total review:297282today:11
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
9/32(合計:312件)
柏枝真郷 槇えびし
renachi
ネタバレ
シリーズ最終巻?だけど、まだまだ続いて欲しい終わり方だった。ハリーの仕事面での成長と、二人の恋愛面での進展もあり、とても晴れやかな気持ちで読み終われる。ただ元彼絡みのトラブルの気配はあれで終わってくれるのか気になった。 刑事への昇格を打診され、恋人のドイルと仕事上の相棒になるかもしれないと悩むハリー。単に自信がないという話でなく、自分の失敗でドイルの足を引っ張ることを心配している。家族との関…
シリーズ二巻目も面白かった。この時代を感じさせる空気感が好き。ハリーとドイルの仲もゆっくり近づいており、二人の間にある超えるべき問題点がはっきりしてきた気がする。次巻で全て明かされるのか不明だが、続きがとても楽しみ。 前作からひと月ほどしか経っていないのに、ドイルは刑事の相棒をすでに五人も変えているらしい。相変わらずの一匹狼ぶりで笑ってしまう。今作は、そんなドイルの補佐役として、制服組のハリ…
80年代のニューヨークが舞台のお話で、刑事と制服警官のカプ。シリーズ一巻目の本作での二人は、身体の関係を持つようになり、一応付き合っている状態にはなったが、気持ちがついてくるのはこれからっぽい。続きが楽しみすぎる。 ハリーは気弱な性格で、腕力も射撃の腕もなく、警官としては頼りない。だが嫌な卑屈さは無く、適度に力を抜いている印象。まだ未知であったエイズの恐怖が蔓延する中で、流されるように溶け込…
月村奎 yoco
おぶもいもい
いつもほんわかあたたかい気持ちにさせてもらうことが多い月村先生の作品。 yoco先生も大好きなので迷うことなく手に取ったのだけど… これは思わぬところでだいぶ抉られたなーという印象です。 もう、律の母の言動すべてがムリ。 少しずつふたりの距離が近付いていく様子にドキドキしたり、わりとわかりやすく倫太朗にモーションをかけられても律には響いていない感じにヤキモキしたりと倫太朗と律の恋模様に…
幸崎ぱれす 北沢きょう
ゆうかのん
ホワイトライオン獣人で神の手を持つ、 超ハイスペドクターの獅堂さん。 ナチュラルボーン傲慢(ぱれす先生のこういう言葉選びが好き)な彼の話し方が 某アニメの彼の声で聞こえてきました笑 ユキノに恋をして、不安や嫉妬を覚えた獅堂さん。 獣人らしく耳やしっぽが雄弁なのも可愛かったです。 しっぽのフサ毛でこしょこしょ、うらやましい♡ 真面目にコツコツ努力家のユキノも恋愛初心者で すれ違いもあ…
英田サキ 葛西リカコ
ぱるりろん
餓死死体が発見されたところから物語が始まります。第一発見者はアメリカから一時帰国中の少年で、解離性同一性障害を患う祥。警視庁の刑事である上條が状況確認をしているところへ、かつて親交のあった瀬名が祥の保護者として現れる、というのが序盤です。 英田サキ先生の事件物、やっぱり面白いですね。骨太というか、ハードな感じが一般文芸の刑事小説みたいで、未完に終わってしまった「サイメシスの迷宮」を思い出し少々切…
宮緒葵 小山田あみ
アフロ大爆発
時代ものでどシリアスかと思いきやわりとノリがコメディ感もあり、すごく読みやすかった。 まさかの男が御台という設定も、地名をもじった設定も面白い。 攻めの貞淑な妻モードと荒々しい男モードのギャップもよかったし、受けの将軍が荒々しい男モードをわかっていながらも妻として守ろうとする所がいじらしくてかっこよくて可愛いくて好き。 先が読めない展開で飽きることなく、あっという間に読み終わってしまった。 …
滝沢晴 kivvi
ぷわっちょ
最高でした! 表紙を見て、受が何か気弱そうというか流されやすそうに見えるなー…それに子守かぁ…BLに子育て描写は求めてないんだよなぁー…と失礼ながら好みの問題で読むか迷いながら読んでみることに。 読み始めてすぐ、イラストを見て抱いた受へのイメージは完全に間違いだったと察しました。 真面目で正義感が強く、芯のある青年でした。 言動が良い意味で「普通の青年」で、オドオドし過ぎず、かといって…
木原音瀬 日高ショーコ
こんなに面白いBL小説を知らずに生きてきたのか自分はと最初読んだ時は震えました。 それくらい物語が濃厚で面白い。 こんなにもハラハラとこの2人は幸せになるか?と心配になる本は今まで読んだことがなかった。 上だけでは完全ハッピーエンドとはならず、ぜひ愛することまでの一気読みがおすすめ。 自分は木原先生の作品はこの美しいことがスタートだったんですが、一番この美しいことが読みやすかったです。…
綺月陣 小山田あみ
イデケイ
とにかくストーリーが読み応え抜群。ドラマを観ているみたいなハラハラ感、臨場感があり夢中になって読みました。 最後はちゃんとハッピーエンドでほっとして読め読後感も良き。 主人公トーマの前半からオネエキャラとしての生まれが丁寧に描かれていたのもドラマ性が高い。 濃厚で常に起承転結の転が続く面白い小説でした。最高。 自分は溺愛物とか一目惚れからのすぐ上手くいくみたいな物語が苦手なので、ここま…