最新レビュー一覧

寄宿舎の黒猫は夜をしらない(上) コミック

鯛野ニッケ 

ミステリー系BLの傑作(上)

◎プロットや設定が非常にしっかりしてる
◎キャラがとても魅力的
◎絵の繊細さがストーリーとマッチしてる
◎読者を飽きさせない物語の進め方
◎エロいのにお上品
◎上巻としての役割が完璧

どの角度から見ても最高な作品です。
特殊な地雷がなければ、誰でも結構楽しめると思うので
ネタバレを見ずに、とにかく読んでみてほしいです。
ミステリーの要素が好奇心をくすぐり
徐々に作品の世界観…

0

性癖ヤバめなオトコに愛されました。 コミック

bov 

甘くて、苦しくて、愛しい

恋人になって、幸せそうに愛し合う2人が本当に愛おしい。

もう見てるだけで頬がゆるむし、「あぁ、幸せになって…!」って心の中で何度も叫んでしまいました。
カップルの空気感が自然で、甘くて、全部が尊い。
思う存分、愛しまくってくださいねぇ……と思っていたのに。

気づいたら、明るい世界から一気に暗がりへ落ちていく。
過去は消えない。だから黒い感情が渦巻くのも痛いほどわかる。
「恋人だ…

6

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

はやく次巻を読みたい

全4冊中の第2巻。
キャラクター達があっちこっちで動いていますが、まだまだ、まだまだ謎が謎のままの状態です。
1巻はキャラクターの背景やら経緯やらが多く描かれている印象でしたが、2巻はそれらを踏まえた上での行動がメインのように感じました。キャラクターが動いているわりには、それほど事件解決への道筋は立っておらず、欠片のようなヒントをたぐっている状態です。面白いです。
主人公の上條、彼に関わる瀬…

0

俺が先に好きだった! コミック

トレタ 

三角関係より可愛さが勝ってる

◎絵が可愛い
◎キャラが可愛い
◎お話も可愛い

物語は一本筋ではありますが
三角関係から始まるので、読み応えはあります。
三角関係と言っても、いい意味でドロドロした感じではないので
可愛い〜って思いながら読みました。

純情系ヤンキー攻め×ド天然ふわふわ受けで
当て馬役は激重なスパダリ、個人的にめっちゃ刺さりました。
しかも、攻めが八重歯持ちで、八重歯萌えのシーンもあります…

1

夜画帳 7 コミック

Byeonduck 

執着のその先

間違えて6巻のところにレビューしてしまったのでこちらにあげなおし
ラストまで読んで、感じたこと
とにかく世間で言うところの執着攻めの中でも上位にくる執着攻め
執着しすぎて最初の頃は受けをビビらせがちだけど、執着の向かう先が受けを幸せにすることにも向かっていったため、ラストがとんでもなく泣ける素晴らしいものになったのがよかった
ラストシーンで再会するところ、何度思い出しても涙が出る
どうか…

1

夜画帳 6 コミック

Byeonduck 

涙で…

友人に勧められて読んだのですが、もう先が気になりすぎて、過去一のスピードで駆け抜けて読んだ気がします。
まあよくここまで不幸になることが出来るなと言うほどに辛いこと悲しいことが次々起こります
ただ、この作品の中でずっっと一本筋が通ってるのは、攻めの執着心です
これが、まっっっっっったくもって一つもブレないために作品にまとまりがきちんと存在しています
そして最後はなんといっても、攻めの執着心…

0

無口でコワモテな幼馴染とワンナイトしてしまった結果!~告白されてから過保護な溺愛がとまりません~ 小説

天城  おもい央 

焦がれる男たち

幼馴染のジェイドを追いかけて25年。
ライルの切ない片想いがせつせつと綴られ…。

ジェイドとずっとそばで一緒にいたい、一生の相棒になりたい。その一心で一緒に村を出て王都に来て騎士になったのに配属先が別れほとんど会えなくなり。

ジェイドに抱かれたい、強く抱きしめられたい!そんな願望がつのり、ジェイドに誘いを断られるとライルはワンナイトでジェイドに似た体格の男に抱かれ自分を慰める日々。

2

いじめて愛して コミック

きはら記子 

すごく良かった

すごく良かったです!
後書きを読んでさらに納得しました。

最初は「余裕があって大人な攻め×生意気で素直になれないぶっきらぼうな受け」だと思っていたのですが、読み進めるうちに印象がまったく変わりました。
攻めは実は余裕なんてなく、過去にトラウマを抱えていて、人当たりが良さそうに見えても心の中では自分から距離を取ってしまう――まさに“子供のまま大人になったタイプ”。
一方の受けは、素直にな…

0

ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

ガブガブマキ先生

何となくこの作品は朱音君視点のお話しかな?と思っていた所があるので、この作品タイトルである「ルビーレッドを噛み砕く」も彼を悩まず結晶に抗って壊す!みたいなイメージだったのですが・・・
今回のマキ先生の行動なんかを見てみて、この作品タイトルはマキ先生からの視点なのかも知れない?!と思ってみたりしました

そうすると、朱音君の為に煩わしく感じる事を取り除いてあげたいと思う気持ちで結晶を噛み砕くと…

2

としのさ夫夫 2 コミック

たつもとみお 

2人にしか伝わらない究極の愛のカタチがそこにはありました

"としのさ夫夫"の真髄を見た気がする。

究極の愛ってこういうことなのかなとか、永遠の愛ってこんな風に最期を迎えることなのかなとか、潤也が言ってることはかなり重いけどでも啓司にどこまでも誠実であり続ける姿には、ああ…もう泣けた……。
未来を語るだけなら何とでも言えるけど、潤也からは確実に自分が言ったことを実行するであろう本気度が感じられましたし、見送る方と見送られる方の立場から、あんなにも幸…

2
PAGE TOP