最新レビュー一覧

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

想いは時空と全てを超えて

両親が離婚し母親に引き取られた凉は十数年ぶりに父親に会う事に。凉の姿を見た父の反応は久しぶりな事だけではなく何か違和感が。
その直後にタイムスリップしてしまう凉!そこにいたのは22年前の幼い父で⋯。

父親だとわかっているのに果が可愛くて仕方がない凉。凉に惹かれていく果⋯。子供の頃の果は周りと馴染めず孤独なのだけど、運命のいたずらな凉への恋心が切なくて。
一線を越えたところで急にまた凉が現…

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酔いどれ恋をせず (1) コミック

橋本あおい 

最高のマリアージュ

嫌な顔ができない八方美人な性格から仕事も住む場所も失った利酒師の水澄は、バーで知り合ったノンケの誓と濃厚な一夜を過ごす。二度と会わないと思っていたのに、偶然再会し彼の店で雇って貰う事に⋯。

絶品の蕎麦を作る天才的料理人の誓と利酒師水澄の相性は最高なれど、なかなか素直にそれを認められないのがもどかしい。
酔ってる時の水澄が正直でめためた可愛い!
ほんとにノンケ?と思うほど誓のセッはポテンシ…

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シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

秘密を暴く時

夜光花先生の初期作品。
既に、ミステリ、サスペンス、そしてその中にも大変なドラマ性が織り込まれた作風というものが確立されていると思いました。

主な登場人物は、快活な青年・瑛司。そして、瑛司がギャルソンとして働いているフレンチレストランの若きオーナー・矢上。
瑛司は、火事で亡くなった矢上の弟・貴之に瓜二つで、貴之の死に責任を感じている矢上ははじめ弟のように可愛いと思いながらも、どんどん瑛司…

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ヤバめの恋は計画的に コミック

Mりあ 

No Title

コンビニでバイトしている琉輝には気になる常連さんが。ボサボサ頭に無精髭でだらしない感じなのにいつも良い匂いがする。
ある日スーツで現れた彼は見違える程イケメンで、彼も琉輝を「お気に入り」と呼びそのまま車に連れ込まれ⋯。

厘の正体は闇金で働く悪い人ででも心底怖くはなく何より本気で琉輝を欲していて、住む世界の違いなんてものともせず一緒に生きる覚悟をあっさり決めちゃう琉輝も侠気がある〜。
裏社…

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体で払って済まない話 コミック

Mりあ 

闇金シリーズ最高!

天性のヒモな八田はある日ナンパした女に奢らせていたところ、闇金の社長瀬戸と出会い名刺を貰う。瀬戸を利用できたら良いな〜と軽い気持ちで近づくも、瀬戸の方が何枚も上手でとんでもない奴で⋯。

八田ちゃんのお馬鹿でずるいけど可愛いとこが憎めなくて、瀬戸さんの底知れぬ怖さが引き立つ。これは狙われたら逃げられないよね。
違う意味でダメ同士な二人だけど、お互いに初めて本気で相手を好きになっちゃうのがめち…

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虚空の月 2 コミック

西本ろう  英田サキ 

作品は永遠に⋯

突然の訃報に驚いたのがつい先日のようで、まずはこうして2巻を発売してくださった事に感謝しかない。
ラストまでの英田先生の草案が読めて、見えない過去の謎が解け志堂と比嘉の二人がどうなるのかわかったのは嬉しかった。
でも最後まで完成した形で読みたかった⋯という想いも強くあり、何より英田先生西本先生がそうしたかったろうと思う気持ちが溢れて泣けてしまった。。。

改めて英田先生のご冥福をお祈りいた…

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知らえぬ恋は愛(かな)しきものぞ 小説

久我有加   

恋とはかくも愛しき

はー…本当に沁み入るお話。最高に良かったです。
終盤、思いがけず泣いてしまいました。。
久我先生ならでは!の関西弁にも、グッとくる。

明治が舞台、芸術家になる、何かになると言う夢破れ、
故郷に戻って小学校教師をしている智草(ちぐさ・受け)。

よいとこの末っ子坊ちゃんである彼が村の皆から慕われている描写に
胸がほこほこ、温かくなります。
特に女中のみねさん!

勘違いではあ…

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溺愛が止まらない寡黙な後輩による開発計略 コミック

猫野まりこ 

寡黙な男好き

九条くん、仕事はできる、ご飯は美味しい(カレー私も食べたい)夜は情熱的だし…さいっこうじゃないですか…。寡黙だけど熱い想いを抱えている男大好きです。仕事で疲れた夜に沁みる…!猫野先生、男!!!って感じの迫力がある身体を描かれるので好きなんですよね。眼差しがつよい感じなのも最高。遼さん九条くんにとろかされて気持ちよくなってしまうの良かったなぁ。気持ちがだんだん強くなって一緒に家に帰る過程からの気持ち…

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青嵐とピアス コミック

うみまりあき 

優しいお話に癒されました

デビュー作との事!おめでとうございます♡
前情報無しに拝読しましたが、鈴くんのお腹に空いたピアスの謎と青葉くんのグイグイ…とは違う近くでただ鈴くんを見守って一緒にいたいと思ってくれる優しさがゆっくり伝わってきてとても癒されました。

鈴は母子家庭のひとりっこ。青葉は兄弟も多い中の長男……できっとお兄ちゃん気質もあるんでしょうね。お腹のピアスに驚き、惹かれながらも鈴が一人で過ごす理由を知りたい…

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すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

好きです。とても良かったです。

英田先生のこの作品、最高に好きでした。もちろん神一択です。
ヤクザもの、人間臭い不器用な熱い男たち、最高でした。


偶然再会した加持と湊。
闇金で借金して追い詰められて、前半は快楽に流され、不甲斐ない加持にイライラします。
湊の加持への執着、加持を焚き付けて、怒らせて、追い詰める。
離れていく加持に対して、自分のことを憎むように仕向ける。
憎いと思わせることで、加持の中に、自分の…

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