BL未満ボーイズラブ以上ほとんどBLとしか思えない名作コミックや小説、BLなのに内容がスーパー突き抜けちゃってる衝撃作を紹介します!


神父×殺人鬼、考え尽くされたドラマに絡みつく、主人公の同性愛。日本漫画の巨匠が描く濃厚ボーイズラブ!!!
MW(ムウ) 手塚治虫
評者:カノアマスミさん
このコラムに寄せられた感想
2012年10月14日 匿名さん
No Title
美智夫ではなく美知夫です


2009年07月30日 カノアマスミ
藤棚さんへ
確かに。
私も映画見た後ブログで感想書いたんですよ。
そこに書いたんですよね~「原作読まないで映画先見た人は、もしかして映画のがいいって人多いかも・・・」ってかなんてか。
色々、確かにそうなんですよね。映画の方が何かと分かりやすい。ツッコミ所ぼろぼろあるからこそ、合間を縫ってけるんですよ。BL的にもそれ大きいかなぁ~?
うん、確かに映画のが妄想を挟む余地はあるかも知れません。
同人誌作るのにも、確かに元が整いすぎてると、作りようがない、みたいな?
まぁ、とは言え原作のは別にマジBLシーンだけがウリってワケでもないから、全体的に見ると原作のが深いんですがね~

ほうほう、出演者のコメントねぇ~そんな楽しみ方もあったとですか。それは中々興味深いカモ♪

今回の、神父役からしてかなりもう違うので、すごく心配してたんですよ。
ブログ散歩してれば「イイ糞映画www」とかもいわれてたり。

はっきり言って心配して損したって感じです。(つかでもキタイしてなかかったからこそよりギャップで楽しめた、とか 爆)

あ、ちなみに私が自分のブログに書いた映画の感想はココです。(一応貼っておこう・・・・・)
http://ameblo.jp/amanosumika/entry-10306779103.html


2009年07月29日 藤棚
この映画をハマって、5回も見てしまいました。
そういえばちるちるさんにコラムがあったな!と思い出し、
コラムを再読させて頂きました。大変面白かったです。

>「抵抗できない何か」が16年間ずっとこの二人を微妙な位置に保っているキーワードに違いない。
それは結城と賀来の関係性を考える重要なポイントだと思いました。
映画ではこの部分を「幼馴染で、一緒に地獄を経験し、共に生きてきた絆」
に変えているので。もしかして一般的には判りやすくなったかも?

ストーリーの面白さや完成度は原作が勿論「神」ですが、
BL的に萌えられたのは、どちらかというと私は映画版でした。
映画は突っ込みどころが満載で、穴だらけなんですよね。
しかしその穴というか隙間を妄想で埋めるのが得意な腐女子には、
大変優しくて、オイシイ映画だと思いました。
夏の祭典では「映画版・MW」本が結構出そうな気がします(笑)
逆に原作は完璧すぎて、萌える隙がなくて……

あとこれは、かなり邪道な楽しみ方かもしれませんが。
映画製作サイドの裏話や裏設定。役者が映画について語ったことなどを
頭に入れてから映画を見ると、かなり萌えます。
特に主演の二人が自分の演じた役についての考察が面白くて、興味深いです。
『結城と賀来は二人でひとつ。賀来は絶対に自分から離れない、必ず戻ってくると信じている』
と語る玉木君に対し、『二人はひとつというより、賀来的には求めても求めても足りない』と言う山田君。
二人は一心同体と考える結城と、もっともっとと貪欲に求める賀来の映画としてこの作品を見ると、
あっという間にサスペンス・アクション映画「MW」が、「両片思い擦れ違いラブロマンス」に早替りです。

映画は突っ込みどころ満載で、おいおいと思うところもありますが。
あちこちで酷評されまくるほどの、酷い作品ではなかったと思います。
長文コメント、失礼しました。


2009年07月29日 カノアマスミ
匿名希望さんへ
私は映画の神父へたれ攻めでも良かったんですが・・・・・うーん、まぁ主人公の性格もすこーし変わってますからね~
映画のだと、確かに受けのがしっくりくるかもですね。主人公の性格的にも。
原作の神父だったら、確かにもう見かけからして攻めですね、アレをあえて受けにしちまったら、なんかBL色強すぎ・・・ってか原作の色んな設定が生きなくなるとは思うんですよ。
まぁそれはともかくとしても・・・やっぱり、確かに原作と映画はもう完璧別物っすね☆


