏線。
・適切な箇所でストーリーを盛り上げる。
・尻切れとんぼでなく余韻を遺すラスト
などでしょうか。他にも色々要素はあると思います。
はらだ先生や朝田ねむい先生が構成上手な作家さんだと思います。
BLではないですが、冨樫義博先生が私の中では構成部門のキングです。
匿名4番さん (1/1)
伏線の出し方と回収のタイミングが絶妙だと
構成が上手いと思うかなあ。
素人なので、そういう分かりやすいものに上手さを感じがちです。
単話配信されてるものだと、引きが上手いものなど。
まだ完結してませんが、ユノイチカさんの「夜明けの唄」はすごいんじゃないかと思いました。
単話最新話まで読んだ感じ、話数を重ねるごとに引きが強くなってて、完全に虜になりました。
匿名3番さん (1/1)
不自然ではないのに予想させない、というところかなと思います。
イイモさん「監禁25年生活」はすごいなと思いました。
匿名2番さん (2/2)
高遠琉加さんでした。漢字間違えてごめんなさい!
匿名2番さん (1/2)
読み終わった後、よくできた話だなあ、と感動したり、伏線がきいていてここでこうきたかー!と鳥肌立つような展開で且つBLに必要な萌えやエロもしっかり組み込まれている作品が好きです。しかも読みやすく続きが気になり一気に読まされる。売れっ子小説家はやはりそれを満たしていると思います。一穂ミチさん、木原音瀬さん、凪良ゆうさん、など。個人的には砂原糖子さん、高遠瑠加さん、可南さらささんなども好きです。
漫画だと西田ヒガシさんはストーリー、せりふ回し、タイトルなどがよく練られていてうならされます。映画的演出も素敵で何度も読み返しつつ新しい発見もあります。
正直、作品を読んで楽しませてもらうだけの側の人間なので技術的なことはわからないのです。
そんな自分が「巧みな構成だなぁ」と感じるのは
自分が知りたくてジリジリしている時にバーンと
もう一方側の視点での展開がキた時、です。
あと、たった数ページでも「この本に出会えてよかった」と思えるシーンがあったら、この構成は素晴らしい!と感じてしまいます。
>>3
「この構成は上手い!」と思った作品は、
・凪良ゆうさんの「美しい彼」
4章構成で、1・2章は片方視点だけ、恋を知り切ない切ないが続きます。もう片方の気持ちは全然伺い知れず、各章の末で謎の行動をします。
3章がもう片方視点。ここで読者は「え? そう感じていたの? そう思っていたの?」との意外な衝撃の奈落にスッコーンと落とされるんですよ。「構成が上手すぎ!」と思いました。
・榎田尤利さん「nez [ネ]」
全4巻。私はまったく気づかなかったのですが、1~3巻で描かれていてもおかしくないことがずっと書かれていませんでした。4巻で読者は「あ、そういえば!」と気づきます。つまり、榎田さんはわざと書かず、読者が興味を持ちそうな誘導しちゃいそうな文も1~3巻では、わざと廃したのです。
・秀香穂里さん「個人教授」
これはもう、最後の最後でどんでん返しです。
・ヨネダコウさん「囀る鳥は羽ばたかない」(これは一部のエピだけについて)
矢代と竜崎の出会いは物語前半早々に出てきます。
が、竜崎がその頃の矢代をどう思っていたのかどう見えていたのかは、後の方でポーンポーンと少しずつ少しずつ絵で差し挟まれていきます。その過去を振り返る竜崎の表情がしっかり描かれます。竜崎自身も自分の感情を当時は自覚してなくて、今になって迫ってきたのだ。かな?
(という表現になるよう構成しているんじゃないかなあ? とは私の勝手な推測です。まだ完結してませんから、不確かです。)
私見ですが。
作品は、文章や絵の上手さやストーリーの巧みさはもちろんですが、「では、それをどう伝えれば、自分が言いたいことがより効果的に伝わるだろうか?」(構成)が非常に大事になってくるのだと思います。
エピソードやキーポイントを、どう全体に差し挟んでいくか? みたいな。
例えば、小説なら単元の並べ方とかセリフと地の文のリズムとか、マンガならキーパーソンの初登場をどれくらいの大きさのコマでキャラをどんな服装でポーズで表情で?とか、かなあ?
以前、榎田尤利さんがnoteに、ご自分の小説の作り方を連載していました。(必読ですよ)
https://note.mu/edayuuri/n/n532f727af373?magazine_key=m642e9bc9dfe4
上記は一部ですが、榎田さんはプロット等をいくつもの付箋に書いて、その順番を入れ替えながら構成を練っていくそうです。
私は作家さんじゃないから、上手く書けませんね。う~、構成の上手さを説明するって、難しい。
匿名1番さん (1/1)
巻数は少ないのにストーリーの中で拡げた風呂敷を畳んでいる。メインだけではなく主要キャラ全員の話を描き切っている(スピンオフではなく、その物語の中でと言うのが大切です。)読んだ後に「これ以上のエンドはない!」と思わせてくれるような作品は構成が上手いと感じます(私の文章に構成力がないので、伝えたい事がまとまっていませんが・・・)。
スピンオフ、一つの物語にカプが何組も誕生しない作品なども本編の構成力が高い証拠かな?と個人的には思います。
作品だと日高ショーコ先生の「憂鬱な朝」なんて構成力の高さに感動通り越して驚愕しましたけど笑