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杉原理生 三池ろむこ
むつこ
またかいっ!と突っ込んでしまいたくなった杉原理生さんの小説でした。 なにが『また』かというと、設定が、杉原理生さんの他の小説にめちゃくちゃ似ている。 ぐるんぐるん悩む、人付き合いがあまり得意ではない主役の受けの性格も、他の小説に似てます。 『よっぽどこういう設定のお話が好きなんだろーなァ』と、クスリ笑いつつ読みました。私もキライな設定ではないので、タダイマな気分です。 今回はスーパー三角関係のお…
三池ろむこ
ともじ
ネタバレ
趣味は読書。そう言い続けているけど、ここ数年、読書の内容は殆どBL。 そんな自分をちょっと客観的に考えてみた時、どうして男同士の恋愛に萌えるのか、そしてどうしてエロがないと物足りないと思ってしまうのか・・・すでに、エロ込みで「BL」というジャンルが私の中に出来てしまっているこの状況、BLというのは、いつからこんな風にエロが不可欠(って私だけ?)になったのか疑問に感じてしまいます。昔々、まだ世にこ…
「ここからどうする?」がすごく好きで、他の作品も気になって手に取った一冊。どこかで聞いたことがあるタイトルだと思ったら、CD化された時にチェックしたのを思い出しました。とみに物忘れが激しくなっている私に、半年以上経ってもそんなことを思い出させてしまうくらい、この作家さんは印象的なタイトルの付け方をするんだなーとしみじみ思いました。(ちなみにCDの配役は、鳥海さん×武田さんでした) 私の勝手なる持…
乱菊
もともとそう激しい描写はない印象の三池ろむこだが、今回は特にライトだった。 さすがに「全体的にラブってる感が薄いかな・・・」と本人も認めるほどで、それはもうキラキラで眩しくて瑞々しかった。 表題作はクリエイターたちが同居する一軒家での恋模様(と言うほど進展はないが)。 ただメインカップル以外に、その他2組のお話も含まれているため、ボリューム的には頁数がちょっと少ないかな・・・という気もし…
もこ
「・・・やだな、・・嬉しい」 この言葉に悩殺されましたヾ(o゚ω゚o)ノ゙ 「やだな」と来て「嬉しい」この二重奏。 セリフの使い方が上手いなと。 話は、幼なじみで昔からいっしょにいる相手から、そろそろ卒業しなきゃ・・あきらかに依存しすぎだぞ。 でも・・・・という話。 どちらかと言えば、ストーリー云々より雰囲気を楽しむという幹事かな~と私は感じました。 そもそも、ろむこ先生の絵…
ゆこみそ19
「もっと 俺を 構え」 という攻めのセリフにきゅんとしてしまった1冊です。 高校生、かわいい!!! 三池さんの描くキャラクターは、男の子の内側のかわいらしさがにじみ出ていて好きです。 大学生の家庭教師×高校生「ドロップアウト」の大学生も器用に不器用でかわいらしい。 8頭身の絵もかわいいのですが、デフォ絵がとてもかわいいです。 ほわわんとしながらも楽しそうな雰囲気で大好きです。
昔、無理矢理に犯した年下の青年が「好きだ」と突然やって来た・・・・。 犯した犯人としては複雑ですわな(笑 むしろ、その犯しているシーンが見たかったです。 ただ、やってきて馬乗りになり、自ら腰を振るシーン。 その後の、若妻風な家事のこなしぶり。 向けてくる笑顔がなんともいえません。 可愛いwwというか・・ん~・・なんっていうんだろうな。 若い、こんな奥さんいたらいいな~というか。 …
Coo
臆病で神経質っぽい、いかにも芸術家タイプの先生と、 ふら~っと迷い込んで、住み着いてしまった猫のような中原の間に 流れる濃密な空気に、独特の雰囲気というか、情緒を感じました。 先生の住んでいるおうちって、夏にはセミの声、 冬には雪が降る音が聞こえてきそうで、なんだか味がありますね。 同時収録作品の『ここへおいで』では、その後の一歩踏み込んだ二人が 描かれていますが、お互いに恐る…
ろむこサンの描かれるコミックスの中で、コレが一番好きです。 現段階では(笑 誕生日に何がほしいと聞くと「次に会う約束がほしい」という荒谷。臆病で、いつも控えめで。 自分がいれば良いといい続ける荒谷が可愛くて・・・。 何もいらないから、次に会う約束がほしいという荒谷が可愛いです。 とにかく可愛い。 逆に、テキトーに遊んで、金にも女の子にも不自由せず~な対比の西崎君。 でこぼこな…
水上
表題作シリーズが本当に、私のお気に入りです。 もうレビュー文を書くのが怖いくらいに。 とにかく、この雰囲気、さみしさ、暖かさ、読んでくださいとしか言えません。 表紙の渋くて暗い色味と、荒谷の切なげな瞳もお気に入りです。 本当に作品全体に、秋の冷たい風が吹いていそうな…。 私は少し寒くなってきた秋に読んだのですが、そのくらいに読むとまた一層いいです。表題作の2編は人恋しくなってきた寒さに本…