2009年07月28日 匿名希望
コラムと映画をみて
 私は事前の情報がないまま映画を見たので、コラムや原作の内容をしって驚きました!ホモっぽいな~て、みただけで原作にその要素がある事を知りませんでした。なんで、全く情報のない私視点では、結城×賀来でした^^;まさかぎゃくなんて…。ちょっと人選間違えてるとおもいます。賀来役が受け顔なので…。原作は原作、映画は映画とわけて視た方がいいのかもしれないと、おもいました。


2009年07月26日 カノアマスミ
べりぃさんへ
あれ、映画の方になくなっちゃったですか。マァそれは残念というか・・・うーん・・・・・
でも確かにまぁ、原作見てショック受けたとかのすぐ後だと・・・気持ちの切り替え的に難しいって人もいるかもですねぇ~

私も映画、実はすこい心配してたんですが、でもあれはあれで結構良かったって感じでしたよ。
意外に神父がかわいかった・・・・・なんかすごいヘタレっぽくて♪


2009年07月24日 べりぃ
コメントありがとうございます♪
はじめまして(^_^)べりぃと申します。【BL的MW】へのコメありがとうございます♪
あのブログ書いてから、しばらくして本が届いたので、読みました。
想像以上に凄く良かったです!!
お陰で、映画のほうには興味なくなりました(^▽^;)
登場人物のイメージがちょっと違うので・・・
でも、2ショットの宣伝ポスターには撃ち抜かれましたねぇ(≧m≦)


2009年07月05日 カノアマスミ
匿名さんへ
映画なんて、普通のとかでも、結構男女のベッドシーンとかありますしね。以前テレビドラマでつかこうへいの「ロマンス」とかあったし・・・(アレは男同士のそういうシーンありますから)
手塚治虫のだってやりゃいいと思うんだけどな・・・・・


2009年07月05日 カノアマスミ
ぎがさんへ
そーりゃ確かに神父、報われねぇ。(苦笑)

いったらなんですが、映画のストーリーに関しては、初めっからほぼキタイしてませんでしたよ私は。
「どろろ」とか「ガラスの脳」とかすさまじい事になってたもんなぁ~実写だけじゃなくってアニメとかもそうですけどね。
NHKで以前やっていた「火の鳥」ってのもあれひどかった・・・ミョーな駆け足だったり、二つの話が同時進行して、それが絶妙に絡んでて・・・ってのがウリな話なんか、一本丸々カットされてたし。「ブラックジャック」はちょうどジャストでもやもやっぽいイミシンな終わり方な話を、それ以上描いてフンイキぶち壊されるとか・・・・・ブツブツブツ・・・(コアなファンのぼやき)

って、まぁそれはともかくとして。(爆)
原作漫画な映画はシナリオがカナリ大変なことになる・・・ってのは、もうほぼジョーシキではあるんですが。
手塚治虫のは特に色々話も細密で、ぎちぎちですからねぇ~一つなんか崩せば他も連動して・・・みたいなの多いと思いますよ。

とりあえず、だから多少変わるのははなっから想定内ではありました。
むしろ、でもそれで考えたら、ぎがさんのコメ読んだら、「映画版、割とキタイ出来そうだ・・・」って思った位です。

あの配役だと、例の出会いのショタシーンは出来ないでしょうからねぇ~確かに。
そんでもって、ああいう深い結びつきでないと、大人になってあんな禁断の関係・・・ってのはちとナンですかね?
ってか、初めに助けて、後で殺人鬼・・・って変わり方は、ちとあからさま過ぎるかもなぁ~

最後、もやもやした終わり方になってたら良かったです。そこは私も気になってたんですよね、あそこの「ニヤリ」がものすごく好きなんですよね~
なんか、単なる復讐ってのじゃない、ってカンジがいいんですよ。後味悪い・・・「マズイっっもう一杯」ってカンジですかね?(爆)

映画、見に行こうかどうしようか今すっごい悩んでます~私今。
とにかくナニはなくとも鬼畜眼鏡玉木っっっ☆☆


2009年07月05日 匿名さん
No Title
ぜひ実写でこのシーンをやってもらいたいですよね!


