三池ろむこさんのレビュー一覧

幻の恋人 小説

大鳥香弥  三池ろむこ 

一度でいい。抱いてほしい。一生大切にする恋の形見が欲しい。

親友に対して秘めてきた片想いの話です。こういう話は大好きです。
小学生の頃から親友の信一を密かに想い続ける俊。何も知らない信一は、恋の悩みを俊にだけは打ち明け、俊の方は親身になって相談に乗るふりをしながら、心の底では信一の恋がうまくいかないようにと願うような生活を続けてきました。
親友だからこそ、好きになった女の子のことなんかもみんな知ってしまうという、なかなか切ない片想いです。
女の子に恋…

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幻の恋人 小説

大鳥香弥  三池ろむこ 

女装・片思い・一夜の想い出・・・そうあの名作のデジャブが!

小中高と一緒だった友人にずっと片思いし続けた主人公が、女の子を一人調達してほしいと頼まれ紹介するが、実はその彼女は主人公!
あれあれあれ~痛い作品で有名な作家さんの、絶大的人気作品にシチュが似ている、、
この感覚、最後までひきずってしまい、比較することとなってしまいました。

主人公・俊は幼馴染の信一が大好き、でも信一は女性が大好きで、恋愛から何から何でも話せる相談相手の親友としか見てもら…

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三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

ファンタジーだけど、ちゃんと現実も取り入れてます

妖と人間の300を超えた恋といえば、とてもロマンチックで壮大なイメージを持ちますが、本作は人間が「生まれ変わりなんて信じない」っていう人でしたから、300年の思いに流されるのではなくて、ちゃんと相手と対峙しようという姿勢があったので好感のもてるお話でした。

300年前好きだった人間の秀誠という男と引き裂かれ封印されてしまった白狐の紺。
300年後、全く同じ名前の秀誠という彫物師の男が封印を…

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キラキラ コミック

三池ろむこ 

男子同士のわいわいした同居生活

同じ人に、二度目の恋をしている。
他社で描いても薄い作家さんがルチルで描くと、さらに薄くなるんだなって
印象を受けました。

表題作は全7話+描き下ろし
一軒家をシェアして住むクリエイター系の青年たちのオムニバス。
3カップル?出てきますが、各カップル続きが読みたくなってちょっと物足りないかも。
BL要素は薄めでエロは全くありませんが、男子同士のわいわいした共同生活の雰囲気が
とて…

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キラキラ コミック

三池ろむこ 

なんか物足りないぞなもし

エロがないから不満ってわけじゃないんだけど、なんか物足りなかったです。
同級生とかキミログとか、爽やかでピュアでキュンキュンするレモンサイダー味路線のお話なんだろなァとは思いましたが、私の腐れ脳がピクリとも反応してくれなかったのです。
なんだろう、何が違うんだろう。
タイトルを引用すると、キラキラしすぎなのかな。受けも攻めも、まるで昔の少女漫画に登場する女の子のような行動や思考回路だな、なんて思っ…

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その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

台詞が上手い!

表題作「その唇をひらけ」
「もっと俺を構え」「俺のものになれ」とドストレートな攻・健司。
受け入れて、独占欲を嬉しいと思う受・たまき。
高校生カップルだし、初々しくて好感が持てます。
(俺のものに)「なるなら唇を開け」この台詞、うまい。
高校生が言うかなぁって感じだけど(笑)

「ドロップアウト」
表題作よりもこっちのシリーズの方がページ数が多い。
人間に無関心の攻・大学生家庭教…

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二次創作

love to live by コミック

三池ろむこ 

カオスだけどお得感満載の1冊

いつもながらの日常のラブラブなヒトコマあり
小十郎がちっちゃくなっちゃったら?な4コマあり
現代政宗×戦国小十郎あり、その逆もあり
現代設定で、二人で南の島でバカンスあり
(おまけに、何故か高城たくみさんのイラストまであり)
見事にカオスな1冊となっていて、色々楽しめます。

個人的には、小さい小十郎が可愛すぎてニマニマしちゃいました。
ここには慶次とかまつとかも出てきて更にカオス…

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二次創作

約束しよう コミック

三池ろむこ 

ろむこさんの小政+ケモミミ=最強w

別の同人を物色しに行って、まんまと表紙買いしちゃいました^^;
だって、ワンコ小十郎とちび猫政宗サマがおてて繋いでるんですよ!
ろむこさんの描く小政が好きで、ケモミミも大好物な人は
何が何でも読むべし!!

もぉね、1ページ目から萌え死ぬかと思いましたよw

はっきり言って、これは18禁じゃないんですよ。
しかも、小十郎と政宗は「できる」前だったりするんですが
それでも充分床ロー…

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その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

どこか器用じゃない人たち

「その唇をひらけ」「どうしても」
俺様で無骨な慎司と素直になれないたまき。高校生の幼馴染同士です。
昔も今も変わらず露骨にアピールしてじゃれてくる攻めに、受けはどぎまぎしっ放し。つい突っぱねて自分に来なくなると、途端にしゅんとしてしまう受けがかわいいです。くっ付いてからのモノローグが秀逸です。
お互いに不安になったり嫉妬したり素直になれなかったり。それでも最後はらぶらぶしてます。
あとがき…

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三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

三百年の果てにあった幸せ

絵買いして大正解!
普通に、『昔封印された』→『好きな人を待ち続けた』→『封印とけた』→『生まれ変わった恋人とEND』な流れかと思って読んでたんですが、なかなかに泣かせてくれました。

んで、例の如く脇役カップルに萌える自分にorz。
主役カップルも可愛かったんですが、やっぱりうわあああってなったのは、脇役カップルのお話の『光の先』。こういう、熟年夫婦みたいになってるカップルが好きで…

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