三池ろむこさんのレビュー一覧

願いかなえば コミック

三池ろむこ 

中途半端かなあ

短編集。そこまで悪い作品ではなかったのですが、どれも中途半端な終わり方だったかなあと思いました;
その後の2人は結ばれるんだろうなあと想像できるんですが、もっと先の話も描いて欲しかったというのが正直な感想です。

『クリーンアウト』が一番好きな作品でした。美化委員の保里は同じ委員会の片倉に掃除ロッカーでキスされ、好きだと告白されます。
片倉がクールで黒髪で学ランで…かっこよかったですw

1

その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

キュン死☆

できます、この1冊♪
無意識にかわいぃ~ってつぶやいてしまいます(笑)
3つのストーリーがあるんですが、私的には2つ目の家庭教師×高校生がかなりどキュンしました☆
最初はちょっと強がりな高校生だったんですが、時間が立つにつれて可愛いらしさが上がってもぅどうしてくれよう♪ってイタイ感じになります(笑)

5

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

予想を遥かに超えるじれったさ

杉原さんの作品とあまり相性が良くないのかも!?
今まで3~4作読んできて、薄々そんな予感を抱きつつあったのですが、今作もやっぱり微妙に「う~ん…」と感じてしまいました。

(私個人のイメージですが)杉原さんの作品はじれったい話が多いので、今作もある程度そういう展開を覚悟しつつ読み始めましたが、予想を遥かに超えるじれったさにはさすがに辟易してしまいました(苦笑)。

高校時代の友人3人(真…

6

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ただのBLじゃない、ただのファンタジーじゃない、人間の「心」に迫る傑作。

元々イラストの三池ろむこさんが好きで手に取ったら、大当たりでした!
砂原さんの作品は、明るい作品と暗めの作品のほぼ2パターンに分けることができると思うのですが、こちらは後者。ずっと雪が降っているようなイメージでした。
とにかく切なかったです。一作目の後半から、ずっと泣き通しでした…。

主人公が「他人の心の『声』が聞こえる」という設定ですが、ファンタジーというジャンルに括るのか迷います。

6

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

ツボに大ヒット!!!

ほぼ全くエチ系シーンはないのに、とっても胸がドキドキする

シンプルライン や スローリズム もそうだったけど、この作家さん、登場キャラたちが、「自分の心の中の恋の存在を認める」って事を、実に丁寧に描いていく。

この作品も、全編を通じて、真野の繊細な心の揺れを、モノローグで丹念、丁寧に、ひたすら紡ぎ続けていく

で、
この、じれったいモノローグが、たまらなく、ツボ
じりじりと身悶…

3

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

『何で俺たちふたりのことなのに、おまえひとりで終わってんの?』

渡海さんの作品はわりと好きなのですが、
三池さんの表紙と帯の文句に惹かれて買いました。
ほんとに題名どおりのお話です。でも、買ってよかったなぁ!と、久々にはまった作品でした。

この物語もギャグに取るかシリアスにとるかは人によって違う気がします。
私は来生の初々しすぎるかわいさにニヤニヤしつつも、途中から読んでいてとても切なくなりました…。
「みっともない、恥ずかしい」と言って散々逃げ…

1

ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

部活もの

表題作は囲碁部の2人・白木と浅沼の話。
2人はライバルでよく囲碁の勝負をしています。浅沼は白木と向かい合って囲碁をしている時間が一番好きで、白木を見ているうちに普段の白木はと段々気になりはじめます。
この白木、すごく無自覚に浅沼がキュンとなること言いますw
「俺と向かい合ってるときは俺のことだけ考えてればいいだろう?」とか、白木が浅沼の家にきたとき「浅沼と会うということしか考えてなくて…他に…

0

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

学生歳時記と思春期と

友情なのか恋なのか、微妙な関係に苦悩する少年たちのお話。

シャイで付き合い下手な真野の親友・栗田(明るく活動的)が、ある日友人だと言って高東(外見が良く、近寄りがたいオーラをまとって大人びている。栗田とは親密)を連れてきたことにより、それぞれがそれぞれとの関係に揺れ動くさまが描かれています。三角関係のお話といってもいいかもしれません。

真野目線でお話は進みますが、彼ははっきり言って大変…

3

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

その果てには何があったか

海野幸初読み。
聞いたことのない名前だったが、シャレード掲載ということと、ケモ耳、そして三池ろむこの挿絵で読んでみる気になった作品。
ここしばらく軽いものばかりを読んでいたためか、初めは少し目が慣れなかったが、とてもしっとりとした文章を書く人だなと思った。
俗世から離れた山奥の古神社が舞台だが、土の匂いや木々のざわめく音、そして時間によって色を変える太陽や繋いだ手の温もりなど、久々に五感に訴…

6

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

ほんわりホワホワw

これは間違いなくカワ良かったです(*´∀`*)ポワワ
三百年前に狐の像に封印されてしまった紺。三百年ぶりに封印を解いたのは、名前も姿も同じ秀誠さん。
紺は秀誠さんが大好きで、大好きで、大好きで、大好きなんです!!!
とにかく甘い雰囲気がすごく上手です。
3百年も思い続けたとかすごく設定的にはときめくんですが、だからこそ、受けらしすぎる受けを想像していました。なので若干どうかな~と、苦手意…

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