2009年07月05日 ぎが
映画、見てきました
昨日さっそく映画を見てきました。
手塚MWは「原作」というよりは「原案」という感じの扱いで、映画では登場人物もストーリーもだいぶ改変されていました。
約2時間のクライムサスペンス映画としては、これもありだろうという感じです。
ただ割とアクションシーンに重きが置かれていて、人物の内面描写は乏しいのでそこに不満を持つ人もあるだろうと思います。
また冒頭のシーンがやや冗長で(まあ、このシーンで映画のテイストが決まるという点で、監督としては外せなかったのでしょうけど)、その分後半が駆け足な感じも否めませんでした。
でも手塚版同様のすっきりしない後味の悪さは残っていたので、その点はまぁよかったかなぁと思いました。

結城と賀来の関係についても、映画の物語上は「幼少時の事件の際に結城に助けてもらったため、賀来は結城に荷担せざるを得ない」という感じにしか描かれていません(そもそも配役からも明らかなように、年齢設定が手塚版と大幅に異なっています)。
しかしパンフレットによれば、監督は賀来役の山田氏に「全体的には伏せていますが、演技的には全開で」という指示をしたそうです。
そしてまた、賀来→結城をにおわせる場面はいくつか見いだせたのですが、結城→賀来をにおわせる場面はおそらくなかったと思います。
そのせいもあってか私には「賀来→結城の感情を、結城は分かっていて利用している関係」という風に見え、途中でつい「賀来、報われないなぁ…」とつぶやきそうにはなりました。

えびすこさんも書いておられます玉木氏のシャワーシーンは、物語の冒頭に近い部分で突如として現れたので、いったい何のサービスかと思いましたが、絞りきった体はたいそう美しかったですよ。
見せているのは背中だけですけど。


2009年07月05日 カノアマスミ
すいません、ミステイク
めいしんどろーむさんの名前、まちがえました・・・・・<m(_ _;)m>


2009年07月05日 カノアマスミ
すごく遅いレスなんですが
十架さんへ

当時、やっぱり色々衝撃だったみたいですよ~なんせ、ホモ丸出しだし。(笑)
手塚治虫って言えば、「鉄腕アトム」とか「ジャングル大帝」とかそんな感じの、子供向けってカンジのが多いですし、多分そっちとかしか知らないって人、少なくないでしょうね~

これ、映画の前に絶対コラムにしたかったんですよ。旬を逃してなるものかぁぁぁ~~って感じですね。

コラム書くのに、もう一度「MW」読み返しました。
なんか・・・神っスね・・・・・確かに。
って言うか、なんか-事件とか色々どの要素とってもすごい深いのに、BLとしても「神父と鬼畜悪魔の誘い受け」なんて、ちとツボマジ的確に押さえ込んでないか??? って感じします。

めいしんどりーむさんへ

コメ読んで、思わず (あぁ確かに) って深く頷いてしまいましたよ。
確かに、今「MW」については色々コラムっぽいのありますが、あぁいうのホモ要素とかについて語ったりしてないですもんね。(笑)
「ちるちる」だからこそこういうコラムも書けた・・・って感じですかねぇ~うんうん。
お役に立ててうれしいです☆

えびすこさん
マジですかー☆ まぁ私としては、玉木宏の純白ブリーフ姿とか見たかったのですが、なんか・・・こっちちは、あったとしても今の時代だとボクサーパンツかなんかに変えられてンぢゃないか? とか色々予想してはいるんですが。

玉木宏の鬼畜眼鏡だけでも、見たいです・・・ホモシーンもなくなっててもいいから!!


2009年07月04日 えびすこ
実写映画もセクシー?
玉木さんのシャワーシーンがあるみたいです。
人物設定が違うみたいですが、映画のポスターが「なんとなくショタな感じ」と言ううわさ。



2009年06月27日 めいしんどろーむ
ありがとうございます!
映画化の話を聞いて、どんな話なのかなぁと思っていたのですが、どの評価、あらすじを読んでもピンときませんでした。それが今日カノアマスミさんの紹介文(?)を読ませていただき、ものすっごく読んでみたくなりました。ありがとうございましたm(_ _)m


2009年02月05日 十架
やはり神だ。
MWは中古店で買って読みましたw
ミステリーの深さもさることながら、主人公と神父の関係も現代の耽美・BL作品に通ずるものがあって、「手塚治虫すげぇー!」と絶賛しちゃいましたよ☆
主人公は誘い受けだーwとニヤニヤしながら楽しんで読みました。本当に王道。
映画化にあたり、そういった要素はなくなってしまったのが残念です。
友情・同情のように描かれてしまうには主人公と神父の繋がりが弱い気がしてなりません。
この当時はどういった反応だったんでしょうね。
サイコも好きな自分にとっては二度楽しめる作品でした。皆におススメしたい…。


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