つきあって8年になる千秋と和馬。
ある日、彼らの元へ涙を流しながらやって来た幼なじみ・巴は言った。
「あゆをお願いっ…! 」
そうして、突然“パパ"になった彼らの生活は一変!
知識ゼロからの育児、仕事と両立する難しさ、邪魔される夜の営みetc…
あゆの存在は、2人の心と関係にも変化をもたらして…?
様々なかたちの“絆"を描く、愛に満ちたハートフル・ストーリー!
ゲイの男二人が、幼なじみだった女の子の娘を育てていくというお話。
BLには珍しく女性が結構でてくるので、地雷な方は読まないことをオススメしますが、
まぁ、なんせ、その娘(あゆみちゃん)が可愛い!!
受けの和馬は見た目はヤンキーっぽいのに主婦力が高く、攻めの千秋がヘタレという点も私的には萌えのポイントでした。
父と母として~というよりも、等身大の二人と女児が家族として~な雰囲気がすごく良い。
『家族になろうよ』が恋人から家族になる話でしたがこの前日譚『いつか恋になるまで』はタイトルの通り家族から恋人になるまでのお話でした♪
上巻は、家族愛に近い幼馴染の男の子2人の関係性が、思春期の多感な時期の身体の成長や恋愛や性への興味等を通じてお互いがお互いの想いを自覚し、恋人になるまでが丁寧に描かれています。
それがまたとても切なく、甘酸っぱく、そして思わずきゅんとしてしまう見事さでした。
両視点で描かれているのですが、千秋の片思いの切なさは勿論、千秋を幼馴染の親友だとしか思っていなかった和馬が、千秋からの告白を期にどんどん心が揺れ動いていく様子が見所かなと思います。
親友から恋人へ。
恋人という関係になったものの、なかなかその先に進めずに居た2人ですが、千秋の携帯電話の中身を見てしまった事を機にぴょんと一歩踏み越えてしまえばもう後は性春。下巻は若さあふれるベッドシーンが盛り沢山でした。
この「好き!」「抱き合いたい!」という気持ちでいっぱいの青臭い感じが良いですね。
千秋への想いを認めてからの和馬がとにかく可愛らしくて色っぽい。
若者が恋をしたり、悩んだり、信頼し合ったり…青春が詰まっています。
ラストも希望のあるハッピーエンドで、読後感の良い作品でした!
倉橋先生は登場人物たちの繊細な感情の動きや、幼馴染という特別な関係性を描くのが本当にお上手で、今作も本当に素晴らしい作品でした!
出版社:竹書房
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