三池ろむこさんのレビュー一覧

キラキラ コミック

三池ろむこ 

青春時代の片思い

読んでる間も青春時代真っ盛りでいいな~と思いました。
夢を追う皆の愛の形がキラキラしているのか、タイトルの「キラキラ」はぴったりだと思います。
脇役のキャラの恋愛が2つと、読みきりの話が2つ。
あわせて5つの恋愛が読めます。
どれも共通するのが、可愛い恋愛、じゃないかと感じました。
相手を思う気持ちにはやっぱりキラキラしているものがあります。
難しい話や設定はないのですっきりと読め、読…

2

キラキラ コミック

三池ろむこ 

きれいすぎる恋

みなさんの高評価を受けて購入してみました。
……が、私の好みではなかったかな~。

正直に言うと、「きれいな恋すぎる」という感想でした。
少しぐらい醜い部分があってこその恋愛だと思っている私には、物足りなかったです。
何年も思い続ける~というシチュエーションがすごく好きなだけに、その間の葛藤なんかが全く見えなくて残念でした。
そもそも、加地が真人を好きになった過程が好みじゃないのかも。…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ガラス細工

とっってもいいお話でした。
ある日周囲の人間の心が読めるようになった主人公の苦悩が、繊細なガラス細工のような文体で綴られてます。
そんななか、一途に自分を思ってくれる、心は真っ直ぐだけど見た目は無愛想な同僚に惹かれてゆく。
切なかったー。
人間の本音は醜いのに優しいのは何故だろう。砂原さんが上手いからでファイナルアンサー(古)。
あと、エッチが超能力言葉攻め羞恥プレイで、あまり言葉攻めには萌えな…

11

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

リアルな心理描写

順風満帆な人生を送っていた余村が、
ある日突然「人の心の声」が聞こえるようになってしまう。

いきなり備わった能力に驚き戸惑い、
人の本音と建前を目の当たりにし人間不信なった余村は、
努めて人との係わり合いを避け、
世捨て人のように暮らしていました。
そんな余村の耳に、温かく響いた長谷部の一途な言葉……

「心の声が聞こえる」というファンタジックな設定と、
砂原さんお得意のリア…

10

願いかなえば コミック

三池ろむこ 

中途半端かなあ

短編集。そこまで悪い作品ではなかったのですが、どれも中途半端な終わり方だったかなあと思いました;
その後の2人は結ばれるんだろうなあと想像できるんですが、もっと先の話も描いて欲しかったというのが正直な感想です。

『クリーンアウト』が一番好きな作品でした。美化委員の保里は同じ委員会の片倉に掃除ロッカーでキスされ、好きだと告白されます。
片倉がクールで黒髪で学ランで…かっこよかったですw

1

その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

キュン死☆

できます、この1冊♪
無意識にかわいぃ~ってつぶやいてしまいます(笑)
3つのストーリーがあるんですが、私的には2つ目の家庭教師×高校生がかなりどキュンしました☆
最初はちょっと強がりな高校生だったんですが、時間が立つにつれて可愛いらしさが上がってもぅどうしてくれよう♪ってイタイ感じになります(笑)

5

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

予想を遥かに超えるじれったさ

杉原さんの作品とあまり相性が良くないのかも!?
今まで3~4作読んできて、薄々そんな予感を抱きつつあったのですが、今作もやっぱり微妙に「う~ん…」と感じてしまいました。

(私個人のイメージですが)杉原さんの作品はじれったい話が多いので、今作もある程度そういう展開を覚悟しつつ読み始めましたが、予想を遥かに超えるじれったさにはさすがに辟易してしまいました(苦笑)。

高校時代の友人3人(真…

6

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ただのBLじゃない、ただのファンタジーじゃない、人間の「心」に迫る傑作。

元々イラストの三池ろむこさんが好きで手に取ったら、大当たりでした!
砂原さんの作品は、明るい作品と暗めの作品のほぼ2パターンに分けることができると思うのですが、こちらは後者。ずっと雪が降っているようなイメージでした。
とにかく切なかったです。一作目の後半から、ずっと泣き通しでした…。

主人公が「他人の心の『声』が聞こえる」という設定ですが、ファンタジーというジャンルに括るのか迷います。

6

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

ツボに大ヒット!!!

ほぼ全くエチ系シーンはないのに、とっても胸がドキドキする

シンプルライン や スローリズム もそうだったけど、この作家さん、登場キャラたちが、「自分の心の中の恋の存在を認める」って事を、実に丁寧に描いていく。

この作品も、全編を通じて、真野の繊細な心の揺れを、モノローグで丹念、丁寧に、ひたすら紡ぎ続けていく

で、
この、じれったいモノローグが、たまらなく、ツボ
じりじりと身悶…

3

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

『何で俺たちふたりのことなのに、おまえひとりで終わってんの?』

渡海さんの作品はわりと好きなのですが、
三池さんの表紙と帯の文句に惹かれて買いました。
ほんとに題名どおりのお話です。でも、買ってよかったなぁ!と、久々にはまった作品でした。

この物語もギャグに取るかシリアスにとるかは人によって違う気がします。
私は来生の初々しすぎるかわいさにニヤニヤしつつも、途中から読んでいてとても切なくなりました…。
「みっともない、恥ずかしい」と言って散々逃げ…

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